ワンダフル☆オポチュニティ – 鏡音リン・レンに命を吹き込むボカロ音楽制作サークルを徹底解説

ワンダフル☆オポチュニティ – 鏡音リン・レンに命を吹き込むボカロ音楽制作サークルを徹底解説

ワンオポといえば!『リモコン』によって有名ボカロPに


「ワンダフル☆オポチュニティ」の名前を一躍有名にしたのが、2011年2月16日に投稿された『リモコン』です。
作詞・作曲をじーざすPが手掛け、ワンオポとして初のニコニコ動画300万回再生を突破しています。(2022年6月30日現在)

歌ってみたが数多く投稿されたことや、アーケードリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA – 』シリーズに収録されたことから人気を集め、今や公式3DCGライブ&企画イベント『初音ミク「マジカルミライ」』の定番曲でもあります。

先日もプロセカに収録され、ファンの間で話題となりました。
投稿時から根強い人気を誇る色あせない名曲です。

小説化!マイナスPの『先生と少女騒動』シリーズ

シリーズものやシリアスな世界観の楽曲を多く制作しているマイナスP。
2014年には投稿曲の『先生と少女騒動』シリーズが小説化しました。


小説は『先生と少女騒動-第一審公判-』『先生と少女騒動-第二審-「被害者の日記」』の2曲を題材にした学園ミステリーとなっており、読むことで楽曲の意味をより深く理解できます。

2度目の大ヒットは某RPGモチーフのあの曲

ポップでコミカルな曲調で『リモコン』に続く大ヒット曲となったのが、2013年投稿の『しんでしまうとはなさけない!』です。
2022年6月30日現在、ニコニコ動画で175万回再生、YouTubeでは485万回再生を突破しています。


無邪気な王様(リン)と突然勇者を命じられた家来(レン)というキャラクター性が際立つ楽曲となっており、某国民的RPGをモチーフとした世界観・小ネタも相まって人気の1曲です

また、無茶ぶりをするリンとそれに振り回されるレンの構図から「リン・レンっぽさ」を感じられるのも、ボカロファンに愛される理由でしょう。

作詞・作曲をしたじーざすP自身、楽曲を作る時は「脳内のリン・レンならどう動くか」を重視していると述べており、本楽曲ではそれが多くのファンのイメージと噛み合っています。

また、2014年には続編として、『ぼうけんのしょがきえました!』も投稿されました。

プロセカに『にっこり^^調査隊のテーマ』を書き下ろし


2022年には、プロセカ内のユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」に書き下ろし楽曲を制作。
ワンオポのチャンネルにはリン・レンバージョンが投稿されています。

とにかく元気をもらえる1曲で、ポップでちょっと抜けているリン・レンの歌い方が「ワンダーランズ×ショウタイム」の5人ともマッチしています。
また、プロセカに合わせて「鏡音リン、鏡音リン、鏡音レン、鏡音レン、鏡音リン」の5人で歌唱しているのも、こだわりを感じるポイントです。

鏡音リン・レンのバースデーライブ・テーマソングを制作

また、ワンオポは今年、鏡音リン・レン初のバースデーライブ『Two you』のテーマソングも制作。
『Two you』は、リン・レンの設定が14歳かつ今年で発売14周年を迎えることから、お祝いとして開催された特別なイベントです。

ワンオポも今年で活動14周年
デビュー当時から鏡音リン・レンで曲を作り続けてきたボカロPがテーマソングを担当するのは、ファンとしても納得でしょう。

リン・レンがお互いのファンに呼びかけるコール&レスポンスは、ライブで盛り上がること間違いなし。
楽曲では言い争いをしながらも仲良しな様子や、同じ歩幅で歩いていく2人の姿が描かれています。

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