『ボッカデラベリタ』をはじめ、ダークな世界観の楽曲で数多くのヒット曲を生み出しているボカロP・柊キライ。
YouTubeの総再生回数は1億回を超え、話題を呼んでいます。
そんな柊キライの魅力は、エレクトロ・スウィングを中心とした独特なサウンドと歌詞へのこだわり。
今回は、柊キライのプロフィールや楽曲へのこだわり、おすすめ楽曲などをご紹介します。
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目次
柊キライのプロフィール
今日
・幼い頃暇すぎて泣いたことあるな…とふと思い出しました
・YouTubeのチャンネルの総再生数が1億回超えたみたいです🎉
・これは音がいい箱 己ィ pic.twitter.com/y0m45SKO9i— 柊キライ (@Kirai_dark) February 20, 2023
- 名前:柊(ひいらぎ)キライ
- 活動:2019年~
- 主な使用ボーカロイド:v flower(以下flower)
柊キライは2019年より活動を開始したボカロPです。
ボカロ音楽シーンの中では比較的新しいボカロPですが、YouTubeの総再生回数はなんと1億回を突破!
ニコニコ動画でも数多くの楽曲が殿堂入り・伝説入りを記録しており、現在大活躍中のボカロPの一人です。
また、Adoやanoといった著名なシンガーや歌い手などに楽曲提供を行う音楽家の一面も。
令和の音楽シーンを彩るクリエイターの一人でもあります。
そんな柊キライの魅力は、個性豊かな音楽と“韻”にこだわった中毒性の高い歌詞。
初期からエレクトロ・スウィングを中心としたおしゃれかつダークな雰囲気の楽曲を数多く制作しており、癖になるメロディで多くのファンを魅了しています。
歌詞にかける時間が音楽制作の9割というほど、楽曲のためにこだわり抜かれた歌詞も魅力のひとつ。
歌声は中性的な声質を持つflowerのみを使用しており、ボーカロイドには珍しいがなりや唸りを用いた力強い歌唱が特徴的です。
エレクトロ・スウィングとは、スウィングやジャズを中心とした音楽ジャンルのひとつ。
ダンスミュージックやEDM、ヒップホップなどのさまざまな音楽ジャンルが混ざり合って構成されています。
しかし、ボカロ音楽シーンにおけるエレクトロ・スウィングはやや捉え方が異なり、エレクトロサウンドとジャズ/スウィング系のおしゃれな雰囲気を用いたノれる楽曲全般を指す傾向にあります。
音が跳ねているように聞こえる曲や、退廃的な雰囲気の曲が多いのも特徴です。
【エレクトロ・スウィング系ボカロ曲の例】
ぬゆり『フィクサー』、栗山夕璃(蜂屋ななし)『ジターバグ』、Neru『SNOBBISM』、柊キライ『エバ』など。
ど~ぱみんの『サイケデリックによろしく』やかめりあの『ヒアソビ』といったダンスミュージック寄りの作品も、エレクトロ・スウィングと呼ばれています。
この系統の楽曲が好きな方は、ジャンルで調べてみると、新たなお気に入り曲を見つけられるかもしれません。