三浦宏規のプロフィールや出演作品を徹底解説

三浦宏規のプロフィールや出演作品を徹底解説

三浦宏規は、2.5次元舞台をはじめとした数多くのミュージカルで活躍している俳優です。

演技はもちろん歌唱力やクラシックバレエのスキルも高く、第49回菊田一夫演劇賞を受賞したことでも注目を集めています。

今回は、彼のプロフィールやこれまでの経歴、そして主な出演作品について詳しく解説していきましょう。

三浦宏規のプロフィール


名前:三浦宏規(みうら ひろき)
生年月日:1999年3月24日
身長:178 cm
趣味:野球(観戦含む)、花、植栽(生花など)、ショッピング

幼少期のバレエ経験

三浦宏規は三重県桑名市の出身で、5歳の時に熊川哲也のDVDを見たことがきっかけでクラシックバレエを始めました。

中学までは東海地方で活動しており、14歳のときに出場したコンクールで審査員を務めていた演出・振付家の上田遙に出会います。上田から「東京に来ないか」と誘われた三浦は、上田が東京で主宰する煌ダンスカンパニーに所属することを決めました。

高校も都内の学校を選び、本格的に活動拠点を東京に移すことに。東京行きは両親に相談せずに決断しましたが、咎められることもなく円満に上京を果たしました。三浦は両親について、「バレエのレッスン料も惜しまず出してくれて、一人っ子なのに14歳で東京に送り込んでくれた。すごく感謝しています」と語っていました。

地元にいた頃は熊川の持ち味である高いジャンプや美しい回転に憧れ、そればかり練習していた三浦。しかし上京してから自分の視野の狭さに気づき、表現の幅を広げるためにバレエ以外の技術も磨こうと決意します。

三浦宏規の経歴

初舞台から現在まで

2015年3月にはバレエをメインとした公演「Rock Ballet 義経」で義経役を務め、元宝塚男役の桐生園加やバレエダンサー・長澤風海などのメンバーと共演しています。その後同年5月に、三浦にとって初となる本格的なミュージカル「恋するブロードウェイ♪ vol.4」に挑戦することになりました。

そんな三浦が世間に広く知られるきっかけとなった作品が、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンです。三浦は2016年7月上演の「青学vs氷帝」から参加しており、原作でも大人気のキャラクターである跡部景吾を演じています。

この頃からファンの数も急増し、2.5次元俳優およびミュージカル俳優として脚光を浴びるように。2.5次元舞台を中心とした多くの作品に出演し、2019年4月にはミュージカル「レ・ミゼラブル」で歴代最年少のマリウス役に抜擢されました。

その後も「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」や「ヘアスプレー」など海外でも有名なミュージカルへの出演が続き、2023年にはミュージカル「のだめカンタービレ」と「フレンチロックミュージカル 赤と黒」、さらに舞台「千と千尋の神隠し」に出演。3作品での演技が高く評価され、第49回菊田一夫演劇賞を受賞しています。

2.5次元舞台での活躍

2.5次元俳優として知られるようになったきっかけは「テニスの王子様」ですが、それ以前には東京タワー内で上演されていたライブショー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION~Welcome to TONGARI Mystery Tour~」のモンキー・D・ルフィ役や、アニメの舞台化作品であるミュージカル「Dance with Devils」の立華リツカ表現役を勤めていました。

「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」のルフィ役は役者と声優が2人で1役を演じており、録音されたセリフに合わせて演技をするという形式。役者は三浦を含めた3人がトリプルキャストとして日替わりで出演していました。

また「Dance with Devils」は原作がミュージカルアニメとして制作されたもので、主人公の立華リツカは女子高生という設定。しかし舞台版には直接登場することはなく、三浦がダンスやマイムのみで立花リツカを”表現”しています。

どちらも直接セリフのある役ではありませんでしたが、バレエで培った三浦の身体能力が存分に発揮されていた役どころです。

ミュージカル「テニスの王子様」への出演以降は本格的な演技や歌、ダンスにも果敢に挑戦しており、ミュージカル「刀剣乱舞」の髭切役やミュージカル「陰陽師 〜平安絵巻〜」の源博雅役などを務めてきました。

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