Apple Music『はじめての宝塚歌劇団』 珠玉の名曲10選

Apple Music『はじめての宝塚歌劇団』 珠玉の名曲10選

舞台やショーの世界観を形作る上で、欠かせないのが舞台音楽です。

特に宝塚歌劇団では、全ての楽曲を生オーケストラで演奏しており、音楽性の高さも大きな魅力の一つとなっています。

そんな多くの人を虜にする宝塚の楽曲が、2024年から2025年に上演された作品を中心に、Apple Musicで「はじめての宝塚歌劇団」としてサブスク配信されました。

今回はその中から特におすすめの10曲をピックアップし、舞台の内容とともに紹介いたします。

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たゆたえども沈まず(アルカンシェル)

2024年2月から5月まで上演された花組トップコンビ、柚香光×星風まどかの退団公演「アルカンシェル」の主題歌です。

本作は、ナチス占領下のパリを舞台に、レビュー劇場「アルカンシェル」を守ろうとするダンサーのマルセル(柚香)と、パリの街を守ろうとするレジスタンスを描いた物語。

祖国への愛と恋人たちの絆をテーマとしています。

「たゆたえども沈まず」は、劇中でも繰り返し登場する言葉で、どんなに辛い状況下で流されようとも、決して沈むまいという、強いメッセージが込められた楽曲。

柚香がソロで歌い上げる姿は圧巻で、彼女の圧倒的なビジュアルとダンスと相まって、退団公演に相応しい一曲となりました。

Eternal Voice(Eternal Voice 消え残る想い)

2024年3月から7月まで上演された月組トップコンビ、月城かなと×海乃美月の退団公演「Eternal Voice 消え残る想い」の主題歌です。

ヴィクトリア女王統治下のイギリスで、主人公のアンティークハンター・ユリウス(月城)が手に入れたメアリー・スチュアートの遺品とされる首飾りを巡る超常現象と愛の物語。

超常現象を研究する女性アデーラ(海乃)との関わりを通して、国家を揺るがす大事件に巻き込まれる、ユーモアを交えながらもじっくりとストーリーを堪能できる、「芝居の月組」らしい作品です。

主題歌「Eternal Voice」は、運命の恋人であるユリウスとアデーラの切ない愛の軌跡を描いており、月城の柔らかく温かな歌声と海乃の凛とした美しい表現力が重なって、観客を深いドラマの世界へと誘います。

劇場の臨場感をそのまま楽しめる一曲で、多くの観客の記憶に残る楽曲と言えるでしょう。

鉄の叫び(ゴールデン・リバティ)

2024年11月から2025年3月まで上演された月組新トップコンビ、鳳月杏×天紫珠李のお披露目公演「ゴールデン・リバティ」の主題歌です。

物語は、19世紀後半のアメリカ大陸横断鉄道を舞台に描かれる、恋と冒険の西部活劇。

列車強盗団「ワイルドバンチ」の生き残りで、国家の金庫を強奪しようと企むジェシー(鳳月)と、国家機密の運搬に使う鞄「外交公嚢」を持つ謎の女性アナレア(天紫)を軸に、エンターテイメント性溢れる賑やかな作品となっています。

「鉄の叫び」は、躍動感のある旋律と月組生たちによる力強い歌声で、舞台のスリリングな雰囲気を完璧に表現。

新生月組の魅力をこれでもかと前面に押し出した、熱量溢れる一曲となっています。

PHOENIX RISING -IN THE MOONLIGHT-(PHOENIX RISING)

「ゴールデン・リバティ」と同時上演されたショー「PHOENIX RISING」の主題歌です。

トップスター鳳月杏の名前に含まれる「鳳=鳳凰=フェニックス」の誕生を華々しく描いた壮大なナンバーで、新生トップコンビの誕生を盛大に祝う一曲です。

鳳月の伸びやかな歌声と天紫との美しいハーモニーに加え、衣装もフェニックスをイメージした豪華なものとなっており、耳でも目でも楽しめるダイナミックなナンバーと言えるでしょう。

定家葛(宝塚110年の恋のうた)

2025年1月から4月まで上演された宙組トップスター、芹香斗亜の退団公演、かつ宝塚110周年を記念した和物ショー「宝塚110周年の恋のうた」の楽曲のうちの一つ。

トップスター・芹香斗亜演じる藤原定家とトップ娘役・春乃さくら演じる式子内親王の身分違いによる叶わぬ物語です。

宝塚110年の間に歌われた日本物主題歌の中で、ファンの人気投票によって選ばれた往年の30曲以上の名曲で綴っていく、ドラマ仕立てのショーとして話題となりました。

「恋の曼陀羅」「星逢一夜」「紫に匂う花」等数々の人気曲が披露される中、作品内で唯一の新曲として登場するのが、この「定家葛(ていかずら)」になります。

全8景で構成される本作の7景で歌われる本楽曲は、トップコンビ2人の美しいハーモニーで互いの恋の深さ、儚さを痛切なまでに訴えかけ、記念公演ならではの特別なナンバーとなりました。

 

 

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