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世武裕子×映画
幼少期から音楽と共にある人生を過ごしてきた彼女ですが、目指したのはなぜ映画音楽作曲家だったのでしょうか。
そこには、映画に対する深い愛情がありました。
そういえば、トリュフォーの生誕90周年上映が今日から始まってるじゃないの!
まずは東京と名古屋みたいだね。そのあと大阪か。全国順次上映ってことは、、、これは広島も来るんじゃないの!!!
映画館文化の最高峰といえば広島でしょう〜もってこーい🎏https://t.co/045DFVZeKL pic.twitter.com/7CL3mg6hEF
— Hiroko Séb/世武裕子 (@sebuhiroko) June 24, 2022
レンタル店で映画を借りたり、映画館へ行くためにお金を節約したりと、幼い頃から映画が大好きで見まくっていた彼女。
劇場でスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』を見たのが決定打になり、同作品で音楽を手がけたジョン・ウィリアムズが憧れの存在となりました。
過去のインタビューなどでは、映画音楽作曲家になりたいと思ったのもジョン・ウィリアムズの影響が大きいと語られています。
また、キョンシー映画の『幽玄道士』シリーズや、ディズニー映画の『ピノキオ』、スパイ映画の『007』シリーズなどにもハマり、影響を受けているようです。
それぞれの活動詳細とこだわり
映画音楽作曲家としての活動
2022年だけでも、映画『Pure Japanese』、『女子高生に殺されたい』、WOWOWドラマ『椅子』などの音楽を担当。
それぞれオリジナルサウンドトラックをリリースしています。
過去にはNHKの朝ドラマ『べっぴんさん』の音楽を担当したこともあり、大きな話題に。
同作品のスピンオフでは女優としてドラマ出演もしており、マルチな才能を発揮していました。
#べっぴんさん スピンオフまで観て下さったみなさま、本当にありがとう。とても良い思い出になりました。制作チームも大好きでした!
また、何処かでお会いしましょう🍀 pic.twitter.com/rvuI8VGdMT
— Hiroko Séb/世武裕子 (@sebuhiroko) May 6, 2017
また、映画音楽の制作については、「編集が終わっている映像を見てから曲を作る」というこだわりがある様子。スパンが短いドラマでは映像を先に見られないため、脚本やキャラクター、演じるキャストからシーンの雰囲気を想像して制作しているそうです。
さらに、自分の音楽が作品と合わないと感じたら、他の合いそうな人を正直に伝えてしまうというストイックな一面も。作品として良いものを作りたいという、映画への愛とリスペクトが感じられます。
シンガーソングライター・演奏家としての活動
2008年には、アルバム『おうちはどこ?』でシンガーソングライターとしてもデビュー。
ピアノを中心とした楽曲を数多く制作・歌唱しており、2011年にはGoogle ChromeのCMに出演したことも。
音楽を聞けば、「聞いたことがある!」と思う方もきっと多いはずです。
ちなみに、動画のとおりYouTubeで「01_piano」と検索すると、トラックごとの演奏シーンを視聴可能。キーボード、ギター、ドラムなど、さまざまな楽器を楽しそうに操る姿からは、多彩な才能を感じられます。
本人はシンガーソングライターの活動を、「こういうサントラを作りたい!」という音楽を詰め込んだ活動と述べており、世武裕子らしさが詰まった音楽を楽しめるのが魅力です。
数少ない、そして大好きな音楽仲間!#サカナクション #sakanaction こんなステキな形で迎える10年おめでとう。そして、本当に有難う。今回は特に、こういう形でライヴに関わらせてもらえて嬉しかった。アルバムはやくー!笑
— Hiroko Séb/世武裕子 (@sebuhiroko) October 1, 2017
また、世武裕子の楽曲には、Mr.Children、サカナクション・江島啓一、クリス・デイヴなどの著名なアーティストが演奏で参加。
反対に、世武裕子が鍵盤演奏家として参加する機会も多く、過去には森山直太朗、Mr.Children、チャットモンチー、サカナクションなどの楽曲・ライブに参加しています。