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【2024年】阪神タイガースの注目選手紹介!昨年成績や背番号も
ここからは2024年に注目したい選手を、主力選手・新外国人選手・期待の若手選手にわけてご紹介!
昨年の成績や背番号をはじめとしたプロフィールのほか、経歴やその強みについてもふれていきます。
【2024年】阪神タイガースの主力選手
近本光司
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生年月日(年齢):1994年11月9日(29歳)
ポジション:外野手
投打:左投左打
背番号:5
2023年成績:打率.285、8本塁打、54打点、28盗塁(盗塁王)
阪神タイガースの切り込み隊長として活躍する近本光司。
関西学院大学卒業後に大阪ガスを経由し、2018年のドラフト1位選手として入団しています。ルーキーイヤーは開幕戦から1軍先発出場を果たし、同年にいきなり盗塁王を獲得。
その俊足は彼の大きな武器となっており、プロ生活5年のあいだになんと4回も盗塁王に輝いています。
また近本は精密なバットコントロールや、足の速さを活かした守備範囲の広さも大きな武器です。走攻守揃った万能型プレイヤーとして、2024年もオールラウンドな活躍が期待されます。
大山悠輔
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生年月日(年齢):1994年12月19日(29歳)
ポジション:一塁手、三塁手、外野手
投打:右投右打
背番号:3
2023年成績:打率.288、19本塁打、78打点、3盗塁
阪神タイガースの中軸として活躍する大山悠輔。
白鴎大学卒業後、2016年のドラフト1位選手として入団しています。1年目は開幕を2軍で迎えたものの、シーズン途中から1軍に昇格し、それ以降はタイガースの主力選手として活躍を継続。
2023年には出塁率.403で最高出塁率に輝くなど、チームの日本一に大きく貢献しました。大山は阪神の生え抜きバッターとして30年ぶりに3年連続20本塁打以上を達成するなど、その打撃センスが高く評価されています。
昨年の19本塁打は物足りない数字に見えるかもしれませんが、本塁打が出にくい阪神甲子園球場がホームと考えれば少ない数ではありません。また高い出塁率でチームの得点に繋げるなど、目立たぬ部分でもしっかり結果を残しています。
2024年もチームの中心打者として、大いに活躍するのではないでしょうか。
中野拓夢
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生年月日(年齢):1996年6月28日(27歳)
ポジション:遊撃手、二塁手
投打:右投左打
背番号:51
2023年成績:打率.285、2本塁打、40打点、20盗塁
守備の要としてチームを支える中野拓夢。
東北福祉大学卒業後、三菱自動車岡崎を経由し2020年のドラフト6位選手として入団しています。
ドラフト順位は低かったものの、中野は開幕1軍入りを果たし1年目から盗塁王を獲得。この年の盗塁成功率は驚異の.938をマークしており、これは盗塁王獲得選手の最高盗塁成功率タイ記録となっています。
また俊敏性を活かした守備範囲の広さにも定評があり、2023年は二塁手コンバート初年度ながらゴールデングラブ賞を獲得しています。そのうえ164安打で最多安打にも輝くなど、打撃面でも大活躍を見せていました。
2024年のさらなる飛躍に期待がかかる、万能型プレイヤーです。
佐藤輝明
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生年月日(年齢):1999年3月13日(25歳)
ポジション:三塁手、外野手
投打:右投左打
背番号:8
2023年成績:打率.263、24本塁打、92打点、7盗塁
チーム1とも言われるそのパワーで、打線の中心となっている佐藤輝明。
近畿大学卒業後、2020年のドラフト1位選手として入団しています。大学時代には関西学生野球リーグのリーグ戦通算本塁打記録を更新しており、プロ入り後も開幕1軍入りしその打力を大いに発揮。
なんと1年目から24本塁打を記録し、2年目には球団史上最年少で開幕4番を任されることになりました。そして3年目となる2023年もその打力はまったく衰えず、チーム最多となる24本塁打をマークしています。
ちなみに新人時代から3年連続20本塁打以上を記録している左打者は、NPB史上でも佐藤のみ。2024年はさらなる成長も期待され、初の本塁打王獲得も視野に入っています。
森下翔太
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生年月日(年齢):2000年8月14日(23歳)
ポジション:外野手
投打:右投右打
背番号:1
2023年成績:打率.237、10本塁打、41打点、1盗塁
期待のルーキーとして、チームの起爆剤となった森下翔太。
中央大学卒業後、2022年のドラフト1位選手として入団しています。大学時代は1年春からベストナインを獲得するなど非凡なセンスを見せつけ、プロ入り1年目もいきなり開幕スタメンに抜擢されシーズンを通して活躍!
打率2割台前半と少々安定感には欠けるものの、持ち前の打撃センスで見事2桁本塁打を達成しました。また日本シリーズでは全試合で3番を任され、なんとシリーズ新人記録となる7打点をマークし優秀選手賞を獲得しています。
2年目となる2024年は特にバッティング面での進化に注目が集まっており、タイガースの中軸打者としての活躍が期待されています。
大竹耕太郎
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生年月日(年齢):1995年6月29日(28歳)
ポジション:投手
投打:左投左打
背番号:49
2023年成績:防御率2.26、12勝2敗、82奪三振
左のエースとしてチームの勝ち頭となった大竹耕太郎。
早稲田大学卒業後、2017年の育成ドラフト4位選手として福岡ソフトバンクホークスに入団し、2022年のシーズンオフに現役ドラフトで阪神タイガースに移籍しました。
ホークス時代は5年通算10勝と目立った活躍ができなかったものの、タイガースに移籍した2023年はなんとチームトップの12勝をマーク。防御率2.26、勝率.857と安定感抜群の成績を叩き出し、日本一に大きく貢献しました。
大竹は多彩な変化球で打者を惑わせアウトの山を築く技巧派タイプです。速球派重視と言われるホークスでは芽が出ませんでしたが、タイガースに移籍したことでその真価を大いに発揮しています。
2024年も先発の柱として、チームをしっかり支えてくれるのではないでしょうか。
村上頌樹
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生年月日(年齢):1998年6月25日(25歳)
ポジション:投手
投打:右投左打
背番号:41
2023年成績:防御率1.75、10勝6敗、137奪三振
右のエースとして阪神タイガースの先発陣を支えた村上頌樹。
東洋大学卒業後、2020年のドラフト5位選手として入団しています。大学時代から非凡な才能を見せていた彼は、プロ入り1年目からウエスタン・リーグの最多勝・最優秀防御率・最高勝率を獲得します。
そして2年目も2軍で好成績を記録し、2023年に本格的に1軍デビュー。なんと開幕から31イニング連続無失点というセ・リーグ最多タイ記録をマークし、そのままの勢いで最優秀防御率に輝きます。
そしてシーズン終了後には新人王とMVPに同時選出されることに。新人王とMVPの同時受賞はNPB史上3人目、セ・リーグでは初の偉業です。若手ナンバーワンピッチャーとして、2024年も歴史に残るような活躍が期待されています。