佐々木朗希 | これまでの経歴や成績、メジャー移籍や年俸などの最新情報を解説!

佐々木朗希 | これまでの経歴や成績、メジャー移籍や年俸などの最新情報を解説!

佐々木朗希のNPB時代

NPBの成績


鳴り物入りで入団した佐々木ですが、1年目は肉体強化をメインに動いていたため、公式戦登板はなしとなっています。翌年はフォーム調整などをしつつ、5月の埼玉西武ライオンズ戦で1軍初先発を果たし、シーズンを通して3勝2敗とまずまずの結果を残しました。

そして3年目となる2022年に、その才能が大きく開花します。この年は開幕からローテーションに加わり9勝をあげ、なんと奪三振では山本由伸に次ぐ2位にランクイン。圧倒的な球速とキレのある変化球による、奪三振能力の高さを見せつけました。

ただ2023年には先発試合数が減少し、成績も全体的にダウンしてしまいます。また佐々木がプロ入りして以降、ロッテは1度も優勝できていません。

2024年は佐々木個人としての活躍はもちろん、チームを優勝へ導くエースとしての働きも期待されているのです。

NPBで獲得したタイトル


NPB最高峰のピッチャーとして圧倒的な投球を見せている佐々木ですが、実は主要タイトルを獲得した経験がありません。

これまで手にしてきたのは月間MVP月間最優秀バッテリー賞が2回ずつ、あとはコミッショナー特別表彰などを手にした程度。

佐々木はこれまで規定投球回に到達したことがないため、勝利数や奪三振数を大きく積み上げることができていないのです。2024年は年間を通してローテーションを守り、是非とも初の規定投球回到達を達成して欲しいところ。

そうすれば最優秀防御率・最多勝・最多奪三振、さらには投手最大の名誉とも言われる沢村賞の獲得まで見えてきます。佐々木の能力を考えれば、そのレベルの活躍も決して夢ではないはずです。

NPB史上16人目の完全試合達成者!その驚異の記録とは


佐々木は2022年4月10日に開催されたオリックス・バファローズ戦で完全試合を達成。1994年に槙原寛己が記録して以来28年ぶり、NPB史上16人目となる偉業に、ロッテファンはもちろん全プロ野球ファンが驚愕しました。

さらに佐々木はこの試合で1試合19奪三振というNPBタイ記録、13者連続奪三振という世界記録までマークしてしまったのです。このニュースは大々的に報じられ、佐々木の名を一躍スターダムへと押し上げます。

これで波に乗った佐々木は、次の試合でも8イニング無四球・無安打の完全ピッチングを成し遂げ、17イニング連続無安打というNPB新記録、そして52者連続アウトという世界記録を樹立。

佐々木は球界最高峰の実力を持つピッチャーとして、その名を大きく轟かせたのです。

2023年のWBCで日本代表メンバーに選出


佐々木は2023年に開催されたWBCで日本代表メンバーに選出されました。チェコ戦で初先発した佐々木はそこで勝利投手となり、華々しく世界デビュー。

準決勝のメキシコ戦は3失点とほろ苦い結果に終わってしまったものの、アメリカでおこなわれたこの試合には、なんと60名を超えるメジャー球団関係者が集結していました。

これにより佐々木の注目度の高さが浮き彫りとなり、ファンから「近いうちにメジャーへ移籍するのでは」と囁かれることに。これまでNPBで無双を続けてきた佐々木に、次なるステージが見え始めたのです。

佐々木朗希はメジャーに挑戦する?

ポスティング移籍の可能性が浮上中


WBCで刺激を受けた佐々木は、これまで以上にメジャー移籍を意識するようになったと囁かれています。

彼は最短で2030年に海外FA権を取得できますが、それでは今後7年近くNPBでプレーを続けることになります。それを佐々木が受け入れるとは思えないため、メジャーリーグに挑戦するのであれば、ポスティングシステム利用による早期移籍が現実的だと思われます。

しかしポスティングで移籍するためには、所属球団の許可を得ることが必要です。実はメジャーリーグには25歳未満の海外選手を獲得する際に、契約金や年俸などを年間500万ドル程度に抑えなければいけない、通称「25歳ルール」と呼ばれる規定が存在しています。

そのため佐々木が25歳未満で移籍すると契約金が少額になってしまい、ロッテに渡る譲渡金もそのぶん安価になります。つまりロッテ側としては、佐々木が25歳以上になる2026年オフ以降でないと、ポスティングを認めるメリットがほとんどないのです。

今後は佐々木とチーム側でおこなわれる移籍タイミングの交渉も、大きな見どころになりそうです。

メジャーで活躍できそう?


佐々木はNPBの歴史でもほとんどいない、完全試合達成者のひとりです。国内で敵なしの活躍を見せている彼ならば、メジャーリーグでもほぼ確実に好成績を残せることでしょう。

しかも佐々木は20代前半で、プレイヤーとしてもまだまだ成長中。課題となっているスタミナやコントロールが改善される余地は十分にあるため、場合によっては日本人メジャーリーガー最高峰の投手、それどころかメジャーリーグ史上でも屈指の名投手に成長してしまうかもしれません。

彼はきっと世界中に名を轟かせる大スター、球史に残る大投手になってくれるはずです。

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