福岡ソフトバンクホークスの不動の4番打者として活躍している山川穂高(やまかわほたか)。
2024年シーズンから福岡ソフトバンクホークスに活躍の場を移し、チームの勝利に貢献しています。
本記事では、山川穂高の経歴や成績、年俸にいたるまで、その魅力を様々な角度から徹底解説します。
この記事を読めば、山川穂高の気になる情報をチェックできるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
山川穂高のプロフィール
・氏名:山川穂高
・出身地:沖縄県那覇市
・生年月日(年齢):1991年11月23日(32歳)
・身長:176cm
・体重:103kg
・投打:右投右打
・背番号:25
・ポジション:一塁手
・経歴:中部商業高等学校-富士大学-埼玉西武ライオンズ-福岡ソフトバンクホークス
・代表歴:アジアプロ野球チャンピオンシップ(2017)、WBC日本代表(2023)など
山川選手は富士大学を卒業後、ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団し、現在11年目のシーズンを送っています。
176cm、103kgの恵まれた体格から繰り出される豪快なスイングは必見です。
年齢は32歳で、経験豊富なベテラン選手としてチームをけん引しています。
山川穂高はどんな選手?
山川穂高は、圧倒的なパワーを誇るホームランバッターです。
左足を高く上げ、パワーを余すことなくボールに伝えるスイングが特徴です。
また、大きく足を上げてタイミングを取っているにもかかわらず、遅い変化球にも対応できる器用さを持ち合わせているので、投手からするとやっかいな存在といえるでしょう。
プロ入りまでの経歴
NPBで大活躍し、華々しい成績を残している山川穂高。
プロ入りまでどのような経歴をたどってきたのでしょうか。
ここからは山川選手のアマチュア時代の成績について解説します。
高校時代
山川選手は地元沖縄県の中部商業高等学校でプレーしています。
主に一塁手、外野手としてプレーし、2年秋から4番打者を務めるなど、チームの中心選手として活躍。
2学年下には、のちに埼玉西武ライオンズでチームメイトとなる多和田真三郎(現:六花亭)が在籍しており、ともに甲子園出場を目指したのです。
3年夏には沖縄県大会の決勝戦に進出しますが、島袋洋奨(元:福岡ソフトバンクホークス)を擁する興南高校に敗れ、甲子園出場を果たすことはできませんでした。
ポテンシャルの高さが富士大学野球部監督の目にとまり、特待生として富士大学へ進学することになったのです。
大学時代
特待生として富士大学野球部に入部した山川穂高。
富士大学は、岩手県花巻市に本拠地を置く大学で、所属している北東北大学野球リーグで21回の優勝を誇る名門です。
外崎修汰(現:埼玉西武ライオンズ)や佐藤龍世(現:埼玉西武ライオンズ)など多数のプロ野球選手を輩出していることで知られています。
山川選手は、そんな名門富士大学で1年春から4番打者を務め、秋季リーグでは打点王を獲得するなど活躍したのです。
また、2年生時、3年生時に大学日本代表に選出されるなど、大学球界を代表するスラッガーとして名をとどろかせました。
さらに4年生の時には、社会人野球を代表する選手が名を連ねた東アジア競技大会に大学生で唯一日本代表に選出されると、その中でも4番を務め、アマチュアを代表するスラッガーとして認知されたのです。
山川穂高のNPBでの活躍
大学卒業後、ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団した山川穂高。
プロ入り後、どのような成績を残してきたのでしょうか。
個人成績に加え、チーム成績についても解説しますので、ぜひご覧ください。
NPBでの個人成績
【NPBでの通算成績(2014年~2023年)】
・出場試合数:786試合
・打数:2,664打数
・安打:681安打
・本塁打:218本塁打
・打点:575打点
・打率:.256
・守備率(一塁手):.992
プロ入り1年目から1軍での出場を勝ち取った山川穂高。
1軍で本塁打を記録するなど存在感を示したのです。
2017年のシーズン途中から1軍に定着し、レギュラーを獲得します。
2018年シーズンは開幕から4番を任され、打撃が開花。
4月に11本塁打を記録するなど大活躍を果たすのです。
打線の中心として47本塁打を放ち、本塁打王を獲得しています。
また、2019年にも本塁打王を獲得するなど、NPBを代表するホームランバッターとして認知されたのです。
不振にあえいだシーズンもありましたが、2022年には本塁打王と打点王の二冠を達成。
2024年シーズンからは新天地である福岡ソフトバンクホークスで不動の4番打者として活躍しており、今後の活躍から目が離せません。
NPBでのチーム成績
山川選手が昨シーズンまで所属していた埼玉西武ライオンズは2018年、2019年にパ・リーグ連覇を達成。
特に2018年の打線は破壊力抜群で、森友哉(現:オリックス・バファローズ)、秋山翔吾(現:広島東洋カープ)、浅村栄斗(現:東北楽天ゴールデンイーグルス)らを擁し、圧倒的な攻撃力でパ・リーグを制しています。
山川選手は強力打線の中で、4番打者として活躍。
本塁打王を獲得するなど、持ち味を発揮しました。
2019年も勢いそのままに12球団トップの756得点を挙げ、パ・リーグを制しているのです。
このように埼玉西武ライオンズで輝かしい実績を残してきた山川穂高。
新天地の福岡ソフトバンクホークスをリーグ優勝に導くことはできるのでしょうか、2024年シーズンの優勝争いに注目です。
NPBで獲得したタイトル
山川選手がNPBで獲得したタイトルは以下のとおりです。
・本塁打王3回(2018年、2019年、2022年)
・打点王(2022年)
・最優秀選手賞(2018年)
・ベストナイン3回(一塁手部門:2018年、2019年、2022年)
上記のとおり、輝かしい成績を残しています。
いずれのタイトルも埼玉西武ライオンズ時代のものですので、新天地でのタイトル獲得に期待しましょう。