阪神・藤浪晋太郎とは?復活に臨む若き才能の現在と成績を紹介!

阪神・藤浪晋太郎とは?復活に臨む若き才能の現在と成績を紹介!


阪神タイガースの投手として活躍する藤浪晋太郎選手。制球難こそ目立つものの、打者を三振に取る力強い投球を披露してくれます。そんな藤浪選手の成績やプロフィール、そして現在について紹介したいと思います。

大阪桐蔭高校のプロ輩出人数やばいね

確か去年で38人だったかな? でも、輩出人数1位のPL学園はその倍以上の人数だよ

出身者だけでチームが作れちゃうね

今回は名門大阪桐蔭から阪神タイガースへと入団した藤浪晋太郎選手の経歴について紹介したいと思います。

藤浪晋太郎選手のプロフィールを紹介!

ここでは藤浪選手のプロフィールをまとめています。興味のある方は是非ご覧ください。

藤浪晋太郎の基本情報


出身地:大阪府堺市南区
生年月日:1994年4月12日(25歳)
身長:197cm
体重:100kg
投打:右投げ右打ち
背番号:19
ポジション:投手


上は阪神タイガース公式Instagramより。写真一枚目。

名門・大阪桐蔭高校出身の藤浪選手。チームのエースとして春夏連覇に大きく貢献し、世界野球選手権大会の日本代表にも選出されました。

その後、プロ野球ドラフト会議で、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズの4球団から1位指名を受け、契約金1億円+出来高制5000万円、年俸1500万円で阪神へと入団しました。

藤浪晋太郎選手の経歴を紹介!

ここでは、藤浪選手の経歴について紹介しています。

藤浪選手がどのような選手かを知りたい方は是非ご覧ください。

藤浪晋太郎の主なタイトル


最多奪三振:1回
月間MVP:1回
新人特別賞:2013年
オールスターゲームMVP:1回
オールスターゲーム出場:4回

制球難こそ目立ちますが、最多奪三振を記録するなど、打者を三振にする力は充分にあり、課題であるコントロールの改善が、今後の躍進へと繋がっていくでしょう。

高卒一年目にしてオールスターへと選出!

藤浪選手は監督推薦ではあるものの、高卒一年目のルーキーでありながらオールスターゲームへと選出されます。

大阪桐蔭高校の先輩にあたる北海道日本ハムファイターズの中田翔選手を相手にコントを見せるなど、野球ファンを大いに沸かせました。

3年連続の2桁勝利と最多奪三振

上の動画はルーキー時代の藤浪晋太郎です。見事な立ち上がりでソフトバンク打線を封じています。

3年目には最多奪三振のタイトルを獲得し、制球力に問題があるもののチームのエースとして活躍を見せます。

また、入団から3年連続の2桁勝利を記録し、高卒1年目から3年連続の2桁勝利を飾るのは、松坂大輔以来14年ぶりであり、史上9人目の偉業となりました。

藤浪晋太郎はイップス?

最多奪三振のタイトル、オールスターゲームには4年連続で出塁するなど、高卒1年目からチームに大きく貢献してきた藤浪選手ですが、制球力にやや問題があるようです。

一部のメディアや関係者から藤浪選手はイップスの可能性がある、とまで言われてしまいます。

しかし、藤浪選手は本当にイップスなのでしょうか。

問題のあった場面などを抜粋しつつ解説をしていきたいと思います。

MEMO

イップスとは、スポーツにおいて自分の思い通りのプレーが出来なくなる症状のことで、明確な治療法はありません。イップスが原因で引退することもあります。

2015年より崩れ始める

藤浪選手は元々制球力がそこまで高くなく、最多奪三振を獲得した2015年度において防御率は高かったものの、シーズンにおいての与四球が最多となり、暴投などが目立つようになりました。

藤浪選手の投じる球によってあわや乱闘となるシーンもあり、チームだけでなくファンですらヒヤヒヤさせました。

2016年には、右肩の炎症や当時の金本知憲監督の采配により、8回161球を投じさせるなどの無理もあり、身体的にも負担が大きくなっていました。

MEMO

金本知憲監督の采配は、メディアでも問題視され、一部では懲罰采配とまで言われています。

四死球の増加

メディアなどでも藤浪選手の制球に関して問題視されるようになり、試合を見るに四死球によって崩れる場面が多くなってきました。

また、2017年には頭部死球などで荒れる場面があり、同年5月26日にはリーグワーストとなる36四死球を与えたことから、自身初の二軍落ちとなりました。

涙を流してマウンドを降りる

二軍にて調整を進めていた藤浪選手ですが、二軍戦での登板の際には頭部への危険球を与え、自身初の危険球退場を言い渡されました。

また、二軍の調整を終えて一軍に復帰した藤浪選手ですが、2017年8月16日の広島東洋カープにおいて、相手の右打者2人に対して死球を与えてしまいます。

投手交代を言い渡された際には、マウンドで涙を拭う姿を何度も見せるなど、精神的にも追い込まれている姿に多くのファンから心配の声が挙がりました。

ちなみにこの時に死球を受けたのが、大瀬良大地選手と菊池涼介選手。大瀬良選手は投手であり、野球界において投手に死球を与えるのはタブーとされています。

藤浪晋太郎選手の現在

様々な意見が飛び交う、若き右腕の藤浪選手。

現在も投手として活躍をしていますが、一部ではイップスの疑いから投手から打者へ転向するべきだ、との声もあります。

2018年より一軍での登板が減る

開幕に向けて調整を行ってきた藤浪選手ですが、2018年の開幕では結果を残せず、6月15日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦においてようやくシーズン初勝利を挙げます。

調整はしたもののやはり制球難が目立ち、この年は僅か13試合の登板に終わってしまいます。

2019年はほぼ二軍での調整に終わる

2019年には一軍での登板はほぼなく、開幕から二軍での生活を送りました。

一軍では僅か1試合の登板に終わってしまいます。藤浪選手にとっては歯がゆい思いとなった年でしょう。

安定した投球をできないことに藤浪選手は「キャリア最低の年」と零す程でした。

球界を代表する投手、山本昌から指導

藤浪選手の制球難の矯正のため、2019年の秋と翌年の春には球界を代表する投手、山本昌さんからアドバイスを貰いました。

山本昌さんは中日ドラゴンズで活躍され、50歳まで現役選手として投げ抜いたレジェンド中のレジェンドとして有名な投手です。

藤浪選手の指導を任された山本昌さんは、中日ドラゴンズのユニフォームではなく、阪神タイガースの縦縞のユニフォームに身を包み、熱心な指導を繰り返しました。

その後、メディアを通じて藤浪選手はもう大丈夫との太鼓判を押して、藤浪選手を元気づけました。

過度な期待は藤浪選手にとって重荷となってしまうかもしれませんが、今後どのような活躍をするのか、期待が持てそうです。

MEMO

ただ、一部では阪神OBが山本昌さんのせいでコーチ陣の面子が立たないから追い出したという記事もありますが、詳細は今のところ不明となっています。

嗅覚異常・新型コロナウイルスの疑い

2020年の3月26日に新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして、PCR検査を行うと球団から発表されました。

藤浪選手曰く、数日前から嗅覚に異常を感じていたようです。

前途多難となっている藤浪選手ですが、まだ25歳という年齢なので、これから躍進してくれることを期待しましょう。

最後に…

以上、藤浪晋太郎選手の紹介でした。

投球に難があることは確かですが、誰よりも一番よくわかっているのは藤浪選手自身だと思います。

まだプロの選手としては若い世代にいる藤浪選手が、今後どのようにして躍進するのか、ファンの方は暖かく見守ってあげましょう。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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