今回の記事では、2019年のドラフト会議、北海道日本ハムファイターズが指名した選手をまとめてみました!
毎年、ワクワクするドラフト会議。今回、北海道日本ハムファイターズが指名した選手はどんな選手だろう?
それではみていきましょう!
目次
指名選手一覧
2019年に北海道日本ハムファイターズが指名した選手の一覧は下記の通りです。
今回、指名した選手は社会人5人と大学生4人、高校生1人となっています。
社会人や大学生の指名が多く即戦力の選手を集めている印象です。
もともと1位指名は高校BIG4の大船渡高校出身の、佐々木朗希投手でしたがハズレてしまいました。
しかし、河野竜生選手をハズレ1位で指名し、獲得に成功しています。
育成枠を含めた10名のうち5人投手を獲得しており、ローテーションの補強をはかっています。
2019年のシーズンは投手陣のやりくりに苦心したチーム事情もあってのドラフト結果だと思います。
即戦力となる投手を多く補強したため、2020年のシーズンでいきなりローテーションに入り活躍することも期待できます。今回選ばれた選手の1軍出場は意外と早いかもしれません。
昨年は、主力のケガによる先発陣不足で順位が5位と低迷しました。
昨年指名成功した吉田輝星選手に加えて2019年も多くの投手を獲得活躍日本ハム。2020年の投手陣の活躍が楽しみですね。
第1位:河野竜生選手(かわのりゅうせい)
・生年月日:1998年5月30日
・身長体重:174㎝82㎏
・出身チーム:鳴門高校→JFE西日本
・出身地:徳島県
・ポジション:投手
・投/打:左投/左打
1位指名で高校BIG4の1人である、佐々木投手はハズレてしまいましたが、社会人NO.1左腕である河野竜生選手を獲得しています。
河野竜生選手は、高校時代に通算3度夏の甲子園に出場を果たしています。
高校1年生より、名門鳴門高校のマウンドを任されるなど、常に第一線を走り続けています。
最高成績は3年生の夏の甲子園のベスト8。
高校卒業後は、JEF西日本に入社し、1年目より都市対抗野球に出場を果たしています。
2018年11月に行われた第44回社会人野球日本選手権大会では2試合連続となる完封勝利を記録し、社会人選手として大きな活躍を見せています。
河野選手は、高卒3年目と若い社会人投手ですが、ここ1年で速球がぐんぐん伸びてきており、最速で151㎞/hを記録しています。
また、速球のみならず、変化球も多彩でスライダー、スローカーブ、ツーシーム、チェンジアップなどの球種を使い分けます。
21歳という若さも魅力的で、今後更なる成長も見込めると思います。
社会人NO.1左腕の実力を存分に発揮して即戦力として1年目からの活躍を期待したい選手ですね。
第2位:立野和明選手(たてのかずあき)
・生年月日:1998年4月3日
・身長体重:181㎝82㎏
・出身チーム:中部大第一高校→東海理化
・出身地:愛知県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
身長181㎝と長身で他足も長くダイナミックなファームが特徴的な本格派の投手になります。
中部第一高校では2年生の秋からエースをしてチームをけん引しています。
高校卒業後は、東海理化に入社し1年目から公式戦に出場をはたしています。
2018年の全日本社会人野球選手権では室蘭シャークス戦で自己最速となる150㎞/hを記録。
さらには延長12回をを投げ切るスタミナを見せプロ関係者から大きな注目を集めました。
低めへのコントロールにも優れ、変化球も豊富。
自慢のスプリットはキレ抜群で1軍のプロ選手でもあてるのは困難だと思います。
ドラフト1位指名の河野選手同様21歳と若くこれからのさらなる成長にも期待できます。
同級生である河野選手と切磋琢磨してともに日本ハムファイターズを背負う選手となることを期待しましょう。
第3位:上野響平選手(うえのきょうへい)
・生年月日:2001年4月26日
・身長体重:172㎝68㎏
・出身チーム:京都国際高校
・出身地:大阪府
・ポジション:内野手
・投/打:右投/右打
ドラフト3位指名はポジションが遊撃手の上野響平選手です。
日本ハムが今回のドラフトで指名した選手の中で野手最上位の選手になります。
身長は172㎝体重68㎏とプロ野球選手に中では、小柄な体格になりますが、上野選手の持ち味は、俊敏性や機動力を生かしたその守備力。
ジャンプングスロー、ランニングスロー、逆シングルとアクロバティックな動きもバンバンにこなします。
また、肩の強さも投手並みでブルペンピッチングをしたら143km/hほどのスピードが出ます。
まさに鉄壁のディフェンスといえますね。ショートに飛んだボールはすべてアウトにしてくれるはずです。
京都国際高校時代には、甲子園への出場は果たせませんでしたが、京都大会決勝までチームのかなめとして勝ち進んでいます。
高校の恩師、小牧監督から「上野の守備力が周知されていたら侍ジャパンU-18に加わっていたのではないか?」といわしめるほどの逸材。
まだ18歳という成長過程でもあるので将来が楽しみな遊撃手の1人です。
プロの世界で揉まれてこれからの活躍にきたしたいですね。
第4位:鈴木健矢選手(すずきけんや)
・生年月日:1997年12月11日
・身長体重:176㎝82㎏
・出身チーム:木更津総合高校→JX-EXEOS
・出身地:千葉県
・ポジション:投手
・投/打:右投/左打
日本ハムドラフト4位指名は鈴木健矢選手です。
小学校2年生より野球を始め長浦中時代は軟式野球部に所属。
もともとはオーバースローでのピッチングでしたが木更津高校入学後にサイドスローに転向後素質が開花。
2年生春にベンチ入りし3年生春の時には選抜大会に出場。2試合に救援登板を果たしています。
高校卒業後はJX-ENEOSに入社。入社1年目より都市対抗野球に出場。
2017年には10代ながら侍ジャパン社会人代表に選出されるなど著しい成長を遂げています。
変則的なサイドスローから投げるスライダー、チェンジアップなどの変化球を武器とし、真横から投げるストレートも迫力は十分。
現在22歳と若く、社会人になってからの急激な成長をみるとこれからのプロでの活躍に期待がかかる投手。
経験を積み1軍での登板が楽しみな選手だ。
将来が期待されますね!
第5位:望月大希選手(もちづきだいき)
・生年月日:1998円2月1日
・身長体重:187㎝85㎏
・出身チーム:市立船橋高校→創価大学
・出身地:千葉県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
日本ハムドラフト5位は望月大貴選手。
身長187㎝と長身から繰り出す速球が魅力的な本格派投手。
創価大学時代にはその実力が評価され1年生からベンチ入りを果たしています。
2年の夏に発症したlgA腎症という難病を克服し3年の春には防御率1.27で最優秀防御率を獲得。
また、大学4年の春には防御率0.76という驚きの記録を残しています。
最速146㎞/hと球足も速く、さらに長身から繰り出される角度あるピッチングが魅力的。
さらに、カーブやスライダー、チェンジアップなどの変化球も武器としています。
高いポテンシャルを持ち選手でプロで指導を受けることによって化ける可能性を秘めた選手になります。
第6位:梅林優貴選手(うめばやしゆうき)
・生年月日:1998年3月14日
・身長体重:173㎝85㎏
・出身チーム:高陽東高校→広島文化学園大学
・出身地:広島県
・ポジション:捕手
・投/打:右投/右打
日本ハムがドラフト6位で指名した選手は、梅林優貴選手。
高校までは県内ですら名をとどろかせたことが全くない少し肩が良いなというくらいの無名選手。
そんな梅林選手が急成長を遂げたのは広島文化学園大学に入学後の4年間。
大学4年間で遊びに行ったことがほとんどないというほどのストイックなトレーニングのかいがあって、2年生で正捕手の座をいとめました。
その後、ベストナインいやリーグ戦のMVPなど2部リーグながら着実に実績を積み上げています。
取ってから矢のように投げる二塁早急は平均で1.8秒台。さらに、秋季リーグではサイクルヒットを放つなどミート力や脚のはさやも持ち味です。
プロの世界に入り、更なる努力を積んことによって1軍での大活躍に期待がかかります。
第7位:片岡奨人選手(かたおかしょうと)
・生年月日:1997年11月16日
・身長体重:184㎝78㎏
・出身チーム:札幌日大高校→東日本国際大学
・出身地:北海道
・ポジション:外野手
・投/打:右投/左打
日本ハムがドラフト7位に指名した選手は、片岡奨人選手です。
南東北大学リーグで4期連続で優勝を達成し、個人としても打率4割越えの活躍でMVPを獲得。
小学2年生で野球を開始し、初めは遊撃手と投手を兼任したが、シニア時代に上手ショートの選手をみてショートの守備を断念。
その後、投手、三塁手を経て高校時代より外野手を務めています。
高校時代は、全道大会で4強が最高成績だったが大学入学後に才能が開花。
南東北大学リーグで4期連続で優勝を達成し、個人としても打率4割越えの活躍でMVPを獲得しています。
巧みなバットコントロールで広角に打ち分けるバッティングが持ち味。
さらに、強い肩や安定した守備も光ります。
北海道出身の22歳。地元のプロ野球球団である日本ハムファイターズでの活躍に期待がかかる選手です。
育成第1位:宮田輝星選手(みやたほくと)
・生年月日:1997年12月2日
・身長体重:177㎝69㎏
・出身チーム:出水中央高校→福岡大学
・出身地:鹿児島県
・ポジション:外野手
・投/打:右投/両打
日本ハムに育成枠第1位に指名されたのは、宮田輝星選手です。
宮田選手は、出水小3年生の時にソフトボールをスタートさせ、外野手としてプレーしていました。
出水中学校の時には投手兼内野手として地区大会の優勝に貢献しています。
出水中央高校に進学後は、夏からベンチ入りを果たし動秋から中堅主としてレギュラーとして試合に出場しています。
3年生の時には、副将を務め、高校通算で7本のホームランを放っています。
福岡大に進学後は、1年秋からベンチ入りを果たし3年秋よりレギュラー。全日本大学選手権では通算で11打数6安打を記録。
宮田選手の持ち味は、なんといっても50mを5秒台で走る俊足。左打席では内野安打でチームに貢献できます。
自慢の俊足を武器にアピールを続けて支配下登録を目指します。
育成第2位:樋口龍之介選手(ひぐちりゅうのすけ)
・生年月日:1994年7月4日
・身長体重:168㎝84㎏
・出身チーム:横浜高校→立正大学→新潟アルビレックス・ベースボールクラブ
・出身地:神奈川県
・ポジション:内野手
・投/打:右投/右打
日本ハムが育成第2位で指名したのは、樋口龍之介選手。
高校時代は、野球の名門横浜高校でバッティングに磨きをかけました。
横浜高校時代は現在中日で活躍する柳裕也選手と同世代。
身長は168㎝と小柄ではあるが体重が84㎏とがっしりした体型が特徴的です。
立正大学を経て新潟アルビレックス・ベースボールクラブに入団後才能が開花しています。
大学時代におまりやらなかったウエイトトレーニングを社会人になって取り組むようになったことが功を奏したようです。
今期の社会人リーグでは打率、打点、本塁打といずれもトップクラスの好記録を残しています。
力強いバッティングとガッツあふれるプレーを生かして支配下登録を目指します。
育成第3位:長谷川凌汰選手(はせがわりょうた)
・生年月日:1995年11月8日
・身長体重:188㎝98㎏
・出身チーム:福井商業高校→龍谷大学→新潟アルビレックス・ベースボールクラブ
・出身地:福井県
・ポジション:投手
・投/打:右投/左打
日本ハムが育成第3位で指名したのは、長谷川凌汰選手です。
長谷川選手は、育成第2位の樋口選手の同僚の新潟アルビレックス・ベースボールに所属する選手になります。
同僚そろっての日本ハム入団なため、お互いに切磋琢磨して上を目指してほしいですね。
長谷川選手は小学校2年生の頃から野球を始め、中学校では軟式野球部に所属していました。
小学校と中学校の時は野手としてプレーをしていましたが、高校時代に肩の強さから投手に転向しています。
高校時代は3年生夏に甲子園に出場を果たし、1回戦では三者連続三振を奪うなどの好ピッチングを見せています。
龍谷大学に進学後に一時スランプに陥りますが地道にウエイトトレーニングに励んだ結果大学4年の秋には最速148㎞/hを記録するようになりました。
そして、新潟アルビレックス・ベースボールクラブに入団後もさらなる成長を遂げ153㎞/hの最速を投げるようにまでなっています。
身長188㎝から投げる153㎞/hの速球を武器に支配下登録、さらには1軍での活躍を見据えています
北海道日本ハムファイターズ2019年指名選手まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は北海道に本ハムファイターズの2019年指名選手一覧を紹介していきました。
前述した通り、今回指名したのは即戦力として期待がかかる投手が多いですね。
彼らが2020年のシーズンで活躍してくれるのが楽しみですね。
個人的には指名1位の河野竜生選手に注目をしています。
社会人NO.1左腕の実力を発揮し即戦力として1年目から活躍を期待したいですね。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。