ONE PIECE (ワンピース) – ヤマトの能力発覚!!徹底考察!!

ONE PIECE  (ワンピース) – ヤマトの能力発覚!!徹底考察!!

2021年7月時点で国内累計発行部数が日本の漫画では最高となる4億部を突破している大人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」
2015年6月には最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス世界記録にも認定されています。

そんなワンピースの中で今最も注目されているのが、ヤマトです。
ヤマトの初登場は、ワンピース第983話と最近になるのですが、それでも2021年1月に行われた第1回ONE PIECEキャラクター世界人気投票で総勢1000体以上いるキャラクターの中で11位につけるほど人気もあります。

では、なぜそこまで人気があるのでしょうか。
今回は、ヤマトの人気の魅力から最近明かされたヤマトの能力についても紹介していきます!

ヤマトとは


ヤマトは百獣海賊団総督で四皇の一人であるカイドウの娘です。
ちなみに、女性ではありますが自分のことは「僕」と呼んでおり、百獣海賊団の一員からも「ぼっちゃん」と呼ばれています。
そんなヤマトは、カイドウの娘であるにも関わらず敵対する光月おでんに憧れており、自らを光月おでんと名乗り男として生きるようになりました。

さらにヤマトは、光月おでんのかつての領地である久里を訪れた際、光月おでんの半生が書き記されている「おでんの航海日誌」を拾います。
その「おでんの航海日誌」には光月おでんが白ひげやゴール・D・ロジャーらとともに航海した内容や光月おでんの大切な事が記されており、ヤマトの聖書(バイブル)になりました。
以降ヤマトは光月おでんの意志を受け継ぎ、ワノ国を開国させようと考えています。

そんなヤマトの姿を父であるカイドウはよく思っておらず、爆弾を仕掛けた手枷をはめるなどして鬼ヶ島に軟禁していました。
そのため、4年前にワノ国に漂着していたエースの船に乗ることができず、エースの義弟であるルフィの船に乗せてもらおうと考えていたのです。

ヤマトの能力

ヤマトの能力発覚!!


ヤマトは父であるカイドウと同じ金棒を用いて戦闘します。
また、技もカイドウと同じ”雷鳴八卦”という金棒を思い切り叩きつける技を繰り出しますが、百獣海賊団幹部「飛び六胞」の一人であるうるティには「あんなの”雷鳴四卦”だよ!!」とバカにされていました。

しかし、ヤマトは金棒だけでなく悪魔の実の能力者である描写が幾度も描かれてきました。
そんなヤマトの能力はワンピース第1020話にてついにカイドウの口から明らかになります。
ヤマトの能力は、「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神(オオクチマカミ)”」です。

大口真神とはニホンオオカミを神格化した呼び方で日本書紀に記されています。
日本書紀ではヤマトタケルノミコトがオオカミに対して
「大口真神としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよ」
と仰ったと記されています。

このことから、ヤマトは日本の伝説的なヤマトタケルノミコトをモデルにしていることが予想できます。

ワノ国の守り神


また、カイドウはワンピース第1020話で「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”」について
「そいつは「ワノ国」の守り神
己を「おでん」と名乗る奴に食われちまうとは不安でしかない!!
ーだから言ってんだ
おれの為にワノ国を守れ!!!
”守り神”として!!」
と発言しています。
この発言から「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”」はワノ国の守り神として重要なものとされていたことがわかります。
おそらく、「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”」を食べた前任者が「ワノ国の守り神」と呼ばれたのでしょう。

また、ワノ国にはもう一つ国を守っているとされる存在があります。
それは、「明王」です。
現在ワノ国ではカイドウが「明王」とされていますが、実際はルフィが当てはまる可能性が高いでしょう。
なぜなら、ヒョウ五郎がルフィのギア4の姿を見た際、
「まただ…ーあの姿まさに………明王…!!」
と発言しているからです。
おそらくカイドウは「明王」とされているだけで、「明王」の要素はないと考えられます。

では、「明王」と「守り神」の違いとはなんなのでしょうか。
まず、「明王」は漢字からすると、「世界を夜明けに導くもの」だと考えられます。
そうすると、やはり「世界の夜明け」を邪魔しているカイドウは真の「明王」ではなく、実際はルフィが当てはまるでしょう。

そして、ヒョウ五郎はルフィの姿を見て「まさに明王」と呟いていることから、昔「明王」とされていた人物がゴムゴムの実の前任者であるとも考えられます。
さらに、ワノ国と大きく関わりがあると考えられるジョイボーイが「明王」だとすれば、ジョイボーイはゴムゴムの実の前任者でその力を使ってワノ国を守ったのではないでしょうか。

次に、「守り神」とされる「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”」ですが、これは当時の光月家の将軍が食べたのだと考えられます。
このように考えられるのは、ワンピース第972話の
「大昔…海外から閉ざしたのは……「光月家」だった!!ーそれは…”巨大な力”からワノ国を守るため…!!」
という光月おでんのセリフです。
この“巨大な力”からワノ国守った光月家こそが”守り神”でしょう。
ということは、ワノ国を鎖国にしたということがワノ国を守ったということになります。

ここまで考えると、カイドウがイヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”を食べたことで生じた不安と繋がります。
光月家の伝説を残したイヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”を光月おでんを名乗るヤマトが食べるとまた伝説を残すのではないか、と考えれるためです。
カイドウはワノ国に居座りたいと考えているため、伝説を残されると困るのでしょう。

イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”の特殊能力とは!?


悪魔の実の幻獣種シリーズは他ではない特殊能力が備わっていることが多いです。
例えば、白ひげ海賊団のマルコはトリトリの実幻獣種モデル”不死鳥”を食べており、再生する青い炎をだすことができます。
ほかにも、ウオウオの実幻獣種モデル”青龍”を食べているカイドウは炎を吐くことができたり、ヘビヘビの実幻獣種モデル”八岐大蛇”を食べている黒炭オロチはおそらく複数回死ぬことができる特殊能力があったりします。

では、ヤマトのイヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神”はどんな特殊能力があるのでしょうか。
原段階では、まだまだ能力は明かされていませんが、ワンピース第1020話でヤマトはカイドウの「熱息」に対して「無侍氷牙」で対抗していました。
この技から、氷系の特殊能力が考えられます。

実際、万葉集にも
「大口の まかみの原に ふる雪は いたくな振りそ 家もあらなくに」
という大口真神に関する歌があります。
この歌から、雪と大口真神は関係があることがわかりますよね。

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