新世紀エヴァンゲリオン-綾波レイの正体や名言をご紹介！

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新世紀エヴァンゲリオン-綾波レイの正体や名言をご紹介！

綾波レイは日本を代表する大人気アニメであるエヴァンゲリオンシリーズに登場するヒロインです。

エヴァンゲリオンは1995年から1996年にかけてテレビ東京系列で放送されて以来、25年近く経過した現在でもその人気は留まるところを知りません。

本作は14歳の少年少女が汎用人型決戦兵器であるエヴァンゲリオンを操縦し、謎の怪物使途と戦うSFアニメ作品です。

エヴァンゲリオンに乗って使途と戦う中で碇シンジを初めとするパイロットたちの心の葛藤を繊細に描かれています。

劇場版エヴァンゲリオンの人気も高く、2021年3月8日に公開されたシン・エヴァンゲリオン劇場版:||は興行収入100億円を突破する大ヒット映画となりました。

この記事ではエヴァンゲリオンの中でも重要な役割を果たす綾波レイの正体や名言について、物語のバックグラウンドと共にご紹介します。

絶望の中でも希望を見いだして戦うエヴァンゲリオンパイロットたちが織りなすストーリーをぜひご覧ください。

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綾波レイのプロフィールや人物像を紹介

綾波レイはエヴァンゲリオンを操縦する14歳の少女です。

ミステリアスな雰囲気からは普通の生い立ちをたどった少女ではないことが想像できます。

ここでは、綾波レイのプロフィールや人物像について詳しく見ていきましょう。

綾波レイの正体はクローンだった？

綾波レイは、主人公碇シンジの母親である碇ユイの遺伝情報から形作られています。

綾波レイの肉体は複数準備されており、生命のスープLCLという液体で満たされた水槽で保存されています。

使途との戦いの中で綾波レイが死んでしまったとしても、ストックされている綾波レイで復活させられるのです。

「私が死んでも代わりはいるもの」という有名なセリフには、このような背景が隠されています。

エヴァンゲリオンの研究者である碇ユイは実験中の不慮の事故によって亡くなりました。

そこでシンジの父である碇ゲンドウは亡き妻の姿を綾波レイに投影したのです。

碇ゲンドウはエヴァンゲリオンを管理する特務機関NELVの総司令の立場にあることからも、ユイの姿が綾波レイのオリジナルに採用されたのがうなずけます。

綾波レイはミステリアスでクールな性格

綾波レイは常に無表情で近寄りがたい雰囲気を放っています。

感情を表に出すことはなく笑顔になることもほとんどありません。

「エヴァに乗ることが全てで他には何もない」と言い切るところからも、自分の運命に対する諦めや覚悟に似た感情がうかがえます。

エヴァンゲリオンに乗るために作り出されたクローンでという幸福とは言いがたい運命を不自然なほど真正面から受け止める冷静さが特徴的です。

作中でも幾度となく死亡したことを窺わせるシーンがあり、その度にストックしてある綾波レイの肉体に魂を移し替えることで復活を遂げています。

人間らしさがあまり見られない綾波レイにも唯一人の心が垣間見える点があります。

それは、碇ゲンドウのメガネを宝物にしているところです。

エヴァンゲリオンを使った実験で事故が起こった際に、唯一危険を顧みず助けに来てくれたのは碇ゲンドウでした。

そのときの嬉しさが忘れられずゲンドウにだけは心を開いています。

綾波レイとエヴァンゲリオンパイロットとの関係性

綾波レイとその他のエヴァンゲリオンパイロットとの関係性を紹介します。

「エヴァンゲリオン」は登場人物の心情が繊細に描かれている作品であるため、単純な戦闘SFアニメとは一線を画す重厚なストーリーが魅力的です。

使途と戦う他のパイロットたちとの関わり合いの中で、綾波レイの心情の変化に注目するのも、この作品の楽しみ方の１つです。

碇シンジ

碇シンジはエヴァンゲリオンの主人公であり、エヴァンゲリオン初号機のパイロットです。

NELVの総司令であるゲンドウと、綾波レイのオリジナルであるユイを両親に持ちます。

綾波レイは母であるユイがオリジナルになっていることから、ゲンドウとシンジには特別な思いを抱いています。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」の中で、綾波レイはシンジとゲンドウの不仲を解消するために食事会を開こうとしました。

普段、あまり人と関わり合おうとしない彼女からはかけ離れた行動です。

このことからも、ゲンドウの妻でありシンジの父であるユイの影響を受けているキャラクターであることが分かります。

式波・アスカ・ラングレー

エヴァンゲリオン弐号機のパイロットで勝ち気な性格の少女です。

綾波レイはアスカにあまり感心を示さないものの、アスカはレイにライバル心を絶やしません。

ゲンドウがレイの特別扱いしていることを面白く思っておらず、レイをえこひいきと揶揄しているシーンが特徴的です。

しかし、レイがシンジに対して特別な感情を抱いていることを察すると、レイをサポートするために協力的な行動をとります。

普段はレイに対して否定的な態度をとり続けるアスカでしたが優しい一面も存在します。

真希波・マリ・イラストリアス

ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズに登場するエヴァンゲリオンパイロットです。

レイと密に関わりがあるキャラクターではありませんが、1度だけ協力して使途を殲滅しました。

使途が放出するバリアであるATフィールドをマリが破壊し、レイがその隙をついて爆弾で特攻を仕掛けます。

その際、レイは爆発に巻き込まれないようマリが操縦しているエヴァンゲリオンを後方へと突き飛ばしました。

2人のチームワークが心地よく有名な戦闘シーンです。

心に残る綾波レイの名言3選

綾波レイが放った心に残る名言を3つ紹介します。

クローン人間でありながらも人の心も持ち合わせているため、感性がどこか独特なのも綾波レイの魅力を引き立てています。

どこか温かみが感じられる名言の数々はファンの心を掴んで離しません。

あなたは死なないわ。私が守るもの。

慣れない使途との戦いで精神的にも肉体的にも焦燥しているシンジに対して綾波レイが放った一言です。

一見するとパイロット初心者であるシンジに対する頼もしい言葉がけのように聞こえます。

しかし実際は、最悪の場合は代わりがいる自分が犠牲になってシンジを守るという真意を含んでいます。

レイの決意と使命感がこの一言に凝縮されているのです。

綾波レイが生まれた理由や、果たすべき役割を深く考えさせられるシーンとなっています。

こういう時、どんな顔をすればいいのか、分からないの

使途との激闘後、大破寸前の零号機から身体を張って助けにきたシンジに放った一言です。

危険を顧みずに助けに来てくれたシンジの姿をゲンドウと重ねます。

綾波レイは感極まったものの感情の表し方が分からず、シンジにどんな顔をすれば良いか分からないと問いかけます。

それに対する「笑えばいいと思うよ」というシンジの一言に、にっこり笑うシーンは作中全体通しても印象深いシーンです。

シンジに思いを寄せるきっかけになった重要な場面でもあります。

碇君がもう、エヴァに乗らなくていいようにする

爆弾を抱えて使途に特攻するシーンで放った一言です。

このシーン以前の綾波レイは、エヴァンゲリオンに乗ることが自分の存在理由であり絆だと考えていました。

パイロットとして使途と戦う理由はそれ以外無く、誰かのために戦ったことはありませんでした。

しかし、このシーンではシンジを使途から守るという一心で戦っています。

爆弾を抱えて使途に突撃するのは捨て身の作戦です。

自分の命をかけてでも、シンジが使途と戦う現実を終わらせようとするシンジへの深い愛情が読み取れるシーンになります。

劇場版エヴァンゲリオンの集大成「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は2021/8/13からAmazon Primeで配信開始されています。

青色のショートで有名な髪型の綾波レイですが、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」ではロングヘア―の綾波レイも登場します。

作中全体に伏線が張り巡らされており、奥深い作品です。

まだ観ていない方はAmazon Primeで「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見てみることをおすすめします。

まとめ

綾波レイは作中のキャラクターとしての枠を超え、フィギュアや壁紙などのキャラクターとしても人気です。

複雑な過去を持った綾波レイの人物的な背景を深掘りするだけでも、エヴァンゲリオンシリーズのストーリーの奥深さがうかがえます。

最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見るのであれば、前作の「ヱヴァンゲリオンQ」から遡って観ると、よりエヴァンゲリオンの世界観に没入できます。

 

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