松岡禎丞【声優解説】『鬼滅の刃』『SAO』出演!七色の声を持つ声優を徹底解説

松岡禎丞【声優解説】『鬼滅の刃』『SAO』出演!七色の声を持つ声優を徹底解説

松岡禎丞の演じるおすすめのキャラクター Part.1

「鬼滅の刃」嘴平伊之助


吾峠呼世晴の漫画「鬼滅の刃」。2019年にアニメ化され、子供から大人まで大ブームを巻き起こした作品です。

本作で、松岡はメインキャラクターの一人である嘴平伊之助を演じています。

実は、オーディション時は嘴平伊之助だけでなく、同じくメインキャラクターの我妻善逸も受けていたという彼。汚い高音が印象的な我妻善逸を全力で演じた松岡は大きな手ごたえを感じ、「今日は気持ちよく帰れるぞ~」と、ルンルン気分で帰路につきました。

しかし、その後彼のもとに届いたのは嘴平伊之助役での合格の知らせだったため、松岡は嬉しさと同時に、「善逸誰だよ…」と思ったのだそう。

我妻善逸役への未練が捨てきれないまま収録へと向かった松岡でしたが、現場で下野紘が我妻善逸役だということを聞かされ「あぁ~」と納得。「汚い高音は下野さんに勝てない」と、途端に我妻善逸をやりたい気持ちがスッとなくなったのだと、ラジオで語りました。

あわせて読みたい!

「ソードアート・オンライン」キリト


2012年から放送されたテレビアニメ「ソードアート・オンライン」。松岡は、主人公であるキリトを演じています。

過去の出来事から、周りとの関わりを避けるようになった彼。本来の自分でいなくてもよい仮想世界にのめり込み、そこである事件に巻き込まれます。

主人公役のオーディションの際、監督の伊藤智彦は松岡のナイーブな声を聞いて「こいつかもしれない」と思ったのだそう。この作品で松岡は多くの人に知られるようになり、ソードアート・オンラインは、アニメの続編や劇場アニメも制作されました。

「食戟のソーマ」幸平創真


附田祐斗原作、佐伯俊作画の漫画「食戟のソーマ」。2015年にアニメ化され、松岡は主人公の幸平創真を演じています。

実は、本作はアニメ化前に、「VOMIC」が放送され、その時点では声優の小野友樹が主人公・幸平創真を演じていました。原作者の附田祐斗は小野と古くからの友人で、「いつか俺の作品が売れたら、お前が声優やってくれよな」と話していたこともあり、小野が主人公を演じることに喜びを感じますが、反面、小野の声は幸平創真というキャラと離れていると感じる時もあったのだそう。

その後、アニメ化が決定し、役柄のオーディションが実施されることに。附田は松岡の声について「柳の木のようにしなやかな声」という印象を持っており、オーディション前から「幸平創真に合う」と感じていました。

アニメの声優については、スタッフにすべて任せていた附田でしたが、「松岡禎丞まで聞いて帰ろう」とオーディションを見学。実際に声を聞いて、「やっぱりいいな」と思ったものの、スタッフには何も伝えなかったといいますが、その後、「幸平創真役は松岡禎丞になりました」と聞かされて「みんな同じイメージだったんだ」と思ったそう。

このことを附田から聞かされた松岡は「そう言っていただけるのが一番嬉しい」「僕自身も第一印象として創真はすごく波長が合うキャラクターだと思っていました」と話しています。

MEMO

「VOMIC」は、集英社ジャンプ系列誌の情報番組「サキよみ ジャンBANG!」内のコーナーで放送されていたマンガ誌面にキャラクターボイスや効果音、BGMを当てたものです。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事