目次
松岡禎丞の魅力
大先輩も認める演技力
テレビ朝日の公式YouTubeチャンネルにて声優界の大先輩である三ツ矢雄二・関智一と共演した時のこと。松岡は、気味の悪い声が特徴的な「Re:ゼロから始める異世界生活」ペテルギウス・ロマネコンティから、爽やかボイスの「アイドルマスター SideM」御手洗翔太まで瞬時に演じ分けを行いました。
それを見ていた大先輩2人は「すごい」と拍手をしながら絶賛。動画のコメント欄も、彼の演じ分けの瞬発力や声色の違いを称賛する声で溢れました。
島﨑信長と大の仲良し
松岡は、声優の島﨑信長と大の仲良しということでも知られています。
松岡は島﨑について、「家に行ってゲームしたり、馬鹿な話をしたり、なんでも言い合える仲」「彼と話していると、全てぶちまけられるから楽しい」と語っています。
2023年1月1日に島﨑が自身のTwitterで結婚報告を行うと、なぜか「松岡禎丞」がトレンド入り。島﨑へのお祝いツイートだけでなく、松岡のメンタルを気遣うツイートも多く見られました。
周りを笑顔にする天才
独特のテンポ感とキャラクターで多くの人を笑顔にする松岡。声優の先輩である杉田智和のYouTubeチャンネルに出演した際には、2人で鍼治療へ行きました。
「イッターイ」「アッアッアッ」と想定通りのリアクションをする松岡にニヤつきながら「好きな二次元キャラのこと考えよう」とアドバイスした杉田。すると松岡は、「アッアァ……高坂環」と返答。普段あまり大笑いすることがない杉田ですが、それを聞いた途端顔に手を当てて笑い崩れました。
また、Abema番組「声優と夜あそび」に出演した時には、下野紘と共演。ゴッド松岡となり質問に答えるというコーナーでは、「好きなパンツの色はピンクって本当ですか?」「デニムのミニスカートが好きで、いつも家で履いてるって本当ですか?」という風変わりな質問にも困惑しながら返答し、下野と視聴者が爆笑する展開となりました。
向坂環は、ゲーム「ToHeart2」に登場するヒロインの一人。才色兼備、容姿端麗で鈍感な一面を持ち、男女問わず人気がある女の子です。
ギネス世界記録を持っている
ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を原作としたアプリゲーム「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~」。主人公のベル・クラネル役を演じた松岡は、10,175ものワードを収録し、「一人の声優によりモバイルゲームに提供されたセリフの最多数」としてギネス世界記録に認定されました。
声優の松岡禎丞さんがダンメモでのベル役のセリフの数が #ギネス世界記録 『一人の声優によりモバイルゲームに提供されたセリフの最多数』に認定㊗️
ただいま開催されている #ダンまちFES2019 にて、ダンメモと松岡さんに公式認定証が贈呈されました!おめでとうございます😆💕🎉 #danmachi #ダンメモ pic.twitter.com/adPMxQcANP
— ギネス世界記録 (@GWRJapan) June 17, 2019
リリース2周年を記念したイベント内で発表され、ギネス公式認定員より認定証を渡された松岡。「本当に僕でいいのかっていう感じ」と困惑しながらも、会場からの温かい拍手に笑みを浮かべました。
人との出会いに恵まれている
松岡はインタビューにおいて「自分が必要としているタイミングで、心のどこかで欲している言葉を言ってくださる方と何度も出会えてる」と語っています。
養成所の授業で自己紹介をすると、すでに2年程通っているにもかかわらず講師から「お前、演技好きじゃないだろ」と言われたそう。一瞬ムッとした松岡でしたが、冷静になると、講師の言う通り、演技そのものよりも声優への憧れが強いことに気付くきっかけとなりました。
また、初主演作品でとある先輩から「いまの松岡の芝居は、誰にでもできるぞ」と言われたことも。当時は落ち込んだ松岡でしたが、自分の演技ではなく少しでもダメ出しを受けないようにと演技をしている自分に気付きます。
その言葉は、言い換えると「松岡にしかできない芝居をしろよ」という温かいエールであり、松岡はその先輩を今でも師匠と慕っています。