村瀬歩【声優解説】『ハイキュー!!』『プリキュア』出演! 幅広い声色を持つ人気声優を徹底解説

村瀬歩【声優解説】『ハイキュー!!』『プリキュア』出演! 幅広い声色を持つ人気声優を徹底解説

村瀬歩のおすすめの出演作 Part.2

「かくしごと」芥子駆


久米田康治の漫画作品「かくしごと」。2020年4月にテレビアニメ化され、村瀬は漫画家のアシスタントである芥子駆を演じています。

下品な漫画を描いている漫画家・後藤可久士が、娘の後藤姫に自身の仕事を隠しながら進んでいく本作。村瀬演じる芥子駆(けしかける)は、後藤可久士が描く漫画の消しゴムかけ担当です。

後藤可久士が作品のネタにマッチョのモデルを探していた時には、一生懸命鍛えてボディービルダー並みの体型になったりと、方向がずれた努力家で、空気が読めない一面を持つ彼。ただ、その無神経な振る舞いがストーリーを大きく動かすこともあり、作品に欠かせない人物となっています。

村瀬はインタビューにて、「幅広いギャグセンスと、未来の姫のミステリアスなドラマが両立している不思議なバランス感覚がとても魅力的」と語っています。

本作のタイトルは、実はトリプルミーニングになっています。「隠し事」「描く仕事」、そしてもう一つの「かくしごと」はぜひ自身の目で確かめて頂きたい作品です。

「王様ランキング」カゲ


十日草輔の漫画作品「王様ランキング」。2021年10月にテレビアニメ化され、村瀬は絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残りであるカゲを演じています。

カゲは、墨汁の染みに目玉が付いたような見た目をしている生き物。主人公であるポッジの言葉を唯一理解できるという作品のカギとなる存在でもあります。

村瀬の両親は、村瀬が出演するアニメを毎回見ており、村瀬が実家に帰ってくるとカゲのモノマネをするのだそう。関係者からも「良い役だね」「おもしろい」という声を多くもらうため、村瀬は「すごくいろいろな世代に刺さる素晴らしい作品なんだな」とインタビューで話しています。

また、村瀬は自分の信念を貫く強さを持っているところがカゲの魅力だと語っています。アフレコの際には、ポッジが言葉を話すことができないため、「言ってあげてる感」が出てしまわない様に調節して声を当てているそう。作品を見る際には、ポッジと対等に接し、かけがえのない相棒として動くカゲに注目してみてください。

「ひろがるスカイ!プリキュア」夕凪ツバサ/キュアウィング


2023年2月から放送されているプリキュアシリーズ「ひろがるスカイ!プリキュア」。本作で村瀬は夕凪ツバサ(キュアウィング)を演じています。

「ひろがるスカイ!プリキュア」は、シリーズの主人公として初めて青をイメージカラーとして採用した作品。また、キュアウィングは、レギュラーキャラとしては初めての男子プリキュアということもあり、放送前から多くの注目が集まっていました。

長年続くシリーズで大きな変化が起きる作品だったこともあり、キュアウィング役が決まった際に村瀬は嬉しい気持ちでいっぱいになったそう。また、村瀬は「Go!プリンセスプリキュア」に王子役としての出演経験があり、主人公のキュアフローラのひたむきさに心打たれた思い出があったことから、キュアウィングを演じる前に改めて1話から最終回まですべて鑑賞。自分の背中を押し、支えてくれたキュアフローラのような存在になれるようにと、魅力的にキュアウィングに声を当てています。

「鬼滅の刃」小鉄


吾峠呼世晴の漫画作品「鬼滅の刃」。村瀬は、鬼殺隊の剣士の刀を作っている刀鍛冶の里に住む少年・小鉄を演じています。

まだ10歳でありながら、すでに父親を亡くしており、「自分がしっかりしなければ」と気を張っていることが多い小鉄。体も小さく、いつもひょっとこのお面をつけているため、かわいらしい印象がありますが、中身はかなりの毒舌です。

2023年4月より放送が始まったアニメ第3期「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」で登場し、放送後は「小鉄くん」がTwitterのトレンド入りするなど大反響。「この程度で死んでるようじゃカスですよ」「本当に今までよく生きてこられましたね」と主人公の竈門炭治郎に毒舌を浴びせ、大きなインパクトを残しました。

あわせて読みたい!

まとめ

今回は、声優の村瀬歩の魅力や出演作をご紹介しました。

中性的な声で、幅広いキャラクターを演じている村瀬歩。

興味がある方は、ぜひ彼の出演作を見てみてくださいね。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事