「炎」「紅蓮華」だけじゃない! LiSAのパワフルな歌声に励まされるオススメ楽曲7選

「炎」「紅蓮華」だけじゃない! LiSAのパワフルな歌声に励まされるオススメ楽曲7選

聴く人の感情を深く揺さぶる情熱的な歌声で、多くの人々を魅了し続けている“ロック・ヒロイン” LiSA

2019年に第70回NHK紅白歌合戦に初出場し、社会現象となった大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』を披露しました。

その後リリースした『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎』は、YouTubeでの再生回数がなんと2億回を突破(2021年7月現在)。

日本だけでなく世界中の人の心を震わせる大ヒット曲となり、2020年に第62回日本レコード大賞を受賞しています。

また2020年1月には、音楽ユニットOLDCODEXのボーカルTa_2としても活動している声優・鈴木達央との結婚を発表。アニソンファンにとっては嬉しいビッグカップルの誕生となりました。

2021年は、LiSAのデビュー10周年となる特別な年でもあります。

年齢を重ね、深みを増していく表現力から今後も目が離せません。
今回は、そんなLiSAの魅力をたっぷり堪能できるオススメ楽曲を紹介します。

LiSAのパワフルな歌声に励まされるオススメ楽曲7選

LiSA×Uru – 再会 (produced by Ayase)


はじめに紹介するこちらの動画は、”一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル”「THE FIRST TAKE」にシンガーソングライターのUruとともに出演しているものです。

CMソングだったため、曲だけなら聞いたことがある方も多いかもしれません。

LiSAの熱を含んだ鋭い歌声と、Uruの優しく透き通った歌声が美しく響きあい、不思議な調和を生んでいます。
LiSAの歌声に興味があるなら、一度は聴いていただきたい楽曲です。

あわせて読みたい!

紅蓮華


2019年の『NHK紅白歌合戦』で披露された『紅蓮華』は、テレビアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマとして、LiSAが多くの人に認知されるきっかけとなりました。

LiSAの力強く、しかしどこか歪みを感じさせる特徴的な声を、冒頭部分で堪能することができます。

激しく疾走感のあるサウンドの中、唸るエレキギターの音色や、流れるようなピアノの音色が作品の世界観とマッチし、唯一無二の空気感を作り上げています。

また、シングルに収録されている『紅蓮華』と、アニメ主題歌としてテレビで放映されているものでは、歌詞が一部違っているというエピソードも話題になりました。

LiSAは『鬼滅の刃』の主人公である炭治郎の状況に寄り添ったとき、「この歌詞は炭治郎に言わせるべきでないと判断した」とラジオで語っています。しっかりと物語を踏まえた歌詞にしたことで、より『鬼滅の刃』との結びつきが強くなり、ファンの心に響いたのでしょう。
売上10万枚超えという大ヒットを記録し、名実ともにLiSAの代名詞となった『紅蓮華』。
ことあるごとに聴きたくなる、基本の一曲です。


『炎』は、映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌であり、第62回レコード大賞を受賞するなど、歴史的大ヒットとなりました。テレビアニメシリーズ『鬼滅の刃』のオープニングテーマだった『紅蓮華』に続き、劇場版の主題歌も担当することとなり、LiSAはTwitterで以下のように投稿しています。

人生は、出会いと別れの連続です。

LiSAが歌詞を噛みしめるように歌う『炎』を聴いて、映画の内容はもちろん、今まで自分自身が経験した「別れ」を思い出した方も多いのではないでしょうか。

たとえ大きな悲しみを抱えても、“心に炎を灯して強く進んで”いく、人間の豊かさや強さを、LiSAが圧倒的な熱量で伝えてくれます。

THE FIRST TAKEで披露された『炎』ピアノアレンジの動画には、歌い終えたLiSAが涙を流しながら曲について語る様子が映されています。

ありのままの感情を歌声に乗せて届けてくれるLiSAの姿は、多くの人の心に響く理由のひとつなのでしょう。

シルシ


『シルシ』は、大ヒット小説が原作のアニメ『ソードアート・オンラインⅡ マザーズ・ロザリオ編』のエンディング曲。2014年12月10日に発売され、今もなおファンに愛されているバラード曲です。

シングル表題曲としてはバラード初挑戦となったこちらの楽曲でLiSA自身が作詞を担当しました。

「命」や「生きている時間」といったテーマが切なくもあたたかく描写され、聴く人の心を震わせます。

MVでは砂時計が印象的に登場し、限りある時間の中で、何でもないような日常を一日一日、大切にしたいと思わせてくれる名曲です。

情感を込めてしっとりと歌い上げる『シルシ』が、同じくアニメタイアップ曲かつ「命」を描くことになったバラードである『炎』の表現や、強いメッセージ性へと繋がっていったのではないでしょうか。

ADAMAS


『ADAMAS』はテレビアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のオープニングテーマで、2018年12月12日に発売されました。

『シルシ』と同じく作曲はカヨコ、編曲は堀江昌太による楽曲です。

ダイヤモンドの原石という意味も持つ“ADAMAS”。LiSAはインタビューで「ダイヤほどきれいな印象を与えたいのではなく、ダイヤになるまでの過程や戦いを描きたくて」モチーフとして選んだと語っています。
泥まみれになったり傷だらけになったりしながらも戦いに挑んでいくイメージが、強く激しいドラムのリズムや、悲鳴のようにも聞こえるストリングス、鋭く畳みかける英語詞に表されています。

「Oh-oh-oh……」というインパクトのある間奏のコーラス部分は、ライブではファンが歌唱を担当します。ライブ前にこの曲をしっかり予習しておけば、スポーツ観戦の応援のときのような、高揚感を楽しむことができます。

LiTTLE DEViL PARADE


「ココロの泣いてる声が聴こえる?」という印象的な歌詞からはじまる『LiTTLE DEViL PARADE』。

曲名は、2017年5月24日に発売された、LiSAにとって4枚目のオリジナルアルバムのタイトルにもなっています。

自分自身が認めたくない一面や、自信のない自分を「小さなデビル」に見立て、それでも笑顔でいていい、自分を愛してみよう! というポジティブなメッセージが歌詞に込められています。まさに“小悪魔的”なLiSAの可愛らしさと明るさが詰まった一曲です。

特にライブでは、サビからアウトロにかけてのコール&レスポンスで「LDP!LDP!」と大合唱が行われ、悩み苦しんでいる人に対して「ひとりぼっちではない」と伝えているような、とてつもない一体感が生まれます。
明るい気分になりたいとき、励まされたいときには、是非『LiTTLE DEViL PARADE』を聴いてみてください。

HADASHi NO STEP


最後に紹介するのはTBS系火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』の主題歌となっている『HADASHi NO STEP』です。

作曲は『赤い罠(who loves it?)』も手掛けた、ロックバンドUNISON SQUARE GARDEN田淵智也が担当。

歌詞にもある通り「裸足で踊れそう」な気分にさせてくれる、管楽器を使った軽快でポップなサウンドに仕上がっています。
疾走感のある激しい楽曲が特徴的なLiSAですが、今回のような爽やかな楽曲では、歌声の甘さやかわいらしさが引き立ちます。楽曲全体が親しみやすくハッピーな印象があるのは、歌詞にも友達に語り掛けられているときのようなカジュアルさがあるからかもしれません。

最後に

『炎』や『紅蓮華』で一躍注目を浴びたLiSAのオススメ楽曲を、タイアップ曲を中心に紹介しました。

LiSAはロックサウンドから明るくかわいらしい楽曲まで、曲調や雰囲気が違っても、努力の過程や挫折、悲しみを乗り越えた先にこそ、喜びがあるというメッセージは変わりません。彼女の圧倒的な歌唱力と表現力が、さらに強く想いを人々に届けています。

彼女の座右の銘は「今日もいい日だっ」ネガティブで苦しい気持ちのときにも一歩ずつ前に進み続けることの大切さを、LiSAの楽曲を聴くことで思い出せます。

2021年から、実写映画やドラマのタイアップも増えているLiSA。作品の世界に寄り添いながら、メッセージ性の強い楽曲で、アニメタイアップ曲とはまた違った一面をこれからも見せてくれるでしょう。

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事