トイズファクトリーに所属している声優・古川慎。
「ワンパンマン」「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」など、数々の作品で主要キャラを演じている人物です。
今回は、古川慎の魅力をご紹介します。
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目次
古川慎とは?
【古川慎】1stアルバム「from fairytale」発売記念特番 supported by animelo mix』ご視聴ありがとうございました!📓🖋 pic.twitter.com/Z3KElAsGGY
— TOY'S FACTORY 声優STAFF (@tf_VoiceStaff) December 27, 2020
緑川光へ憧れて声優の道へ
5歳くらいの時に、アニメ「新機動戦記ガンダムW」を観ていたのだという古川。その主人公であるヒイロ・ユイの声優を担当していた緑川光の声を聞いて、その芝居に心惹かれたのだといいます。
当時は「声優」という職を認識していませんでしたが、高校生の時、仲の良かった友達が見せてくれた専門学校のパンフレットの特別講師の欄に緑川光の名前を発見。
「じゃあ、ちょっと行ってみよっかな」という軽い気持ちでオープンキャンパスに行き、緑川光に会うことはできなかったものの、体験授業が楽しかったことからその専門学校へと進学しました。
演出家の加藤真紀子との出会い
古川は、人生における大きな出来事として、演出家の加藤真紀子との出会いを挙げています。
芝居の経験もなく、エンターテイメントを学ぶ専門学校へと通い始めた古川。授業を通して、感情の解放の仕方や、芝居をする上での感情の作り方など、演技の基礎となる部分はすべて加藤真紀子に教えてもらったのだといいます。
専門学校1年生の時、舞台を行うことになり、人生で初めてメインの役を任された古川。
公演のカーテンコールで観客から拍手をもらい、そこで「ああ、お芝居って素敵だな、楽しいな」と感じたと古川はインタビューで語っています。
2011年、Webアニメ『武装中学生』吉野サトシ役で声優デビュー
エンターブレインのプロジェクト「XXolution project:」の第1弾として発表されたコンテンツ「武装中学生」。古川慎は、Webで公開された本作のショートアニメで声優デビューを果たしました。
彼が務めたのは、ごく普通の中学生である吉野サトシ。アニメと同時に展開されたオーディオドラマでは吉野サトシの明るいだけではない性格も描かれ、古川は思春期真っ只中の中学生の男の子を見事に演じました。
2013年、『ゴールデンタイム』の多田万里役でテレビアニメ初主演
2013年、古川は竹宮ゆゆこのライトノベルが原作のテレビアニメ「ゴールデンタイム」で初主演を果たしました。
彼が演じたのは、大学1年生の多田万里。高校卒業後の事故で、それ以前の記憶を失っているという役柄を繊細に演じました。
2016年、ラジオ『なんでもヒーロー! ゆっけとまーぼー』放送開始
2016年7月より、声優の小林裕介とともにパーソナリティーを務めるインターネットラジオ番組「なんでもヒーロー!ゆっけとまーぼー」の放送が開始されました。
パーソナリティーの2人がヒーローとなり、リスナーの悩みや無茶ぶりに全力で挑戦するというこのラジオ。近い距離でファンとコミュニケーションを取り、単独イベントも開催。
2023年2月現在も放送は続いており、第1・第3火曜日にニコニコ動画シーサイドチャンネルにて更新されています。
2018年、アーティストとしてデビュー
2017年10月に開催した初めてのバースデーイベントで、翌年にアーティストデビューすることを発表した古川。
2018年7月4日に1stシングル「miserable masquerade」を発売しました。
サウンドプロデューサーにはArte Refactの桑原聖を迎え、作詞は古川本人が担当。大人の恋愛を描いた切なげな楽曲で、ファンに新たな魅力を届けました。
2020年、第14回声優アワードで助演男優賞受賞
2020年、「年度に最も印象に残った声優や作品」を称える声優アワードで、古川慎は助演男優賞を受賞。
古川はTwitterで受賞の喜びと感謝を伝えました。
この度、第十四回声優アワードにて助演男優賞を頂きました
大変恐縮ですが、心から光栄に思います
これも自分と関わり、見守り、支えて下さった多くの皆様、作品、キャラクターが紡いでくれたご縁のお陰です
本当にありがとうございます。— 古川慎 (@M_Furukawa929) March 7, 2020