【新作『folklore』を電撃リリース】 テイラー・スウィフト 世界の歌姫の魅力とは…?

【新作『folklore』を電撃リリース】 テイラー・スウィフト 世界の歌姫の魅力とは…?

世界的に注目される高い歌唱力で大勢のファンを魅了する、ポップ音楽界の歌姫「テイラー・スウィフト(Taylor Swift)」

現地時間2020年7月23日の午前0時(日本時間:24日午後)に自身のInstagramを通じ、通算8枚目となるアルバム『folklore(フォークロア)』のリリースをサプライズ発表したことで現在話題が沸騰中です。

生まれ持った美貌を活かし、女優やモデルとしても活動を展開しているテイラー。
表現者として自身の持つ世界観を様々な舞台で魅せる彼女には、今後も更なる活躍が期待されています。

今回は、そんなテイラー・スウィフトのプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲のほか、最新の活動情報まで徹底的にご紹介します。

テイラー・スウィフトとは?

プロフィール

名前:Taylor Alison Swift(テイラー・アリソン・スウィフト)
生年月日:1989年12月13日(30歳)
出身地:アメリカ合衆国ペンシルベニア州
身長:178cm
家族構成:4人家族(父、母、本人、弟)

大物女性歌手と仲が良い

自分と同じようにアメリカの歌手、モデルとして活動するセレーナ・ゴメスと大の仲良しであるテイラー・スウィフト。

2人の出会いのきっかけは、3兄妹で活動するアメリカのポップ・ロックバンド「ジョナス・ブラザーズ」のライブ会場だったそうです。

雑誌のインタビュー等では互いの絆について語り合うほどの仲で、ティーン時代から姉妹のような関係を築いてきました。

セレーナが以前付き合っていたジャスティン・ビーバーとの破局後、支えにしていたと明かしているのもテイラー。
それだけプライベートでも信頼し合える仲であるようです。

社会貢献活動に積極的

テイラー・スウィフトといえば、チャリティ活動に積極的な姿勢が社会的に高評価されています。

MEMO

アメリカのチャリティ団体「DoSomething.org」が選ぶ“最もチャリティに貢献したセレブ”ランキングでは、2012~2015年まで4年連続で第1位の座に。

LGBT支援にも力を注いでおり、LGBT差別を禁止する連邦法「イクオリティ・アクト」が採択されることの重要性を手紙でテネシー州の保守派の上院議員ラマー・アレクサンダーに直訴し、同法を支持するようファンに署名を求める活動を行ったことが有名です。

他の有名人等の呼びかけも相まって、結果的に現地時間2020年6月15日には連邦最高裁判所が “LGBTの人々への職場での差別は公民憲法違反”という過去に例のない判決を下し、全米を驚かせました。

そのように差別撤廃に向け、大きな一歩を踏み出すきっかけを作り出した人物と言えるでしょう。

2020年に入ってからも昨今の新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた地元・ナッシュビルのレコード店への経済的支援、複数の困窮するファンへの個人的な支援等、様々な寄付活動を行っているそうです。

歌手として名を馳せるまでの経歴

裕福な家庭に誕生

銀行のファイナンシャル・アドバイザーの父親、元投資信託の管理者であった母親のもとに生まれ、幼少期の趣味が「英国式乗馬」だったと話すテイラー・スウィフト。

相当なお金持ちの家庭で生まれ育ったことが伺えます。

9歳になるとミュージカルに関心を持つように。
自身も劇団に所属し、度々ニューヨークにあるブロードウェイまで足を運んで歌・ダンスのレッスンを受けていました

カントリーミュージックに影響を受ける

カントリー歌手であるシャナイア・トウェインに影響を受け、11歳の時にはカントリーミュージック界で有名なテネシー州ナッシュビルにあるレコードレーベルのミュージック・ロウに有名歌手たちの歌をカヴァーしたデモテープを提出します。

カントリーミュージックとは

    カントリーミュージックはアメリカの田舎で生まれ、主に白人の間で発展してきた音楽ジャンル。
    伝統楽器を用いることにより、素朴で感傷的なメロディーを奏でるのが特徴とされています。

しかし、伸び悩む自身の評価から「皆と違うことを考えなくては」と思い至ったといい、翌年にはギターの3コードを覚えたばかりのタイミングで自身初の作曲に挑戦した「Lucky You」の制作に取り掛かります。

ナッシュビルに移住

14歳の時、父親の仕事の異動がきっかけでナッシュビルへの転居が決まったテイラー・スウィフトは、現地の高校に通い始めます。

カントリー音楽への憧れを持つ彼女に対して偏見を抱く学生も多かったようですが、そんな周囲からの視線に屈することなくこれまで以上に楽曲制作に勤しむようになったと語るテイラー。

MEMO

この試練で世界に負けない強さを身につけたと明かしており、彼女の並々ならぬ精神力が伝わってきます。

1stアルバム『Taylor Swift』で全米に注目される

テイラー・スウィフトがメジャーデビューまでの本格的な道のりを歩み始めたのは、彼女が15歳の時のことでした。

1年ほど前から契約していたRCAレコード会社の養成所から独立し、自身でキャリアを積み上げていくことを希望していたテイラーは、設立したてのビッグマシーンレコードに移籍してカントリー歌手としての道を歩み始めます。

2006年、彼女が16歳の時には自身初のアルバム『Taylor Swift』をリリース。

現在のポップ要素が強い彼女の楽曲からは想像できないようなカントリー色の強いアルバムに仕上がっており、今では伝説とも言われるほどの1作となっています。

MEMO

これまで例にない“カントリーの伝統楽器と、今どきのロックギターの融合”をコンセプトにした楽曲揃いの同アルバムは、デビュー作とは思えないようなインパクトを全米に与えました。

これがきっかけとなり、テイラー・スウィフトが人気歌手としての人生を築き始めたと言っても過言ではないでしょう。

ポップ音楽界の歌姫に

1stアルバムのリリース以降、次第にカントリーミュージックよりもポップテイストの音楽が増えていったテイラー・スウィフト。

MEMO

メジャーデビュー以降の楽曲はそれぞれ少しずつカントリー色を感じるものばかりでしたが、2014年に彼女がリリースした通算5枚目のアルバム『1989』の中にはその要素が一切ないことで話題に。

世界にウケることを目的としたわけでなく、完全にテイラーならではの感性に従って生み出されたアルバムであることを感じる仕上がりなのが魅力的です。

同アルバムのリリースを予告すると同時に披露した新曲「Shake It Off」には、今後のポップ音楽界での躍進を決意した彼女の意思が感じられると評判でした。

テイラー・スウィフトの魅力

抜群のスタイルを活かしたファッション

自身の楽曲のみならず、持ち前のスタイルでもファンの心を掴んで離さないテイラー・スウィフト。

カントリー風の落ち着きあるスタイルから、ポップで現代的なスタイルまで楽曲のテイストに合わせたかのような幅広いファッションを着こなし、モデル並みの注目を集めています。

特に、自慢の美脚を露わにしたミニスカートや短パンスタイルは、アメリカ人女性の憧れの的。

MEMO

2014年には、アメリカの代表的な娯楽雑誌『People』が選ぶ“ベストドレッサー賞”の第1位に選ばれたこともあります。

セレブだからといって驕らず、比較的安価な彼女の私服は一般人の間でも好評です。

共感性の高い恋愛ソング

“恋多き歌姫”の異名で呼ばれることが多いテイラー・スウィフトは、大勢の聴き手にとって共感性の高い恋愛ソングを紡ぎ出す能力に長けています。

驚きなのが、まだ恋愛経験の少なかった時代にもインスピレーションに基づいた感情移入をすることにより、未経験のことですら言葉に出来たという事実。
これは、彼女ならではの才能だと言えそうです。

両親の影響、はたまた生まれ持ったテイラー本人の恋愛体質が、このような人間離れした業を可能にしたのでしょう。

セレブの友人が多い

前述した通り、セレーナ・ゴメスと親友関係にあるテイラー・スウィフト。

MEMO

他にも、アメリカ合衆国の女優として活動中のジェシカ・アルバカーリー・クロス、テイラーと同じく歌手や女優、モデルとして活躍するカーラ・デルヴィーニュ等とも仲の良いことで知られており、彼女たちがアルバム『1989』の収録曲「Bad Blood」のMVに友情出演した際には大反響を呼びました。

2015年に開催した「ザ・1989・ワールド・ツアー」のライブ中も観客へのサプライズゲストとして、豪華な友人等を登場させたことが話題に。

具体的には、モデル仲間で友人のケンダル・ジェンナーやジジ・ハリッド、マーサ・ハント、さらに先述したカーリー・クロスやカーラ・デルヴィーニュのほか、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズ等が集結したそうです。

テイラー・スウィフトのおすすめ楽曲3選

①「Shake It Off」

2014年8月18日にリリースされた、テイラー・スウィフトの通算32枚目のシングル「Shake It Off」

2015年2月に開催された「第57回 グラミー賞」では、「最優秀レコード賞」・「最優秀楽曲賞」・「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス」の3冠を達成。
アメリカのみならず、世界中で圧倒的な認知度を誇る1曲です。

MEMO

タイトルは日本語訳すると、“気にしてなんかいられない”という意味になります。

有名人であるのは良いことばかりでなく、プライベートまでパパラッチに回されるような窮屈なことも多々。
そんなテイラーがタイトルの如く芸能人という立場を脱ぎ捨て、激しいダンスで自分らしさを表現しているMVが見どころです。

型にはまった動きのプロのダンサーたちと並んでも、彼等に合わせる以上に個性を見せることを重要視したかのような堂々とした型破りのパフォーマンスには、みるみるうちに引き込まれてしまいます。

曲の途中でプロですら思い思いのダンスを踊り始めるシーンが、印象的かつ本曲の魅力を最大限に伝えているように感じました。

②「Bad Blood」

2014年10月27日にリリースされた、テイラー・スウィフトの通算5枚目のアルバム『1989』に収録されている「Bad Blood」

同アルバムのタイトルである4桁の数字は、テイラーの生まれた西暦
カントリーミュージック出身の彼女がポップの新ジャンルとして、グラミー賞を総ナメしたことで有名な楽曲です。

2015年5月17日には、ラッパーのケンドリック・ラマーとのコラボレーションでニューバージョンという形にシングル化されています。

MVは先述した通りテイラーの友人が多数出演し、大変豪華な仕上がり。

MEMO

歌詞は“仲違いした友人への復讐”をテーマに紡がれており、相手に対してどこまでも執念深い思いを抱く様子が伝わってくるフレーズが特徴とされています。

一説によれば、2014年にバックダンサーの引き抜き問題が引き金となってテイラーとの間にバトルを勃発させていたシンガーソングライターのケイティ・ペリーに向けた歌なのではないかと囁かれていたそうです。

長きにわたって続いた因縁関係でしたが、2019年6月にリリースされたテイラーの通算7枚目のアルバム『Lover』からの2ndシングル「You Need To Calm Down」のMVを通してついに決着を迎えたことが伝えられています。

テイラーとケイティがそれぞれポテトとハンバーガーに扮し、抱き合う等の仕草で仲直りを表すシーンは可愛すぎるので、是非そちらもチェックしてみてください!

③「Blank Space」

2014年10月27日にリリースされた、テイラー・スウィフトの通算5枚目のアルバム『1989』に収録されている「Blank Space」

MEMO

タイトルは日本語訳すると、“空白”という意味。

サビのラストに入るペンのノック音が、まさに何もない状態(=空白)に新しい恋人の名前を書き記していることを表現しています。

有名人であるが故に普通の女の子のような恋愛が出来ず、プライベートを追いかけ回されるテイラーの立場から描く恋愛上の悩みをさらけ出したような歌詞が印象的です。

しかし、その中に含まれる嫉妬や純愛のような根本的な感情は、誰にでも共通するもの。
このような感情を含む歌詞が、特に聴き手の共感を誘っているのではないでしょうか。

本曲についても同年11月10日にシングル化されており、MVは2015年の「MTV Video Music Awards」で「最優秀ポップビデオ賞」・「最優秀女性ビデオ賞」を受賞。

テイラーいわく、“今までで最もクレイジーなビデオ”に仕上がっている”というMVも必見です。

その撮影はテイラー自身のリッチな生活を表現するのにピッタリのゴージャスなニューヨークの古城で行われました。
同所は結婚式の人気スポットということで、2日間30時間のうちに全て撮り終えられたそうです。

テイラー・スウィフトの最新活動情報

最新アルバム『folklore』のリリース

現地時間2020年7月23日、世界同時配信がスタートしたテイラー・スウィフトの通算8枚目となる最新アルバム『folklore』

MEMO

全16曲の収録曲全ての作曲を自らが手掛けています。

公式Instagramを通し、リリース情報がサプライズで発表された際は大勢のファンを驚かせました。

投稿には森の中に佇むテイラーの姿を映した写真と共に“昨今の新型コロナの影響で今夏に計画していたことが実現できなかった中、計画していなかったこと(『folklore』のリリース)が実現できた”という趣旨の文章が綴られています。

また、外出自粛期間を利用して完成したという同アルバムの制作には多数のミュージシャンたちの協力があったといい、文末には彼等に向けた感謝のメッセージも。

そのうちの一人“ウィリアム・バウリー”という名の人物が一部のファンの間でテイラーの現在の恋人であるジョー・アルウィンなのではないかと憶測されているようで、彼との関係が良好である様子を伝えているのではないかと話題になりました。

また、テイラー本人が登場人物、MV監督の両方に挑戦した『folklore』の収録曲「cardigan(カーディガン)」も同アルバムのリリースに合わせて公開されています。

タイトルの如く次々に起こる不思議な体験の後、彼女がカーディガンに身を包まれてラストを迎えるストーリー風の仕上がりの1曲です。

テイラーの持つ世界観がたっぷり堪能出来るように感じたので、ファンの方は音楽と共に映像も併せて彼女の魅力に浸ってみてください。

最後に…

以上、テイラー・スウィフトのプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲のほか、最新の活動情報まで幅広い内容をまとめてきました。

カントリーミュージック出身のテイラーが、音楽界では新境地となる“カントリーとポップの融合”というジャンルから完全なポップ音楽を手掛けるに至るまでの経緯のほか、彼女の生み出す楽曲が世界中で愛される理由についても理解してもらえたのではないでしょうか。

テイラー自身が作曲を手掛けた最新アルバム『folklore』のうち、今回触れなかった収録曲についても魅力多き曲揃い。

彼女ならではの世界観が溢れ出ている一作なので、是非チェックしてみてください!

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