【ブルーロック】OP・ED歴代主題歌を徹底解説

【ブルーロック】OP・ED歴代主題歌を徹底解説

『ブルーロック』第1期ED主題歌

アニメ『ブルーロック』の各話を締め括るエンディング主題歌を紹介します。

WINNER / 仲村宗悟

第1期第1クールのエンディング主題歌に起用されたのは、ソロアーティストとしても活躍する声優・仲村宗悟“WINNER”

2022年11月16日に仲村宗悟6枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。

仲村は、主題歌を担当するアーティストであると同時に、『ブルーロック』の野生児キャラ・我牙丸吟(ががまる ぎん)の声を担当する出演者でもあります。

様々な楽器が躍動し、暖かみのある音像が耳に心地よい“WINNER”は、仲村自身が作詞・作曲を手掛けたチル系チューン。オープニング主題歌の激しさと対比させることで、その優しい声と楽器の音色がさらに心に沁みます。

しかし、包み込むようなサウンドとは裏腹に、その歌詞は決して甘くありません。

<屍の山の頂きに立ったらそこからの景色はどう見えるの?>

たったひとつの勝者の座を賭けて熾烈な闘いを繰り広げる“青い監獄”プロジェクト参加者たちの心境が直接的に歌い上げられています。

オープニング主題歌と同様、“WINNER”もアニメーションをフィーチャーした特別MVが公開中です。

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Numbness like a ginger / UNISON SQUARE GARDEN

第1期第1クールオープニング主題歌を担当したUNISON SQUARE GARDENが、第1期第2クールではエンディング主題歌アーティストとして『ブルーロック』の世界を彩ります。

起用された“Numbness like a ginger”は、2023年4月12日発売のアルバム『Ninth Peel』収録曲。

“カオスが極まる”のカオティックな音世界から一変し、ジャジーな香り漂うピアノを主体としたスタイリッシュな楽曲に仕上がっています。

“青い監獄”プロジェクトで敗退した選手たちの心境を歌っていると思われる歌詞は秀逸で、まだ苦々しさが色濃く残る気持ちのなかに、未来に対するほんの少しの希望が見え隠れし、知らず知らずのうちに感情移入してしまうこと確実です。

<傷跡のままかもしれない 宝物になるかもしれない いつかのどこかでたまに振り返るね>

敗者はいつも勝者の影に隠れてしまう存在ですが、“Numbness like a ginger”は脱落していった登場人物たちにそっと寄り添う名エンディング主題歌だと言えるでしょう。

EMOTION Label Channelの公式YouTubeチャンネルでは、第2クールのノンクレジットED映像を観ることができます。

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