UNISON SQUARE GARDEN 【代表曲10選】ライヴでも鉄板曲! ユニゾンの名曲を徹底解説

UNISON SQUARE GARDEN 【代表曲10選】ライヴでも鉄板曲! ユニゾンの名曲を徹底解説

2008年にメジャーデビューし、2022年7月から全国25箇所を巡るツアー「kaleido proud fiesta」を行うユニゾンことUNISON SQUARE GARDEN。2021年だけでも全国ツアーを4回敢行するなど、新しい生活様式の中でも彼らの生の音を聞く機会が格段に増えています。

せっかくライブに行くなら楽しみたい!そんな方に向けて、ライブのセットリストにもよく入る有名曲10曲をご紹介します。

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シュガーソングとビターステップ


2015年リリース、彼らの代名詞ともいえる曲です。アニメ「血界戦線」のエンディングテーマとして書き下ろされ、曲に合わせてキャラクターが踊る映像もアニメファンの間で評判を呼びました。

楽曲制作を担うベース・田淵智也はインタビューにて、様々な要素をひたすら詰め込んだ結果、楽しく踊れるくらいポップな曲調になったと話しています。

通常タイアップ曲の制作は縛りが多い中、珍しく自由度が高かったそうで、シングルらしさを出すために入れる要素を増やしたとインタビューで振り返っています。

歌詞も彼らがやりたい表現をたくさん盛り込んでいます。タイアップ作品を読んで発想を得ているところもありますが、基本的に田淵の直感がベースになっているとラジオで語っています。

MEMO

彼らの楽曲制作のスタイルは、メンバー一人が先導するのではなく全員で話し合いながら作っています。基本の曲を田淵が作り、それをVo.斎藤とGt.鈴木に渡します。その後自身で編曲を行う、メンバー間で話し合いながらブラッシュアップ。3人で何度もスタジオで音を合わせながら形にしています。

君の瞳に恋してない


2018年リリースのアルバム「MODE MOOD MODE」に収録されています。2022年6月現在、YouTubeのPV再生回数は約950万回と1000万回再生まであと少し。アルバム収録曲ながら多くのファンに支持されている名曲です。

曲調は「シュガーソングとビターステップ」と同じくポップで聞きやすいものの、歌詞のテーマは暗め。

恋人同士が価値観のすれ違いから喧嘩が絶えず、最後には「大切なものを失った」という失恋ソングです。

恋愛ソングではあるものの、歌詞に「好き」「愛している」など直接的な言葉は使っていません。これはきれい事ばかり書きたくない田淵の思惑が反映されています。インタビューでも彼が書くものに反応し、信頼してくれるファンがいるからこそ強みになっていると話しています。

事実、2022年4月にYouTubeにて再公開されたPVのコメント欄には、田淵がインタビューで語ったような感想を残すファンが多数見受けられます。

天国と地獄


2014年リリース「Catcher In The Spy」のリード曲。ここまで取り上げた2曲とは異なり、攻撃的な楽曲となっています。エッジが効いた曲の中に、彼ららしい言葉が散りばめられた歌詞。ライブで踊れる、ユニゾンが全力で作ったロックチューンです。

この曲は田淵がある映画にインスパイアされて制作をしています。その映画のタイトルは、曲名と同じ「天国と地獄」。1963年に公開された黒澤明監督の作品です。

この作品は、身代金目的の誘拐がテーマ。作中の犯人は身代金を受け取り目的は達成できたものの、刑事らの捜査により足がついて最終的には逮捕されます。何か転げ落ちそうなギター音が印象的なイントロとこの犯人の足取りには関連性があるのでしょう。

この映画を見ている最中にこのイントロのメロディーが浮かび、そのあとは曲のことで頭がいっぱい。映画の内容はあまり覚えていないとラジオで話しています。

MEMO

この楽曲のPVのコメント欄に「鮭(しゃけ)」という言葉があります。これは1番Bメロ前に「shake it」と言っている部分を指しています。フレーズを非常に短く切っているせいで、「鮭にしか聞こえない」とファンの間で話題に。

「今日鮭食べるときに思い浮かんだ」「このコメントのせいで鮭にしか聞こえない」など、この空耳に毒されているファンの声が多く書かれています。

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