東国と西国の冷戦時代を舞台に、スパイを主人公とした人気漫画『SPY×FAMILY』。2022年からTVアニメ化し、2023年10月から第2期が放送中で、さらに12月には劇場版の公開を予定しています。
スパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女の仮初の3人家族のホームコメディで、血の繋がりを超えた家族の温かさを感じさせるOP・ED・劇場版の主題歌を紹介します。
目次
アニメ『SPY×FAMILY』とは?
概要
「少年ジャンプ+」(集英社)にて2019年から連載中の、漫画家・藤原達哉による大人気漫画『SPY×FAMILY』。スパイの男(ロイド)、殺し屋の女(ヨル)、超能力者の少女(アーニャ)という赤の他人3人が、自分の素性や能力を隠し、それぞれの目的を達成するために“仮初の家族”となり、ごく一般の家族として日常を送りながら訪れるトラブルと奮闘するハラハラドキドキの物語です。
2023年「第52回日本漫画家協会賞 コミック部門大賞」を受賞し、2022年4月〜同年6月まで、2022年10月〜同年12月まで2クールでTVアニメ第1期が放送され、2023年10月からは第2期が放送中。同年12月には完全オリジナルストーリーの『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』も公開を予定しています。
あらすじ・登場人物
東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の冷戦状態で、世界中が水面下で情報戦を繰り広げていた時代を舞台にした『SPY×FAMILY』。
主人公は、西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉の凄腕スパイ・コードネーム黄昏(たそがれ)。変装を得意とする黄昏は、東国国家統一党総に近づく極秘任務のため、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、孤児院から少女アーニャを引き取り、ヨルを妻に迎え偽装の家族を築きます。
しかし、実は、アーニャは相手の心を読む超能力者で、ヨルは普段は市役所の事務職員として働き、“いばら姫”の名を持つ殺し屋と、2人とも秘密を抱えています。3人がお互いの正体を隠しながら家族としてトラブルを乗り越えていくシリアスな設定でありながらも、笑いも多く心温まる物語です。
他にも、実はスパイを捕まえる側の国家保安局(秘密警察)で働いているが、大好きな姉のヨルには外務省勤務と伝えているユーリ、予知能力を持つフォージャー家の番犬ボンド、ロイドの仲間の情報屋フランキーなど、秘密を抱える個性的な登場人物たちが物語を賑やかにしています。
ロイド・フォージャー(江口拓也)、アーニャ・フォージャー(種﨑敦美)、ヨル・フォージャー(早見沙織)、ボンド・フォージャー/ナレーション(松田健一郎)、フランキー・フランクリン(吉野裕行)、シルヴィア・シャーウッド(甲斐田裕子)、ユーリ・ブライア(小野賢章)など。
✳( )内は声優名。
アーニャ役の種﨑敦美は、2023年秋アニメの『葬送のフリーレン』のフリーレン役、『薬屋のひとりごと』の玉葉姫役と、まったく違う3人のキャラクターを見事に演じ、2023年秋アニメの中で注目の的になっています。
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