【ブルーロック】OP・ED歴代主題歌を徹底解説

【ブルーロック】OP・ED歴代主題歌を徹底解説

累計発行部数が2,800万部を超える人気サッカー漫画『ブルーロック』。2023年9月に最新巻が発売された際には、最新巻のみならず既巻まで品薄になる書店が続出し、緊急重版となったこともニュースとなりました。

2022年10月にアニメ化されたことで作品人気は高まる一方で、2023年3月の放送終了後には早くも第2期の制作が決定。同年5月には舞台版が上演されたほか、スピンオフ作品『劇場版ブルーロック -EPIOSODE 凪-』が映画化されることも決定しています。

本記事では、アニメ版『ブルーロック』の主題歌として起用されたOP・ED楽曲を徹底解説します。

『ブルーロック』とは

週刊少年マガジンで連載中の『ブルーロック』は、原作・金城宗幸、作画・ノ村優介のタッグによるサッカー漫画です。2018年8月から連載が開始され、2023年9月現在、26巻まで発刊されています。

2021年に「第45回講談社漫画賞」少年部門を受賞するなど、その内容が高く評価されている『ブルーロック』は、チーム競技としてのサッカーを主軸に描く従来のサッカー漫画とは一線を画す奇抜な設定が特徴的です。

2018年のサッカーワールドカップが閉幕したところから物語は始まります。日本代表のベスト16敗退という結果を受け、日本フットボール連合はワールドカップ優勝の悲願を達成するべく、世界一のストライカーを養成する“青い監獄”プロジェクトを発足させたのでした。

プロジェクトの舞台となる専門施設「ブルーロック」に集められたのは、ユース世代の精鋭FW300人。日本を世界の頂点へと押し上げる力を持った絶対的ストライカーを選抜するため、参加者には過酷な課題が次々と課せられます。

運動能力やサッカー技術以外にも、サッカーIQ、発想力、空間認識能力、精神力、判断力、統率力、エゴイズムなどさまざまな要素が求められる課題により、容赦なくふるいにかけられていく参加者たち。

脱落者に待っているのは、サッカー日本代表入りの資格を永久に剥奪されるという絶望的な運命。物語の主人公・潔 世一(いさぎ よいち)は、自分の夢をつかみ取るため、他ならぬその夢を“参加費用”として差し出し、プロジェクトに身を投じるのでした。

スピンオフ作『ブルーロック-EPISODE 凪-』

『ブルーロック』本編のスピンオフ作品として2022年6月から別冊少年マガジンで連載がスタートしたのが、人気キャラクター・凪誠士郎(なぎ せいしろう)を主人公に据えた『ブルーロック-EPISODE 凪-』。こちらの作品は、原作・金城宗幸、作画・三宮宏太のタッグで連載され、発行部数100万部突破のヒット作となっています。

何事にも真剣に向き合おうとせず、「面倒くさい」が口癖という少年漫画の主人公らしからぬ性格の凪誠士郎ですが、実はたいした努力をしなくても何でもこなせてしまう超天才肌。その天才ぶりはサッカーにおいても発揮され、競技歴わずか半年ながら、すでに強豪プレイヤーたちを遥かに凌駕する実力者となりました。

当初はサッカーに興味を示さなかった凪でしたが、個性豊かなライバルプレイヤーたちと切磋琢磨するなかで、徐々にその面白さや奥深さに目覚めていきます。凪の心情の変化、それがもたらすプレイヤーとしての成長から目が離せない作品です。

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