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第2期『オーバーロードII』OP・ED
2018年1月から2018年4月まで放送された第2期『オーバーロードII』。
OP「GO CRY GO」OxT
引き続き、OPテーマはOxTが担当しました。ハードなロックサウンドに、サビへの転換、讃美歌のようなゴシックな雰囲気、2番以降の手拍子やギターソロなど、変化の連続の楽曲。オーイシの声使いや息遣いも楽器のように変化して、聴きどころが随所にあります。
明るい曲調とは反対に、タイトルや歌詞には〈笑顔もなく奪い合う/酷の中/切り拓け〉という風に陰陽の言葉を含み、マイナス面からスタートし突き進む勢いを感じます。
ED「HYDRA」MYTH & ROID
EDテーマは、新体制となったMYTH & ROIDが担当しています。初代ボーカリストMayuの卒業後、2代目ボーカリストKIHOWが加入して初のシングル。“自己犠牲の愛”をテーマに、ピアノの音と歌声が降ってくるような神々しさがあり、儚くも力強い歌声が胸を打つ一曲。
デモでは英語の歌詞でしたが、Tom-H@ckが尊敬する人物から「バラードは歌詞をダイレクトに突き刺すことが先決」という助言があり、日本語歌詞に変更。
ラジオのように歪みが強いものが心に残るので、KIHOWには泣くぐらい感情的に歌ってほしいと伝え、歌は修正なしで収録しています。
MV映像では、雪景色に白い十字架、白いロボットと白骨化した主人、白装束のMYTH & ROIDという白い世界が広がって、真っ赤な血がインパクトがあります。最後に、ロボットが聖典のようなものを燃やすシーンには、再び新しいものが始まる表明の意も込められています。
当時、本曲は、初回売上枚数もYouTubeでのMV再生数のスピードも過去1番好調。周囲のアーティストや音楽家らからも高評価で、新生MYTH & ROIDを鮮烈にアピールしました。