アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌一覧

アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌一覧

第3期『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌


PEACEKEEPER / STEREO DIVE FOUNDATION

アニメ第3期OP主題歌である「PEACEKEEPER」を手掛けたのは、STEREO DIVE FOUNDATION。過去に「転スラ」の楽曲を担当した際と同じように、シンガーソングライターのR・O・Nがソロプロジェクトの名義を用いています。

ジャンルはピアノロックですが、疾走感にこだわったリズムとメロディアスなフレーズが組み合わさっているような、計算し尽くされた技術と磨き抜かれたセンスはさすがのひと言。STEREO DIVE FOUNDATIONらしさがぎゅっと詰まった楽曲が、物語の魅力をさらに高めています。

タイトルにある「PEACEKEEPER」つまり、平和を守る者という言葉をかみしめると、「転スラ」の世界がいっそう広がっていくような感動があります。

Believer / 来栖りん

アニメ第3期ED主題歌として起用されたのは、来栖りんが歌う「Believer」。

もともと、2016年に結成されたアイドルグループ・26時のマスカレイドのメンバーであった彼女は、2022年に同グループが解散してから、今後は声優の世界を志すことをSNSなどで表明。そして見事に夢を叶え、現在では、声優およびアニソンアーティストとして精力的に活動しています。

アニメ第3期ED主題歌のオファーが巡ってきた際には非常に驚いたそうですが、「届かないけど、届けたい願い」というテーマにこだわって、心を込めて歌ったことがしっかりと伝わってきます。

劇場アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌・挿入歌

Make Me Feel Better / MindaRyn

ファンの大きな期待を受けて、2022年11月25日に公開された『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』。

記念すべき初の劇場版のリードアーティストという大役を任されたのは、過去にもエネルギッシュな楽曲で「転スラ」の世界をサポートしてきたMindaRyn

楽曲を聴いてみると、たとえ様々な困難に見舞われて心が折れそうになっても、絆を深めた仲間とともにハードルを乗り越えた先には、明るい希望や幸せが待っている、というポジティブなメッセージが詰まっているような印象を受けます。

明るさや爽やかさに満ちた疾走感のあるロックチューンに耳を傾けていると、「なんだか良い感じ」の気分になって自然に身体が動き出しそうな不思議な感覚があります。

浄歌 / TRUE

TRUEが歌う「浄歌」は、『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の挿入歌として使用されました。

作中のとある重要なシーンで使用された楽曲ですが、まず、神々しさを前面に打ち出したようなダイナミックなイントロに心を打たれます。また、サビに入ると楽曲のボルテージが一気に高まるため、感情を込めて歌うことが難しいですが、TRUEは圧倒的な歌唱力を活かして、幻想的で力強いメロディーを見事に歌い上げています。

物語の世界観と完璧にリンクしているため、劇場版を観ていない場合には、歌詞のニュアンスを完全に理解することは難しいかもしれません。しかし、作品の鑑賞後に改めて歌詞をなぞってみると、激しくて切ない心情を表現するため、繊細な配慮を持って言葉が選び抜かれていることに、改めて驚かされます。

SPARKLES / STEREO DIVE FOUNDATION

作中で使用されている2曲の挿入歌のうち、あるキーパーソンをテーマに制作されたのが、STEREO DIVE FOUNDATIONによる「SPARKLES」です。これまで登場したSTEREO DIVE FOUNDATIONの楽曲と同じように意味深な1つの英単語で表されたタイトルが非常に印象的です。

全体的に日本語を多く用いた歌詞ですが、人種や普段から使用している母国語を問わず理解しやすい「ある言葉」を、非常に印象的な箇所で用いています。詳細は伏せますが、物語の世界とリンクして様々な工夫が施された歌詞には思わず唸らされます。

AメロやBメロと比較して、サビの部分ではギターによるドライブが掛かるため、ゆったりとしたメロディーラインながらも迫力を損なわないドラマチックなサウンドに仕上がっています。

物語の世界を頭に思い浮かべながら、繰り返し聴けば聴くほど沼にハマるような中毒性があります。

アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』まとめ

ここまで紹介した通り、アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』の主題歌は、楽しくて明るいものから、少ししっとりしたバラード、さらにはおのずとテンションが上がるようなロックチューンまで、OP・EDとも非常にバリエーションが豊富です。

例えば、強敵と闘う章ではハイテンションなロックチューンを組み合わせるなど、バラエティー豊かな主題歌を無計画に並べるのではなく、物語の進行に合わせて、視聴者の心境に寄り添う楽曲を絶妙にタイアップしているような印象を受けます。

2024年4月よりアニメの第3期の放送がいよいよスタートし、ファンのボルテージもいっそう高まっています。今後、壮大な物語がどのように展開していくのか、ますます目が離せません。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事