『ワールドトリガー』は、現在『ジャンプSQ.』で連載中の大人気漫画です。
2014年にはアニメ化もされ、2021〜22年には2ndシーズンと3rdシーズンが放送されました。
今回は、そんな『ワールドトリガー』を彩ってきた主題歌全7曲をまとめてご紹介していきます。
目次
「ワールドトリガー」とは
原作とあらすじ
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) December 31, 2021
『ワールドトリガー』は、集英社の『週刊少年ジャンプ』で2013年11号から連載開始された葦原大介の少年漫画です。
作者の体調不良を理由に2016年51号から約1年9か月の休載を経て、2018年48号から52号まで同雑誌で連載後、2019年1月号からは同社の月刊誌『ジャンプSQ.』(ジャンプスクエア)に移籍。現在に至るまで連載が続いています。
ようやくお伝えできます。大変、大変…お待たせしました。「ワールドトリガー」週刊少年ジャンプ48号(10/29発売)より連載再開&12月よりジャンプSQ.移籍&コミックス19巻発売のお知らせです。https://t.co/UiAXp1YOFbhttps://t.co/Fm0P2MoY4W pic.twitter.com/Dr7PWPoO26
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) October 15, 2018
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人口28万人の都市・三門市に突如として出現した門(ゲート)。
そこを通じて、異世界から近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物が侵略してきます。
未知の脅威に震撼する市民を救ったのは、「ボーダー」と名乗る組織でした。
運命の日を皮切りにボーダーは界境防衛機関として大きく成長し、その後も続くネイバーの襲撃に対抗していました。
ゲートが開いてから数年後、ボーダーの見習い隊員として所属する三雲修(みくもおさむ)の元に、謎の少年・空閑遊真(くがゆうま)が現れ、物語は大きく展開していきます。
『ワールドトリガー』は「遅効性SF」というキャッチコピーの通り、他作品とは一線を画した漫画です。
本作の最大の魅力の1つは、全ての登場人物の人格や個性が非常に丁寧に描写されている点です。
全く異なる要素を持ったキャラクター達が、それぞれの考え方や性格を活かして想像を超える戦術を展開していくので、1シーンたりとも目を離すことが出来ません。
ダイナミックなバトルアクションに加え、繊細に描かれる人間模様も秀逸です。
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1stシーズン主題歌
少年ジャンプで大人気連載中「ワールドトリガー」TVアニメ化決定しました。
詳しくは公式Twitter(@W_Trigger_off )や、少年ジャンプ公式HPにて→http://t.co/Hngww0Faoz pic.twitter.com/sMEYzSWXIO— ジャンプLIVE (@jump_live) May 27, 2014
『ワールドトリガー』1stシーズンは全73話で構成されており、テレビ朝日系列で2014年10月5日から2016年4月3日に放送されました。
1stシーズンの主題歌は、基本的にAパート終了後に挿入されています。
ソナーポケット『GIRIGIRI』
作詞:ソナーポケット
作曲:ソナーポケット、KAY
編曲:KAY、Shunsuke Harada
ソナーポケットが作詞・作曲を手掛けた『GIRIGIRI』は、1stシーズンの第1話から第23話のオープニングテーマ。
元々『ワールドトリガー』の大ファンだったソナポケは、主題歌のオファーが来た際に改めて原作を読みなおし、ワートリの世界観を楽曲の中に反映したそうです。
『GIRIGIRI』というタイトルには、近界民(ネイバー)の襲撃からゲート”ギリギリ”で人類を守る「ボーダー」の姿が重なります。
1番の歌詞ではボーダーの組織としての在り方を、そして2番ではボーダーの一員として戦おうとする主人公らの心情にフォーカスを当てています。
歌詞の中には、ネイバーが出現する門を意味する「ゲート」や、ネイバーの技術を応用して生み出したボーダーの武装テクノロジー「トリガー」など、ワートリならではのオリジナル用語が散りばめられています。
音楽面では無機質なビートと繊細なキーボードのギャップ、そして絶妙なボーカルエフェクトによって『ワールドトリガー』らしい近未来的な雰囲気を引き出しました。
歌詞、音楽共にアニメの世界観にマッチした本作は、現在もワートリファンの間で人気の高い楽曲です。
『GIRIGIRI』は、2014年11月5日にリリースされたソナーポケットの18thシングル『笑顔の理由。/GIRIGIRI』に収録。初回限定盤Bと通常盤Bのジャケットには、アニメ『ワールドトリガー』の書き下ろしイラストが採用されています。また、ソナーポケットの5thアルバム『ソナポケイズム⑤ 〜笑顔の理由。〜』にも収録されました。
AAA『アシタノヒカリ』
作詞:溝口貴紀、Mitsuhiro Hidaka(ラップ詞)
作曲:丸山真由子
編曲:ats-
AAAの『アシタノヒカリ』は、1stシーズンの第24話から第47話のオープニングテーマ。
AAAの楽曲を多数手がけてきた溝口貴紀(みぞぐちたかき)が作詞、そしてAAAの日高光啓(ひだかみつひろ)がラップ詞を担当しました。
ワートリの登場人物がそれぞれに経験してきた壮絶な過去、そしてそれを抱えながら現在と向かい合おうとする姿勢が楽曲の中に描写されています。
溝口は、自身のTwitterで「各方面から2番の歌詞が良いと褒められる」と明かしており、アニメと切り離して聴いても胸に響く内容となっているので、ぜひ歌詞を見ながら聴いていただきたい楽曲です。
【明日発売】AAA 47th Sg『アシタノヒカリ』溝口名義で歌詞提供致しました☆TVアニメ「ワールドトリガー」主題歌にも起用されてますので、是非チェックしてください☆
各方面から「2番の歌詞が良い」と褒められ、密かに喜んでいます笑 http://t.co/1V7xBvGnzL— 溝口®️UCCA 貴紀 (@Mizoguchi_RUCCA) May 26, 2015
『アシタノヒカリ』は、2015年5月27日にAAAの10周年記念企画「7か月連続リリース」の第5弾として発売されました。2015年9月16日にリリースされた『AAA 10th ANNIVERSARY BEST』の他、2019年2月27日にリリースされた『Dear My Friends Collection』等にも収録されています。
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Pile『ドリームトリガー』
作詞:安田尊行
作曲:HAMA-kgn
編曲:ミライシヨウ
Pileの『ドリームトリガー』は、1stシーズン第48話から第73話のオープニングテーマ。
疾走感あふれる楽曲にのせて、ワートリの世界観が一気に広がっていきます。
この楽曲に登場するワートリ用語には、戦闘体に搭載された緊急脱出機能を意味する「ベイルアウト」や、ボーダーの上級隊員を指す「A級(永久)感覚」などがあります。
また、2015年12月27日に放送された第60話「陽太郎の冒険」では、Pileがアニメオリジナルキャラクターの武田心愛(たけだここあ)役で出演。
別の市で迷子になってしまった玉狛支部のマスコット5歳児「陽太郎」をなんとか三門市に送り届けようと奮闘する少女という役柄でした。
『ラブライブ!』シリーズの西木野真姫役に続き、声優としての出演は本作で2回目となったPile。
他の出演者と一緒に収録に挑んだのは今作が初だったようで、林藤陽太郎役・浦和めぐみの直接指導を活かしながらアフレコに挑んだそうです。
Pileの生き生きとした演技に対し、視聴者・スタッフ・共演者ともに高く評価する声が続出。
可愛らしくもアクション満載のオリジナルストーリーで『ワールドトリガー』に新しい風を吹き込みました。
主題歌歌わせていただいてますワールドトリガーに本日出演させていただいてます!!ここあちゃんです。よろしくお願いします!!
— Pile/堀エリコ (@pile_eric) December 26, 2015
『ドリームトリガー』は、2015年11月4日にリリースされたPileの3rdシングル。アニメ盤(CD ONLY)ではワートリのアニメジャケットが採用され、メインキャラクターに加え、2ndシーズンから作中に登場するキャラクターも描かれています。