目次
TVアニメ『ゆるキャン△』OP一覧
本章では、第3期まで放送されている『ゆるキャン△』のオープニング曲について紹介します。
楽曲は、亜咲花とキミのねが担当しており、楽曲への想いも詳しく解説していきます。
『ゆるキャン△』に登場する女子高生たちが、キャンプに対してわくわくする気持ちが伝わる楽曲ばかりです。
アニメを観る視聴者もわくわくする楽曲に注目してみてください。
亜咲花 / SHINY DAYS
「涼宮ハルヒの憂鬱」に影響をうけアニメにハマり、「マクロスF」でMay’nに憧れてアニソン歌手を目指した亜咲花は、17歳で高校生アニソンシンガーとしてデビューを果たしました。
「Occultic;Nine –オカルティック・ナイン–」「セントールの悩み」「ISLAND」など、さまざまなアニメやゲームの楽曲を担当しており、アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」では、エスポワールシチー役で声優としても活動を開始しました。
「SHINY DAYS」は、2018年に『ゆるキャン△』のオープニング曲として制作されました。
オリコンウィークリーデジタルシングルランキングで8位を獲得し、moraでは総合シングルランキング1位を獲得する人気の楽曲となりました。
自分の楽曲でアニメが始まるという重要な役割にプレッシャーを感じていたそうですが、納得のいく素敵な一曲ができたと語っています。
明るく爽やかで心躍るメロディにのせてかっこよく歌い上げる亜咲花の歌声と、『ゆるキャン△』のイメージが合わさり「キャンプに行く前の高揚感」が伝わる楽曲となっています。
MVは、亜咲花がサビでドアから飛び出し、外で仲間たちとアウトドアを楽しむシーンです。
バーベキューや大きなマシュマロなどキャンプを感じる要素がつまった映像です。
亜咲花 / Seize The Day
引き続き第2期のオープニング曲を担当した亜咲花は、嬉しさや期待、不安に感じる気持ちをひっくるめて「今を楽しむ」という意味の「Seize the day」を制作しました。
キャラクターたちはもちろん、自分自身も一歩前進する意気込みと、どんな時も楽しむ気持ちを忘れないようにという思いがこめられ、歌って踊り出したくなる楽曲に仕上がりました。
また、『ゆるキャン△』シリーズの楽曲を担当し続け、キャラクターたちとともに一緒に歩んでいく感覚と自分の成長を感じられて大切な作品であると語っています。
MVは、暗い部屋でスクリーンに映る男女の素敵なシーンを眺めている亜咲花が、スクリーンを割って物語に入り込むストーリーとなっています。
素敵な町並みを駆け抜け、晴れ晴れとした空の下歌う姿は、爽快感があります。
また、ドレスを身に纏い、男性にエスコートされながら華麗にダンスを踊る姿が印象的です。
キミのね / レイドバックジャーニー
キミのねは、ストーリーテラーのつむぎしゃち、サウンドクリエーターの久下真音、バイオリニストの大谷舞が加わり、2023年から本格稼働した音楽ユニットです。
キミのねには、「キミと一緒に音の根っこを育てていきたい」という意味がこめられています。
「王の獣〜掩蔽のアルカナ〜」「魔導物語 フィアと不思議な学校」などコラボレーションソングやイメージソング、ゲームの主題歌などを担当しています。
また、オフィシャルサイトではつむぎしゃちが紡ぎだす物語が見られるコンテンツが提供されており、物語に合わせた楽曲も作られています。
「レイドバックジャーニー」は、ゆったりした、くつろいだという意味があり、素敵な旅の始まりと旅路を明るく彩ってくれる雰囲気を感じる明るくポップな楽曲です。
レコーディングの際は、『ゆるキャン△』を観たときのほっとしてあたたかい気持ちを共有しようと心がけ、空気感を大切に良い意味で力を抜いて臨んだそうです。
Bメロにゆるく入ってるラップには、キャンプ用語がちりばめられているので注目ポイントです。
MVでは、『ゆるキャン△』の聖地でもある静岡県浜松市を紹介する内容にもなっており、弁天島海浜公園、渚園などアニメでお馴染みの場所やメンバーの大谷舞も出演しています。
また、音楽の最新トレンドを届ける「AWA」が選ぶ2024年注目アーティストにキミのねが選出されたことでも話題となりました。