TVアニメ『ゆるキャン△』OP・ED主題歌一覧

『ゆるキャン△』は、キャンプの魅力を知った女子高校生たちが、休日や長期休みにキャンプ場や観光地へ赴き、景色やキャンプ飯を楽しむ物語です。

ちょっとしたハプニングもありつつ、ゆるやかに流れる彼女たちの時間と実際にあるキャンプ場や観光地が舞台となるため、アニメが好きな人やキャンパーからも注目されています。

本記事では、キャンプブームの火付け役ともなっている『ゆるキャン△』のあらすじや概要、OP・ED主題歌を詳しく解説していきます。

TVアニメ『ゆるキャン△』とは

女子高生たちが、キャンプの魅力を思う存分楽しむ姿が話題の『ゆるキャン△』は、恋愛や関係がこじれるなどの要素は省かれ、あくまで「キャンプ」を楽しむことに集中した物語です。
そのため、その名の通りゆるっと観られるアニメとしても人気の高い作品です。

本章では、『ゆるキャン△』のあらすじや概要を詳しく紹介していきます。

概要

『ゆるキャン△』は、作者・あfろの代表作として知られ、芳文社「まんがタイムきららフォワード」にて2015年7月号から連載開始し、現在は芳文社の漫画サイト「COMIC FUZ」に移籍して連載中です。
2018年1月のテレビアニメ化から、2020年1月のテレビドラマ化、2022年7月には映画化された人気作品です。
現在、第3期まで放送されている『ゆるキャン△』は、山梨の女子高校生である各務原なでしこと志摩リンが、仲間達とさまざまな場所でキャンプをおこなう姿や日常風景がゆるやかに描かれています。

山梨をはじめとする自然の風景やキャンプ場から見える夜景を楽しむ姿だけでなく、キャンプ場のマナーやアウトドアに役立つ道具の紹介、豆知識などが所々にちりばめられています。
また、キャンプ飯はもちろん、ご当地グルメや観光名所が描かれており、アニメの影響でキャンプを始めてみる人が増えた事でも話題となりました。
キャンパーからの人気も高く、作者のアウトドア体験や取材を元にしたキャンプの知識が盛り込まれており、キャンプの楽しさが魅力的に描かれている作品です。

女子高生たちが、キャンプを楽しみながらSNSを通じてそれぞれのキャンプを実況したり、情報を共有しキャンプについて学んでいきます。
互いの考えを尊重し距離感を保ちながら、自分たちの世界を広げて新しい魅力を見つけていく様子や友情が深まっていく様子は、心に響くものがあります。

季節それぞれに良さがあり、一見寒いイメージの冬キャンプはとくにおすすめしたいという作者のメッセージも作中にこめられており、「ポイントさえ押さえれば、冬キャンプは他の季節よりも快適に過ごせます。このことは一般ではあまり知られていないようなので、冬キャンプからのスタートにしました」と語っています。

あらすじ

寒さが厳しいオフシーズンに、自転車で富士山が見える本栖湖のキャンプ場までソロキャンプに来た志摩リン。
ゆったりと読書や焚き火を楽しみながら有意義な時間を過ごしていましたが、夜トイレに向かうとそこで遭難していた各務原なでしこと出会います。
なでしこは、静岡県浜松市から山梨県南部町に越してきたこと、本栖湖の富士山を見るため自転車に乗って来たこと、越してきたばかりで帰り道がわからず迷っていたことをリンに話しました。
話が終わると空腹で苦しむなでしこに、リンは持ってきていたカップラーメンを作ってあげるのでした。

そんな二人の目の前に、いままで曇っていて見えなかった富士山が月明かりに照らされた美しい姿を現します。
他の人とキャンプすることが初めてだったリンと、この日を境にキャンプに興味を持ちはじめるなでしこにとってお互いに忘れられない日となりました。

山梨県の本栖高校に通いはじめたなでしこは、リンとのキャンプが忘れられず、大垣千明、犬山あおいの二人が創設した野外活動サークル（通称：野クル）に入部することを決めます。
二人からさまざまなキャンプの知識や道具を教わりながら、キャンプの魅力にハマっていくなでしこと、ソロキャンプが好きなリンの変化を描くストーリーです。

二人のキャンプに対しての変化や周りとの関わり方はもちろん、キャンプでしか味わえないグルメや景色、キャンプの豆知識が盛りだくさんのストーリーに、心が満たされる物語となっています。

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