fhána(ファナ)【超詳細解説】多彩な音楽で聴き手を魅了!ジャンルレスに活躍する4人組を徹底解説!

fhána(ファナ)【超詳細解説】多彩な音楽で聴き手を魅了!ジャンルレスに活躍する4人組を徹底解説!

男性サウンドプロデューサー3人と、女性ボーカリストによる4人組バンド・fhána(ファナ)

アニソンシーンを中心に活躍を続ける彼らは、1つのジャンルにとらわれない多彩な楽曲で、アニメファンはもちろん国内外の音楽ファンの心もしっかりとつかんできました。

本記事では、2022年で結成11周年を迎え、ますます力強い活躍を見せるfhánaの魅力に迫ります。

fhánaとは?

fhánaは、サウンドプロデューサーである佐藤純一(さとうじゅんいち)yuxuki waga(ユウキ ワガ)kevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)の3人と、女性ボーカリストのtowana(トワナ)によるバンドです。

バンド名はゲール語で「坂」という意味で、佐藤、yuxuki、kevinの3人が好きな恋愛アドベンチャーゲーム『CLANNAD』のタイトルがゲール語に由来する説に影響を受けて付けられました。

異なる強みを持つサウンドプロデューサーたちの化学反応で生まれるのは、1つのジャンルにとらわれない自由度の高い楽曲

細部までこだわり抜いたサウンドと涙を誘うメロディ、そして物語性が高く、時代の空気を捉えた歌詞が聴き手を非日常へと誘います。

MEMO

towanaの加入前、fhánaを結成して初めて作った楽曲『kotonoha breakdown』。本楽曲には東日本大震災後の空気が反映されました。

※上記動画はtowanaが改めて歌唱したもの。

2021年までに発売した延べ16枚のシングルは、全てアニメ作品とのタイアップを獲得。

作品に寄り添いながら、多彩な音楽性を発揮し、着実にファンの裾野を広げてきました。

MEMO

fhánaのほとんどの楽曲で作詞を手がけるのは、佐藤と親交の深い林英樹(はやしひでき)

fhánaの結成直前に佐藤が発表したボーカロイド楽曲『Cipher』では、林が初めて作詞を担当。

以来、林の書く文学的な歌詞はfhánaの楽曲に欠かせない要素となります。


fhánaのメンバー

ここからはfhánaを構成する4人のメンバーを紹介します。

佐藤純一(さとうじゅんいち)

キーボードや作編曲を担当するのは佐藤。

YouTubeなど動画投稿プラットフォームの登場以前から、自身がボーカルを務めるバンド「FLEET」として、いち早くインターネット上で楽曲を発表。2006年にはメジャーデビューした経験を持ちます。

fhánaのリーダーである彼は、シングル表題曲を初め、多くの楽曲で作曲を手がけてきました。

加えて、CDジャケットなどのアートディレクションやライブの演出にも携わります。

yuxuki waga(ユウキ ワガ)

ギターや作編曲を担当するのはyuxuki。

中学生の頃にコピーバンドでギターを始め、高校や大学ではオリジナルバンドで活動してきました。

音声合成ソフト「初音ミク」と出会ってからは、ボーカロイド楽曲の制作をするように。後に、ボカロPによるクリエイティブサークル「s10rw」のメンバーとしても注目を集めます。

fhánaのバンドサウンドを強固に支えるのが彼です。

kevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)

PCやサンプラー、作編曲を担当するのはkevin。

高校生の頃にCorneliusなどの影響で目覚めたのが、得意とする電子音楽。「Leggysalad」としてソロ活動を行い、その才能を発揮してきました。

fhánaでは金髪に蝶ネクタイの出で立ちで、グロッケン(鉄琴)を叩く姿が特徴的です。

ライブでダンスを披露したり、観客を盛り上げたりと、多くの役割を担います。

towana(トワナ)

ボーカルを担当するのはtowana。

fhána以前にはyuxukiと一緒のバンドで活動し、ボーカルとして歌声を披露してきました。

透明感がありつつも、感情を揺さぶる歌声が魅力で、そのリズム感の良さは他のメンバーも高く評価。どれだけ難しい楽曲でも自在に表現する確かな歌唱力を持ちます。

MEMO

2022年7月6日には、ドラマ『理想ノカレシ』のエンディングテーマ『ベール』を配信リリース。

トータルプロデュースをリーダーの佐藤が手がけ「Towana」としてソロデビューを飾ります。

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