Night Tempo【超詳細解説】昭和の香りが世界を席巻! 話題沸騰アーティストを徹底解説

Night Tempo【超詳細解説】昭和の香りが世界を席巻! 話題沸騰アーティストを徹底解説

平成が終わり令和となった今、昭和のシティポップが世界を席巻しているのはご存じでしょうか。
異常事態とも呼べるこの現象の火付け役となったのが、韓国出身のDJ兼プロデューサーであるNight Tempo

フジロックフェスティバルやマツコの知らない世界に出演する等、日本でも注目度が高まっています。
ネオ昭和を掲げ、世界中でシティポップブームを巻き起こすNight Tempoとは一体どのような人物なのでしょうか。

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Night Tempoとは?

  • 1986年2月14日生まれ
  • 韓国出身のDJ兼プロデューサー
  • 漢字表記は「夜韻」

Night Tempoの経歴

前職はプログラマー

Night Tempoは32歳頃までプログラマーとして働いていました。
その後、会社を辞めて本格的に音楽活動を始めました。30歳を過ぎてから音楽を本格的に始めたというのは驚きです。
80年代のシティポップやダフトパンクが好きだったNight Tempoは、その二つをミックスした音楽を作り始めます。
最初はSoundCloudに投稿して仲間内で盛り上がっていただけなのですが、それが徐々に人気が出て、現在に繋がっています。

元々日本の音楽が好きだったNight Tempoですが、10代の頃は欧米の音楽ばかり聴いていました。
20代になってから再度日本のポップスに目覚めたNight Tempoは、何度も来日してカセットテープの収集を始めます。
日本語を勉強したのは、地方のレコードショップでCDが買いたかったからだそうです。

活動初期

活動を始めた最初の頃、Night TempoはSailor Teamというクルーを結成し、アジアを回っていました。
メンバーはNight Tempo、MACROSS 82-99、Desired、Nanidato、DAVIOUXX、Aritusです。
後に解説するフューチャー・ファンクを代表するアーティストが参加しています。

ファーストアルバム

2018年5月に「Moonrise」というアルバムをリリースしました。
全12曲のフルアルバムで、Tomggg、ゆnovation等の日本人アーティストが参加しています。

その後、公式からリエディットの依頼を受け「昭和グルーヴ」というシリーズ名でCDを出します。
この公式リエディットにより、著作権的にグレーだったフューチャー・ファンク界隈の未来は切り開かれていきました。

Night Tempoとしてのオリジナルアルバムは2021年に「集中」をリリース。その後はメジャーへと移籍します。

シティポップブームの火付け役

Night Tempoの楽曲はフューチャー・ファンクと呼ばれるジャンルで、シティポップをサンプリングし、ハウス調にまとめられているのが特徴です。

Night Tempoは韓国で生まれ育ったこともあり、幼い頃から日本の文化に慣れ親しんでいました。
日本語が堪能な韓国の方は多く、Night Tempoも完璧な日本語を話せます。日本語の歌詞も自分で書いてしまうほどです。
父親が日本で買い付けを行っており、日本の物が入手しやすい環境だった事も影響しています。

そんなNight Tempoの楽曲において、大きな特徴となるのが「昭和歌謡」というキーワードです。
人気に火が付くきっかけとなったのは、竹内まりやの“Plastic Love”。
この楽曲をリエディットした動画が海外を中心にバズり、アメリカで大人気となりました。

リミックスとしての完成度はもちろん、Night Tempoには原曲や日本文化に対するリスペクトが込められています。
その音楽的な素晴らしさは本家にまで届き、先述した通り、公式からリエディットを依頼されるようになりました。

フューチャー・ファンクというジャンルについて

Night Tempoを語る上で欠かせないのが、フューチャー・ファンクというジャンルですが、元々はヴェイパーウェイヴというシーンから生まれたものです。
ヴェイパーウェイヴは過去のR&B等をサンプリングして再編するなど、大量消費される音楽に対するアンチテーゼという思想的な側面が強い音楽でした。
そんな中、Artzie MusicというYouTubeチャンネルが注目されるようになります。

Artzie Musicは昭和歌謡をサンプリングした楽曲に古いアニメのワンシーンを付けた動画を多くアップロードするようになります。
このチャンネルが生み出した「古い日本のポップス×古い日本のアニメ」の構図がフューチャー・ファンクのイメージを決定づけました。
Night TempoのリミックスもArtzie Musicにおいて多く公開されています。

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