井上春華・弓桁朱琴 -【モーニング娘。’23】17期メンバーのプロフィール・経歴を徹底解説！

モーニング娘。’23に17期が加入

2022年6月に16期として櫻井梨央が加入してから、わずか3ヵ月後に「モーニング娘。25周年記念オーディション」の開催が決定。合宿審査を含む5次までの審査を経て、2023年5月に井上春華と弓桁朱琴が17期メンバーとして加入することが発表されました。オーディションとは別に、モーニング娘。’23が所属するハロー！プロジェクトの研修生からメンバーが選出される場合もありますが、今回は一般応募からの加入のみとなりました。

歴史のあるグループのため、既に持ち曲は300曲以上。17期に合格した2人は、ここから凄まじい量の楽曲の歌唱と振付を体に染み込ませていくことになります。日本テレビの音楽番組「MUSIC BLOOD」に出演した際に、15期の山﨑愛生が話した「1日で3曲覚えて、夜復習して次の日にまた3曲覚える生活だった」という言葉から加入直後の過酷さが分かるはずです。加入して4年経つ15期でも「まだやっていない曲が沢山ある」と話しており、モーニング娘。の歴史の深さを感じます。

17期はグループとは別でレッスンを重ねている状況ですが、7月15日から実施されている「モーニング娘。’23 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR 〜glad quarter-century〜 encore」からグループに同行し、MCにも参加。本格的なライブ参加後、どんなパフォーマンスが見られるのか期待がかかります。

【17期メンバー①】井上春華

現在高校2年生の井上春華。元々アイドルオタクで、ハロー！プロジェクトの他にも坂道グループや48グループなど様々なアイドルの楽曲を聴いていました。過去にAKB48とNMB48のオーディションにも挑戦しています。とにかく歌を歌うことが好きで、諦めずオーディションに挑み続けた結果、「モーニング娘。25周年記念オーディション」で道を切り開くことができました。オーディションを受けるのもかなり勇気が必要だったはずです。それだけ歌にかける気持ちが強かったのだと分かります。

控えめな性格で、メンバーとの対面や舞台に上がる時もガチガチに緊張している様子が目立ちます。ただ、自分のメンバーカラーでいっぱいになった会場をみて「田んぼみたい」と発言するなど言葉のチョイスが独特です。虫や蛇が好きという変わった一面もあります。元気で溌剌としたキャラクターが多いモーニング娘。’23の中で、落ち着いていながらポツポツと不思議な発言をする井上春華は、トークの中で独自の路線を見つけられるかもしれません。

パフォーマンスにおいては、歌もダンスも未経験です。比較的歌唱は得意なものの、ダンスは初心者。多少のぎこちなさはありますが、振付は数日でしっかり暗記できています。ここからどんどんステージを重ね、表現力を身につけていくでしょう。ボイストレーナーの菅井秀憲先生も「井上はインプットをすごくしているけど、アウトプットがまだの状態」と話すように、現段階では吸収が先行しているのか自分を抑えた印象が強いです。そのインプットで積み上げたものが火山のように噴火した時に大化けする可能性を秘めています。

【17期メンバー②】弓桁朱琴

中学3年生でモーニング娘。’23の最年少メンバーとなった弓桁朱琴。ビジュアルが人気メンバーだった工藤遥に似てるという声も多いです。習い事としてバレエとミュージカルを経験しており、バレエは約7〜8年、ミュージカルは約4年取り組んでいました。静岡県の子供達を中心とした「劇団かいぞく船」の舞台にも出演しています。他にも静岡まつりでステージに上がって踊るなど、加入前から地元で多くの舞台経験を積んできました。

そんな素養もあって歌唱レッスンでは、中学生とは思えない大人っぽい迫力のある歌声を披露。ダンスもバレエ経験者ということもあって、動作にしなやかな美しさがあります。繊細な動きを身につけたら更に飛躍しそうです。厳しい指導も前のめりで食らいつき、レッスン後のインタビューでは「覚えることが沢山あってワクワクした」と内面のタフさも見せました。

7月8日に15歳の誕生日を迎え、メンバーがそれぞれのブログにお祝いを投稿。その中でも「ずっと笑っている」「笑顔がかわいい」という記載が非常に多く、弓桁朱琴の性格の明るさが伝わります。また、仕事に対して真面目で、手書きの機会が増えたため文字の練習帳を購入したり、毎日ブログを書くため日常の言葉遣いの辞典を読んだりと、小さな努力を惜しみません。そんな誠実な姿勢は、今後の活動の節々に滲んでくるはずです。