オルタナティブ・ロックバンドとして知名度が上昇している3ピースバンド、羊文学。
柔らかくも鋭い感性で心に寄り添い突き刺さる歌を、繊細で重厚なサウンドに乗せ美しい音楽を奏でています。
今回は、2020年にブレイクするアーティストの大本命と言われる羊文学のこれまでの歩みや、メンバーにスポットを当てつつ、その魅力に迫っていきます。
▼あわせて読みたい!
目次
羊文学とは
羊文学は2012年に結成されたオルタナティブ・ロックバンドです。
結成当初は5人組で、他のアーティストのコピーバンドとして活動していました。
発起人だった塩塚モエカさんを含めメンバーが高校生だったことから、受験などのために活動休止や脱退など、幾度かのメンバーチェンジを経験。
そんな中、2016年7月には、新人アーティストの登竜門とも言われる、FUJI ROCK FESTIVAL”ROOKIE A GO-GO”に出演し、一気に知名度を獲得します。
2016年10月にはカナダツアー(モントリオール、トロント、バンクーバー)「Next Music From Tokyo vol.9」に参加しています。
2017年にベースのメンバーが脱退し、twitterによるメンバー公募の結果、ゆりかさんが加入し現在のメンバー編成になりました。
2018年には初のワンマンライブを開催。
2019年に限定生産発売された「1999」は現在の羊文学を代表するクリスマスソングとなりました。
現在の編成ではまだ3年と、これからの成長にも期待が持てるバンドです。
羊文学のメンバー
塩塚モエカ
・担当:ボーカル・ギター
・生年月日:1996年7月3日
・身長:160cm前後
・出身地:東京都
バンドの発起人はボーカル・ギター担当の塩塚モエカさんで、全ての楽曲の作詞作曲を担当しています。
幼稚園の頃からずっと歌手に憧れていたという塩塚モエカさん。
小学生のころにYUIさん、そして映画「NANA」をきっかけに中島美嘉さんが好きになり、自分もシンガーソングライターになりたいと思っていました。
2012年からバンドとして活動し始め、高校生だったこともあり受験などによる活動休止、脱退などを経験することになります。
3人というメンバー編成については塩塚モエカさんの嗜好によるもので、「中学生の時に初めて見たバンドが3ピースでそれがかっこよすぎた」のが理由だと語っています。
ちなみに、塩塚モエカさんは中学生のころに同じバンド(BUMP OF CHICKEN)が好きな男の子たちとバンドをやろうとなった時、「お前は女だからダメ」と言われ、「いつか絶対に見返してやる。私にも男の子がやっているような音楽はやれるし、女とか男とか関係ないじゃん」と思ったこともバンドを始めた理由だそうです。
ゆりか
・担当:ベース
・生年月日:非公開
・身長:非公開
・出身地:非公開
ベース担当のゆりかさんは、Twitterでのメンバー公募によって2017年にグループに加入しました。
元々はギターをやっていましたが、羊文学ではベースを担当しています。
ちなみに、ギターを始めた理由はOasisのノエル・ギャラガーに憧れたからで、塩塚モエカさん曰く「私よりギターがうまい」とのことです。
フクダヒロア
・担当:ドラム
・生年月日:非公開
・身長:非公開
・出身地:非公開
現在のメンバーであるフクダヒロアさんは、2015年ごろグループに加入。
塩塚さんはフクダヒロアさんを誘うタイミングで女性のドラマーを探していたのですが、「女の子に見えるからいっか」と勧誘したそうです。
長い髪の毛が目を覆うミステリアスな風貌ですが、演奏自体はとてもパワフルです。