ハロプロの超実力派 Juice=Juice グループの歴史やメンバーのプロフィールとは…?

ハロプロの超実力派  Juice=Juice グループの歴史やメンバーのプロフィールとは…?

パフォーマンス力が高いハロー!プロジェクトの中でも、No.1の実力との呼び声高い「Juice=Juice」。

ハロプロファンの間でも熱狂的な人気を誇っていますが、彼女たちが歩んできた道は平たんなものではありませんでした。

今回は、Juice=Juiceの歩んできた歴史グループの魅力メンバーひとりひとりのプロフィールを紹介していきます。

 

Juice=Juiceとは?

Juice=Juiceは2013年2月に結成したハロー!プロジェクトのアイドルグループで、つんく♂氏がプロデュースした最後のアイドルグループ。

グループ名「Juice=Juice」には、「もぎたて」「採れたて」「新鮮」「天然」など、いつまでもフレッシュで個性的なユニットになってほしいという願いが込められているそうです。

パフォーマンス力の高いグループがひしめき合うハロプロの中でもNo.1の実力を持っていると評判で、歌唱力・ダンス力ともにハイレベルなグループとして知られています。

Juice=Juiceの歴史(経歴)

Juice=Juiceは2013年に結成しましたが、現在までの歴史を紐解いていくと、なぜ彼女たちが素晴らしいパフォーマンス力を手に入れたかがわかります。

「アイドル戦国時代」のど真ん中を駆け抜けた彼女たちは、その荒波をどのようにして生き残っていったのでしょうか。

Juice=Juice結成~初期

グループが結成したのは2013年2月。オリジナルメンバーは宮崎由加、金澤朋子、高木紗友希、大塚愛菜、宮本佳林、植村あかりの6名で、7月に大塚愛菜が卒業し、5名となりました。

4月に「私が言う前に抱きしめなきゃね」でインディーズデビューを飾ると、9月にはトリプルA面シングル「ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)/五月雨美女がさ乱れる(MEMORIAL EDIT)」でメジャーデビュー。

第55回レコード大賞の新人賞に輝き、順調なスタートを切りました。

初期はシングルごとにフラメンコやジャズファンク、タンゴなどさまざまなジャンルに挑戦するスタイルが特徴。

ここでいろんなジャンルに挑戦したことが、現在の表現力の幅広さにつながっているといえるでしょう。

LIVE MISSION 220敢行

2015年、Juice=Juiceは翌2016年に武道館公演を行うという目標を発表。それを達成するため、全国各地計220公演を行う超大規模ツアー「LIVE MISSION 220」を敢行しました。

2015年6月から2016年10月まで続く長期のライブツアーで、ほとんど修行に近いような過酷なスケジュール。

しかし、この期間でメンバーのパフォーマンス力は大幅に向上し、ツアーの集大成として行った武道館公演を大成功に導きました。

ファンの間で「Juice=JuiceはハロプロNo.1のパフォーマンス力がある」と評価され始めたのもこのころからです。

変革期~現在

長い間5人で活動しており、パフォーマンス面では完成しきったといっても過言ではなかったJuice=Juice。

そんな中、カントリー・ガールズから梁川奈々美、ハロプロ研修生から段原瑠々の加入が発表されました。

初期メンバー5人の完成度があまりに高すぎたのか、当初はファンの間でも新メンバー加入を良く思わない声も。

しかし、配信シングル「Fiesta! Fiesta!」をリリースするとファンの空気は一変。新メンバー2人を歓迎する声が大きくなっていきます。

その後、2019年3月に梁川奈々美が卒業を発表しましたが、2018年には稲場愛香、2019年6月には工藤由愛、松永里愛が加入し、グループに新しい風を吹かせました。

2020年4月には元こぶしファクトリーの井上玲音が加入し、グループとしてのさらなる成長が期待されています。

Juice=Juiceのメンバー紹介

金澤朋子(かなざわ ともこ)

  • 生年月日:1995年7月2日
  • 出身地:埼玉県
  • 血液型:B型
  • 愛称:かなとも
  • メンバーカラー:赤(りんご)

Juice=Juiceのリーダーで、最年長のお姉さん。はっきりとした顔立ちで、セクシーな歌声が魅力です。

愛称は「かなとも」ですが、「イジワルしないで抱きしめてよ」の「私はローズクォーツ」という歌詞にちなんで「ローズクォーツ」と呼ばれたり、なぜか「エブリデイ」という歌詞を歌うことが多く「エブリデイ朋子」とも呼ばれています。

性格はかなり適当で男っぽいところがあり、仕事の空き時間は牛丼屋や漫画喫茶で時間をつぶすのだとか。

ハロー!プロジェクトの番組「ハロ!ステ」では、Juice=Juiceのメンバーひとりひとりのヘアアレンジ動画が公開。

メンバーそれぞれが自分のヘアアレンジを紹介する中、金澤は「適当でいい」「まあいいか」など、終始ゆるい空気感のまま進行しました。

高木紗友希(たかぎ さゆき)

  • 生年月日:1997年4月21日
  • 出身地:千葉県
  • 血液型:A型
  • 愛称:さゆべぇ
  • メンバーカラー:黄色(レモン)

Juice=Juiceのサブリーダーで、ハロプロNo.1の歌唱力との評価も多いメンバーです。

金澤の次に年長メンバーで面倒見が良い一方、ベビーフェイスをネタにされ、メンバーカラーの黄(レモン)色は「バナナ色」とからかわれることも。

そんないじりにも笑顔で優しく対応するところも彼女の魅力です。

しかし、レコーディングやライブになるとその優しい表情は一変し、一気にアーティストの顔へ。

力強い低音から伸びやかでソウルフルな高音まで、彼女の歌声には隙がありません。

「生まれたてのBaby Love」ではソロ部分を担当しており、彼女がライブでソロをどうアレンジするのかがファンのひそかな楽しみとなっています。

宮本佳林(みやもと かりん)

  • 生年月日:1998年12月1日
  • 出身地:千葉県
  • 血液型:O型
  • 愛称:カリン
  • メンバーカラー:紫(ぶどう)

Juice=Juiceの不動のセンターで、ぱっちりとした目でかわいらしい顔立ちが魅力。

その透明感のある雰囲気とは裏腹に歌も上手く、ソロライブの経験もあります。

2008年、若干9歳でハロプロエッグ(研修生)に加入しましたが、当時からかわいらしさと歌唱力の高さは際立っていました。

すぐに正規メンバーに昇格するという意見もありましたが、なかなかオーディションに受からず5年後にJuice=Juiceとしてやっとデビューした苦労人です。

メイクやスキンケア、ボディメイクなどかなりストイックで、アイドル活動に対する意識が高いことから「アイドルサイボーグ」という異名も持っています。

初期はアイドルとして完璧な姿ばかりが目立っていましたが、近年では素に近いお調子者な一面も見せるようになりました。

リーダーの金澤が大好きで、追いかけたりライブ中にキスを迫るのは日常茶飯事なんだとか。

植村あかり(うえむら あかり)

  • 生年月日:1998年12月30日
  • 出身地:大阪府
  • 血液型:O型
  • 愛称:あーりー、うえむー
  • メンバーカラー:黄緑(メロン)

歌唱力の高さと、スタイルの良さが魅力。すでに写真集を3冊出しており、大人っぽくて色気もあります。

加入当初は歌が苦手でグループ内でも後列でしたが、ボイストレーニングを地道に頑張り、今ではソロパートも任されるほどに成長しました。

大人っぽい見た目に反して、無邪気で少々破天荒な一面も。メンバーのことが好きすぎて一緒にお風呂に入ろうとするも拒否され、服を着たまま無理やり抱きかかえて風呂に入ったことがあるそうです。

Juice=Juiceがデビューして間もないころ、ハロプロの先輩であるBerryz工房のメンバーを抱きかかえ、そのままぐるぐると振り回すなどの伝説も残しています。

段原瑠々(だんばら るる)

  • 生年月日:2001年5月7日
  • 出身地:広島県
  • 血液型:A型
  • 愛称:だんばらん、るーちゃん
  • メンバーカラー:オレンジ

Perfumeや中元すず香(SU-METAL:BABYMETAL)と中元日芽香(元乃木坂46)の中元姉妹、元モーニング娘。の鞘師里保など多数のスターを輩出した「アクターズスクール広島」の卒業生。

スクール生のころから歌唱力は抜群で、次世代を担う歌姫として注目されていました。

2013年、モーニング娘。12期のオーディションを受けるも落選。その後ハロプロ研修生として活動し、歌唱力の高さからすぐに昇格するだろうといわれましたが、研修生の同期では最も遅い2017年にJuice=Juiceのメンバーとしてデビューとなりました。

愛嬌があって人懐っこい妹のような存在で、メンバーはもちろんファンにもかわいがられています。

稲場愛香(いなば まなか)

  • 生年月日:1997年12月27日
  • 出身地:北海道
  • 血液型:B型
  • 愛称:まなかん、いなばっちょ
  • メンバーカラー:ホットピンク

Juice=Juiceメンバーの中で最もダンスがうまく、その実力はモーニング娘。の石田亜佑美とともにハロプロトップクラスといわれています。

2010年の紅白歌合戦では、EXILEのバックダンサーとして出演した経験もあるのだとか。

2014年からカントリー・ガールズのメンバーとして活動を始めましたが、病気療養を理由にグループから卒業。

しかしアイドル活動はあきらめず、2017年には可能な範囲での活動を再開し、翌2018年にJuice=Juiceに3期生として加入しました。

グループ1あざとく、鼻にクリームをつけたり、メンバーに甘えることは日常茶飯事。しかしそのあざとさは嫌な感じが一切なく、「あざとさのプロ」ともいわれています。

工藤由愛(くどう ゆめ)

  • 生年月日:2004年9月28日
  • 出身地:北海道
  • 血液型:A型
  • 愛称:ゆめちゃん、タコちゃん、タコ~
  • メンバーカラー:ライトピンク

ハロプロ研修生北海道での活動を経て、2019年6月にJuice=Juice4期生としてグループに加入。

タコを食べるのも見るのも大好きで、Tシャツやキーホルダー、その他多くのタコグッズを集めるのが趣味なのだとか。あまりのタコ好きに、「タコちゃん」「タコ~」と名前と全く関係のないニックネームが付きました。

グループいち真面目で、ブログでの告知はいつも細かいところまで丁寧。コメントへの返事やお礼もとにかく丁寧です。

真面目ゆえに緊張しいな部分があり、ステージに出る時は緊張しすぎてメンバーから応援されることが多々あります。

松永里愛(まつなが りあい)

  • 生年月日:2005年7月7日
  • 出身地:大阪府
  • 血液型:A型
  • 愛称:やふぞう
  • メンバーカラー:ロイヤルブルー

メンバー最年少の現在15歳ですが、研修生時代から堂々としたステージングで知られていました。

金澤のことを「かなざわらさん」、工藤由愛のことを「ゆめんばーみー」と呼ぶなど、独特のセンスを持っています。自身の「やふぞう」というニックネームも、ブログ冒頭の「やっほー」という挨拶が次第に変化して「やふぞう」となったことからきているそうです。

ブログの文章や世界観も独特で、普通の人には理解できないこともよくあります。

何とも大物感あふれる15歳は、今後どうなっていくのでしょうか。

井上玲音(いのうえ れい)

  • 生年月日:2001年7月17日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型
  • 愛称:れいれい

2020年3月末に解散した「こぶしファクトリー」の元メンバーで、同年4月1日からJuice=Juiceに加入しました。

こぶしファクトリー参加以前は、つんく♂氏が代表を務める別事務所の「ナイスガールトレイニー」で活動しており、2015年にこぶしファクトリーに加入。

巻き舌で力強く歌ったり、アカペラ曲ではボイスパーカッションを担当するなど、グループ内では目立った存在でした。

Juice=Juiceではまだ目立った活動がなく未知数ですが、これからどんな活躍を見せてくれるのか期待しましょう。

Juice=Juiceのおすすめ曲

イジワルしないで 抱きしめてよ

2013年リリースの2ndシングルに収録されている曲。

ダンスミュージックやハウス、ジャズファンクなどを取り入れたサウンドで、メンバーの確かな歌唱力と合わせて新人とは思えないほどのクオリティーです。

楽曲の細かいアレンジにも隙がなく、その年の「ハロプロ楽曲大賞」を受賞しました。

なお、MV撮影当時は宮本佳林が骨折していたため、モーニング娘。の石田亜佑美が助っ人としてダンスシーンに参加しています。

好きって言ってよ

2020年4月1日リリースの13thシングルから「好きって言ってよ」のMVです。

前述の2ndシングル「イジワルしないで 抱きしめてよ」から約7年、原点回帰のダンサブルでおしゃれな曲調が印象的ですね。

Juice=Juiceファンの間では「黄金コンビ」とも呼ばれる作詞・作曲に山崎あおい氏、編曲に鈴木俊介氏の両名を迎えて制作されています。

「イジワルしないで 抱きしめてよ」で「無償の愛なの 抱きしめるわ」と歌っていたのに対し、この曲では「無償の愛はとうに品切れ」と歌っており、Juice=Juiceが大人になったことを感じさせます。

新メンバーを迎えてさらに大きくなったJuice=Juiceの魅力が詰まっているのではないでしょうか。

「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?

2019年6月リリースの『「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?』は、Juice=Juiceの中でも人気の高い曲です。

イントロの宮本佳林のソロパートから、いきなり心をつかまれた人も多いのではないでしょうか。

90年代のポップスを想起させる曲調ですが、ギターのアルペジオフレーズやサビのバッキング、デジタル感の強いドラムなどは近年のロックバンドっぽさもありますね。

最新情報

最後に

ハロプロ界でもトップクラスのパフォーマンスと評価されている「Juice=Juice」の歴史や魅力について紹介しました。

今は確固たる実力を誇る彼女たちですが、過酷なライブツアーや研修生としての苦難を乗り越たからこそ、現在の彼女たちがいるんですね。

2020年4月にはこぶしファクトリーから井上玲音が加入し、グループとしての厚みを増しました。

Juice=Juiceが気になった人は、ぜひ彼女たちの楽曲やMVをチェックしてみてくださいね。


お詫びと訂正
初出時において、楽曲「イジワルしないで 抱きしめてよ」の作詞・作曲および編曲クレジットに誤りがありました。
「イジワルしないで 抱きしめてよ」の作詞・作曲および編曲はつんく♂さんとなります。
お詫びして訂正させていただきます。

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