Negicco – 地元・新潟から全国区へ！ 愛され続けるご当地アイドルグループを徹底解説

Negicco（ねぎっこ）は、2003年に結成された新潟発のアイドルユニット。

”サトウのごはん”や、”サトウの切り餅”などでも馴染みのある『サトウ食品』のCMにも出演しており、「CMで見たことがある！」という方も多いのではないでしょうか。

メンバーは、Nao☆、Megu、Kaedeさんの3人で、3人全員が新潟出身。
地元新潟の魅力を発信する”にいがた観光特使”もつとめています。

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今や新潟を飛び越えて全国へ、そして世界中に熱いファンのいる人気アイドルユニットのNegiccoですが、結成当初から現在に至るまでたくさんの苦労や努力を重ねており、”ジェットコースターアイドル”と称されることも。

今回は、魅力がぎっしり詰まったNegiccoのプロフィールや歩み、おすすめ曲などについて詳しくご紹介いたします！

 

Negiccoの歩み

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新潟の名産ネギPRキャンペーンのため結成

Negiccoは2003年7月に、新潟の名産ネギである”やわ肌ねぎ”のPRキャンペーンのため、1ヶ月という期間限定で結成されました。

『恋するねぎっ娘』というキャンペーンソングでCDデビューし、彼女たちの活動が好評を得てキャンペーン終了後もアイドル活動は継続されることになります。

また、翌年2004年にはNHKの音楽番組『ポップジャム』に出演。

”ネギ”をテーマにした楽曲やグループ名もユニークで話題となりますが、結成当初はライブを行ってもお客さんが集まらず、ファンもつかないのが悩みだったそうです。
控室がないのも当たり前で、時にはゴミ箱の前で着替えたり、ダンボールを敷いて着替えることもあったのだとか…。
名前だけで馬鹿にされたり、ライブやイベントでブーイングをもらうこともありました。

スクールが廃校になり、メンバーも脱退

メンバーたちは、人気女性アイドルグループ・モーニング娘。の元メンバー小川麻琴さんも在籍していた新潟のタレント養成スクール、『アップル・リトル・パフォーマーズ』に通っていましたが、なんとそのスクールがデビューから間もなく廃校になってしまいます。

その後は新潟でイベント企画などを行う事務所で活動を続けることになりましたが、プロデューサーやダンスの振り付け師もおらず、衣装など何から何まで自分たちで考えてパフォーマンスしなければなりませんでした。

デビュー当初メンバーたちはまだ中学生や小学生で、当時ともに活動を行っていたメンバーの脱退なども重なり、ますます不安が募ります。

そんな時、Negiccoの一番のファンであり、現在に至るまで楽曲を提供し続けているconnieさんが、彼女たちに自作曲を歌ってもらいたいと提案します。
当初楽曲は無償で提供され、イベントもなんとか少ない曲数で乗り切っていたそうです。

『勝ち抜き!アイドル天国!!ヌキ天』でグランプリを獲得するも…

GyaOで2009年に配信されたオリジナルバラエティ番組『勝ち抜き!アイドル天国!!ヌキ天』で異例の６週を勝ち抜いてグランプリを獲得するも、約束されていたはずのデビューも賞金の100万円も、全面的なバックアップも無かったことに…。

グループの解散も考えて、この番組にかけようと熱意を込めて挑戦していただけに、そのショックも大変大きかったことと思います。

結果楽曲が提供されることとなりましたが、その楽曲も当時のグループの方向性とは少し異なっており、これではだめだ…と正直歌いたくないとも思っていたそうです。

それでも、彼女たちなりに楽曲を理解して表現することで、”Negiccoの楽曲”として浸透していくこととなりました。

『U.M.U AWARD』でご当地アイドル日本一に！

2010年、日本各地のご当地アイドル日本一を決定する『U.M.U AWARD』では、見事グランプリを受賞。

ご当地アイドルNo.1ということでメディアなどからも注目を集め、翌年の2011年にはタワーレコードのアイドル専門のレーベル『T-Palette Records』の所属アーティストとして抜擢されました。

彼女たちはいつも、”どこかで誰かが見てくれている”と信じて、悔いの残らないライブをしようとあきらめず地道に活動を続けてきました。
レーベル所属後はCDの全国リリースも叶い、流れは好転していきます。

止まらない快進撃

長年積み重ねてきた努力が実り、2011年には『あなたが選ぶ2011年ベストアイドルソング日本一決定戦』にて『恋のEXPRESS TRAIN』が1位を獲得。

楽曲やジャケット写真、MVなどもよりおしゃれに洗練されて、テクノポップ路線への変更などからPerfumeが好きなファンの方々からも注目を集めるようになりました。

その後も快進撃は止まらず、ワンマンライブ開催やアルバムリリース、テレビ出演などを経て、2014年12月にシングル『光のシュプール』で初のオリコン週間シングルランキング5位を獲得。

2015年には初の全国ツアーを開催し、現在に至るまで地元新潟はもちろん、全国的に活躍を続けています。

2022年には結成19周年を迎えますが、メンバー全員が入籍しており、リーダーのNao☆さんは妊娠を発表（お腹にいる赤ちゃんは”小ネギちゃん”の愛称で親しまれています)。

メンバーそれぞれに個人で活動を行ったり、楽曲をリリース、作詞作曲に携わるなど、精力的に活動していますよ。

メンバープロフィールをご紹介！

続いて、魅力溢れるNegiccoの3人のメンバープロフィールなどをご紹介いたします！

結成19周年を迎えるベテランであり、長いキャリアを持つメンバーたちですが、デビュー当初から変わらない自然でほんわかとした魅力があり、観客を巻き込むアットホームなライブスタイルも人気を集めていて、”大人がハマる癒し系アイドル”とも言われていますよ。

そしてそれぞれに個性があり、異なる魅力があるのも素敵です。

Nao☆(なお)

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Negiccoの頼れるリーダーで、最年長メンバーのお姉さんでもあるNao☆さん。

立ち位置はセンターで、生ライブでも安定感のある歌声や、ぱっちりとした目元も印象的です。

アニメやアニソンが大好きで声優になりたいという気持ちも強かったそうですが、それを蹴って保育士とアイドルを掛け持ちするなどNegiccoとして一生懸命活動を続けてきました。
ユニットの活動が全国区に渡るようになり、お仕事を通して有名な声優さんたちと共演できることも、喜びを感じているそうです。

デビュー当時はネギが嫌いで、Negiccoとして活動するようになったきっかけは、ご家族が応募したからなのだとか。
現在はネギが好きになったそうです！

また、『勝ち抜き!アイドル天国!!ヌキ天』では、グループを代表してしっかりと自分の言葉で想いを伝える姿が印象的でした。
現在は妊娠などの事情のためライブ活動休止中ですが、温かく見守り続けていきたいですね！

Megu(めぐ)

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元気いっぱいの笑顔が眩しく、可愛らしい印象を受けるMeguさん。

立ち位置は右で、爽やかなルックスやキュートな歌声が特徴的です。
また、DJ Meguとしてクラブイベントなどにも参加しています。

connieさんが作詞作曲を手掛けたソロシングル『太陽と星の狭間で』や、2021年11月9日発売の『So good』など、個人での活動も注目が集まっていて、新曲はより大人っぽくおしゃれなサウンド・雰囲気に仕上がっています。
新潟を全面に押し出した魅力的なMVや歌詞にも注目ですよ。

彼女はお姉さんにオーディションを受けることを進められて、ダンスや歌に興味を持ち始めたそうです。
進学に伴って活動を辞めるか悩んだこともありましたが、ここまで頑張ってきたし、Negiccoとして懸けてみよう、チャレンジしよう！と考えて困難を乗り越えてきました。

カレーが大好きで、美味しそうに食べる姿も微笑ましいです。

Kaede(かえで)

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いつも落ち着いていて、サッとメンバーをサポートする心遣いも素敵なKaedeさん。
上品なお嬢様のような印象があり、美しい歌声も素敵です。

新潟大学工学部に現役合格していて、学業と両立しながらアイドル活動を続けてきました。
新潟薬科大学の特定研究員にも任命されていて、白衣姿もよく似合っています。

彼女は、従姉妹がきっかけでスクールに入って、本格的にアイドルを志すようになったのだそうです。
最初はスクールの先輩にあたる2人と一緒になって大丈夫かな？と不安に考えていたそうで、メンバーが脱退したときには、自分も辞めたいと考えていたのだとか…。

それでも、ジェットコースターのように訪れるチャンスや可能性を信じてメンバーと協力して歩みを進めてきました。

ソロ活動にも力を入れていて、自身の誕生日にはシングル『サイクルズ』をリリース。
愛犬の”ゆき”と一緒に撮影したMVも必見です。

Negiccoのおすすめ曲をご紹介！

最後に、Negiccoのおすすめ曲を3曲ご紹介いたします！

彼女たちの楽曲は、アップテンポのノリノリなナンバーや、スローなバラード、大人っぽいおしゃれな楽曲などさまざまで、バラエティに富んでいるのも魅力的です。
MVの3人の笑顔を見ていると、こちらも自然と笑顔になれますよ。

それぞれに特徴のある声やハーモニーにも注目して、ぜひ聴いてみてください。

光のシュプール

2014年12月2日リリースで、Negiccoが初めてオリコン週間シングルランキング5位を獲得した『光のシュプール』。
作詞・作曲はconnieさん、編曲はOriginal Loveの田島貴男さんです。

極寒のフィンランドで撮影されたMVも大変美しく、メンバーたちは寒さに耐えながらも楽しんで撮影しました。
サウンドやMVから溢れる”キラキラ感”が伝わり、もこもこの衣装に身を包んだメンバーたちがとってもキュート。
一緒に口ずさみたくなる、ウィンターシーズンにおすすめの爽やかな楽曲ですよ。

シングル収録曲の『1000%の片想い』もおすすめなので、ぜひチェックしてみてくださいね！

ねぇバーディア

2015年8月にオリコン週間シングルランキング7位を獲得した『ねぇバーディア』。

作詞・作曲はレキシの池田貴史さん、編曲は池田貴史さん、山口寛雄さんです。

疾走感のある明るいサウンドで、じわじわとボルテージが上がっていく心地よい感覚。
新しさと懐かしさ、どちらも感じられて、年齢を問わず愛される”王道アイドルソング”とも言われていますよ。

歌詞には”ネギ”も登場していて、1度聴いたら忘れられない中毒性のある楽曲です。
MVもとっても可愛いので、ぜひご覧ください。

圧倒的なスタイル

2012年1月に、フジテレビ系列の人気お笑いバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』のエンディングテーマに起用されて話題となった『圧倒的なスタイル』。

番組スタッフが”いい曲だから”という理由で選んだそうで、当時メンバーたちは、本当にエンディングで流れるのかな？と放送を見守り、感動して涙したそうです。

ライブでは、お客さんも交えてラインダンスをすることが恒例となっている楽曲でもあります。

まとめとお知らせ

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— courtesea（コーテシー）毎月2回を目標に定期ライブを開催中！ (@courtesea_info) December 28, 2021

切ない想いをたくさんしてきたにもかかわらず、あきらめずに数々の困難を乗り越えて夢を叶えてきたNegiccoのメンバーたち、そしてスタッフの方々の努力を知ると、あきらめずに努力することの大切さを身に染みて感じます。

そして全国的に活躍するようになっても、変わらず地域の方々とのふれあいや挨拶を大切にしていて、地域に根差した活動をしている姿も心温まります。
3人揃ってライブができる日を心待ちにして、これからも応援し続けていきたいですね！

また現在、NegiccoとRYUTistという新潟のアイドルグループの事務所がタッグを組み、新潟でアイドルを目指すプロジェクトが進められています！
新潟発のアイドル・タレントを2022年に送り出すという新たなプロジェクトで、ゲスト審査員としてMeguさんが参加することも発表されていますよ。

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