湯浅京己 | 高校時代はマネージャー!? 経歴や成績を徹底解説!

湯浅京己 | 高校時代はマネージャー!? 経歴や成績を徹底解説!

阪神タイガースのセットアッパーとして活躍している湯浅京己(ゆあさ あつき)

所属チームでの活躍はもちろんですが、日本代表でも結果を残している期待の若手投手です。

また、野球の実力だけではなく、甘いマスクで多くのファンから人気を集めています。

この記事では、湯浅京己のこれまでの経歴や成績、結婚について徹底解説します。

さらに、プレースタイルや、高校時代はマネージャーを務めていたという異色の経歴についても解説していきます。

湯浅京己のプロフィールについて紹介

 
・氏名:湯浅京己
・出身地:三重県尾鷲市
・生年月日(年齢):1999年7月17日(25歳)
・身長:183cm
・体重:82kg
・投打:右投右打
・背番号:65
・ポジション:投手
・経歴:伊勢志摩ボーイズー聖光学院高等学校ー富山GRNサンダーバーズー阪神タイガース

阪神タイガースのセットアッパーとして活躍している湯浅京己は、福島県の名門、聖光学院高等学校からBCリーグの富山GRNサンダーバーズを経てNPB入りしています。

湯浅投手の投球スタイルや、経歴について詳しく解説していきます。

湯浅京己はどんな選手?

湯浅京己は、高い身長や長い腕を活かした投球フォームが持ち味の投手です。

最速156kmを誇る角度のある直球と鋭く落ちるフォークボールのコンビネーションを中心に投球を組み立てるのが特徴です。

他にもスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、カットボールを持ち球としています。

さらに、強靭なメンタルの持ち主で、プレッシャーがかかる場面でも淡々と打者を抑える姿は圧巻です。

プロ入りまでの経歴

小学校4年生から野球を始めた湯浅京己。

プロ入りまでにどのような経歴をたどってきたのかを紹介していきます。

湯浅京己の高校時代

湯浅投手は甲子園常連校として知られている聖光学院高等学校でプレーしています。

しかし、入学早々に成長痛による腰痛を発症

満足にプレーすることができず、マネージャーに転身しています。

裏方としてチームを支えてきた湯浅投手は、懸命にリハビリを続け、競技に復帰。

3年夏には福島県大会でベンチ入りを果たしています。

この時、ストレート球速は145kmを記録するなどして周囲を驚かせました。

ケガさえ治ればまだまだやれると考えた湯浅投手は、最短でNPB入りすることを目標に、独立リーグへの挑戦を決意しています。

湯浅京己の独立リーグ時代

富山GRNサンダーバーズに入団すると、先発ローテーションに定着します。

当時、富山GRNサンダーバーズでは、かつて東京ヤクルトスワローズで活躍した伊藤智仁が監督を務めており、フィジカルトレーニングやピッチング指導を受けました。

トレーニングの結果、ストレートの球速は151kmに到達。

高いポテンシャルを評価され、2018年のドラフト会議で阪神タイガースから6位指名を受けています。

湯浅投手は、目標通り最短でのNPB入りを実現させたのです。

湯浅京己のNPB時代

2018年のドラフト会議で阪神タイガースから6位指名を受けた湯浅京己。

湯浅投手のNPBでの成績をチェックしていきましょう。

【2019年〜2021年】ケガに苦しんだシーズン

2019年、2軍でプロ野球生活をスタートさせた湯浅投手でしたが、腰椎を疲労骨折していたことが判明

治療に専念することを余儀なくされます。

2020年はリハビリと基礎トレーニングに専念し、2021年に1軍デビューを果たしています。

しかし、結果を残すことはできず、シーズンを終えるのです。

【2022年】最優秀中継ぎのタイトルを獲得した飛躍のシーズン

1軍登板成績 
登板数:59登板
勝敗数:2勝3敗
セーブ数:0セーブ
ホールド数:43ホールド
防御率:1.09

プロ野球生活で初めて開幕を1軍で迎えると、横浜DeNAベイスターズ戦で初ホールドをマーク。

シーズン中は17試合連続無失点を記録するなど、安定感のある投球を披露します。

その後も安定感のある投球を続け、12球団トップとなる43ホールドを記録。

また、中継ぎ投手のタイトル獲得の重要な指標となるホールドポイントは45を記録し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞しています。

こうして、NPBを代表するセットアッパーになるべく名乗りをあげたのです。

【2023年】ケガとプロの壁に苦しんだシーズン

1軍登板成績 
登板数:15登板
勝敗数:0勝2敗
セーブ数:8セーブ
ホールド数:3ホールド
防御率:4.40

開幕を1軍で迎えるも、コンディション不良や故障の影響もあり、登板数は15試合にとどまっています。

1軍では6月を最後に登板がなかったものの、日本シリーズ第4戦のピンチの場面で復帰。

厳しい局面だったにもかかわらず、無失点に抑えています。

また、第5戦でも好投し、阪神タイガース日本一達成に貢献したのです。

NPBで獲得したタイトル

湯浅京己は、2022年に新人特別賞と最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しています。

獲得したタイトルは今のところ2つだけですが、ケガをせずにシーズンを完走できるようになれば、おのずとタイトルはついてくるでしょう。

今後、どのようなタイトルを獲得していくのか楽しみです。

湯浅京己の今後の課題は?

湯浅京己の今後の課題は2点あります。

1点目は、ケガをしない身体づくりです。

高校時代や、プロ入り後2年間は、主にケガの影響で満足にプレーできていない状況でした。

ケガをしにくい身体をつくり、シーズンを通して戦い抜くことが最大の課題といえるでしょう。

2点目は、変化球の精度を上げることです。

現在の投球スタイルを見る限り、ストレートとフォークボールが湯浅投手の生命線となっています。

プロの世界で活躍していくために、カットボールやシュートなどの小さく変化するボールに磨きをかける必要があるでしょう。

空振りが欲しい場面と、打たせてとりたい場面で投球スタイルを変えることができるのがプロの第一線で活躍している投手の特徴だと思います。

湯浅投手は課題克服へ向け、ロサンゼルスやアトランタで自主トレを敢行。

投球フォームの解析などを行い、レベルアップを図っています。

どのような成果があったのか、今後の投球が楽しみです。

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