リンリン – BiSHの無口担当を徹底解剖|オタクが大人気アイドルになったシンデレラストーリー

リンリン – BiSHの無口担当を徹底解剖|オタクが大人気アイドルになったシンデレラストーリー

アイドルらしからぬクールでパンチの効いたビジュアルと、ロック調の楽曲を武器に激しいライブパフォーマンスを繰り広げるBiSH。

今やその人気は飛ぶ鳥を落とす勢いです。

メディアに多く露出するようになってから更に勢いを付けているBiSHですが、中でも個性的で人の目を引くのが無口担当のリンリンさん。

個性的なビジュアルと口数の少なさから謎に包まれた彼女ですが、彼女の本質を知るとリンリンワールドから抜け出せなくなります。

今回はそんなBiSHのリンリンさんの魅力を大いに語っていきます。

あわせて読みたい!

リンリン・プロフィール

  • 名前:リンリン
  • 誕生日:1900年3月9日(公式Twitterより)
  • 出身:静岡県沼津市
  • 色:ピンク
  • BiSHの無口担当

ダイブをしたくてBiSHに加入

リンリンさんがBiSHに加入したのはBiSH始動から半年後の2015年8月のことでした。

「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」に出演予定だったBiSHですが、諸事情により出演を辞退、その代替公演としてZepp Tokyoにて「TOKYO BiSH SHiNE」(略してTBS)を開催しました。

そのTBSがリンリンさんとリンリンさんの同期であるハシヤスメアツコさんのお披露目ライブとなったのです。

加入後すぐのインタビューでは「女の子がダイブをしているのがかっこいい。私もダイブをしてみたかった。」と語っており、BiSH加入の1番の志望理由が「ダイブをしたい」だったそうです。

そんな奇天烈な志望理由でしたが当時の型破りなBiSHにとってはライブでのダイブは当たり前、リンリンさんのように「ダイブをしたい」というぶっ飛んだ志望理由だからこそ合格に繋がったのかもしれません。

BiSHの狂気を作り出すリンリンのシャウト

無口担当のリンリンさんですが、BiSHの狂気的な部分を作り出しているのは紛れもなく彼女の激しいシャウトでしょう。

普段話している声はおっとりとして可愛らしく、普通に歌っている時もBiSHの中で最もアイドルらしく甘く透き通った声のリンリンさん。

そんな彼女がなぜ激しいシャウトするようになったのか…?

実はリンリンさんがシャウトをするようになったのにはあるきっかけがあります。

加入当初のレコーディングで音楽プロデューサーの松隈ケンタさんが「少し強めに歌ってみて」と指示したところ、何を勘違いしたのかデスボイスのような声にならない声で歌いだしたのです。

それを聞いた松隈ケンタさんは度肝を抜かれ「もっとやってみよう」と繰り返していくうちに、シャウトから始まるSHARRという曲が誕生しました。

そのような経緯があり「リンリンさん=シャウト」が定着したようです。

それではリンリンさんのシャウトが響く楽曲を少し紹介していきます。

SHARR

リンリンさんとアイナ・ジ・エンドさん2人によるシャウトから始まるこの曲。
ライブの空気を切り裂くようにシャウトがとどろき、雰囲気を一遍させてしまいます。

Am I FRENZY??


リンリンさん自身が作詞しており、「あたしに話かけるな」から始まるその歌詞たちは、非情で聞いている側が苦しくなるほど生々しい感情が描かれています。

サビで叫ぶように感情を吐露するリンリンさん(1:45~)に胸が締め付けられます。

遂に死


リンリンさんだけではなく曲全体がシャウトを中心に構成されています。
シャウト担当のリンリンさんにとって真骨頂の曲であり、何かが憑依したような雄たけびは、呆気に取られてしまいます。

FREEZE DRY THE PASTS

曲全体が何かに取り憑かれているような独特の世界観で、そのオーラを生み出しているのがリンリンさんです。
子供が見たら泣いてしまうのではないかと思うほど、狂気に満ちているリンリンさんのシャウトは、大人ですら怖さを感じてしまいます。

ALLS


疾走感のあるゴリゴリのロックナンバーです。
ラスサビではリンリンさんとアイナ・ジ・エンドさんが2人で一緒に歌うのですが、シャウトで歌うリンリンさんの上にアイナ・ジ・エンドが乗っかるようにメロディーが進行していきます。
この2人にしか出せない唯一無二のサウンドなのです。

独特の世界観「リンリンワールド」

無口なのにライブ中はシャウトをしまくり、ギャップの振り子を揺らすリンリンさんですが、芸術の世界でも独特の世界観を発揮しています。

ゴッホも驚きの絵画作品


リンリンさんは絵の世界でもリンリンワールドを炸裂させています。
真似しようと思ってもできないような独特のタッチが特徴的で、度々SNSに投稿しては見る人をリンリンワールドに引き込んでいきます。


2021年5月には「桃太郎」をオマージュした「しもたろう」という絵本を発売。
WACKらしく下ネタ全開でSNSでは「現代の春画」とまで言われるほどの珍作です。

リンリンさんの絵はご本人のインスタグラムでも時々投稿されているので是非チェックしてみてください。

凡人には着こなせないファッション


社長の渡辺淳之介さんの推薦によりモデルとしても活躍しているリンリンさん。

彼女が持つ「何者でもない」空気感は、どんなファッションも着こなし洋服の魅力を最大限引き立たせます。

2021年5月のローソンくじではリンリンさんがデザインした衣装を身に纏ったBiSHメンバーのグッズが発売され、デザイナーとしての一歩も踏み出しています。

個性が炸裂するリンリンの髪型特集

リンリンさんと言えば思わず二度見してしまうような個性的で奇抜な髪型。

メイクを変える時に髪型も一緒にガラッと変えてしまうそうなのですが、その変幻自在っぷりはいつもファンを驚かせます。

今では「前髪パッツン・ツーブロック・ロングヘアー」が定着していますが、歴代の最先端ヘアを振り返っていきましょう。

手の込んだ編み込み

新発想「殿様ヘア」

殿様ヘアの進化系?

リンリンさんといえばツーブロック

加入当初は清楚系おさげだった

今後もどんな最先端ヘアスタイルを見せてくれるのか楽しみですね。

無類のハロプロオタ

「ダイブがしたい」という理由でBiSHに加入したリンリンさんですが、実は王道アイドルである無類のハロプロオタクです。

スマイレージの和田彩花さんに一目惚れをしてハロプロ沼にハマり、モーニング娘。の新垣里沙さんを神と崇めるほど尊敬し憧れている、ガチのオタクなのです。

過去のインタビューでは「自分と同年代の子たちが20年の歴史を背負って頑張ってるのは凄い」と語っており、自身もアイドルである今も尚、ハロプロはリンリンさんの生きるモチベーションなのかもしれません。

そして実は、ハロプロメンバーと共演を果たすというリンリンさんにとって夢のような出来事がありました。

モーニング娘。の小田さくらさんと対談


フリーペーパーの「FLYING POSTMAN PRESS」にてモーニング娘。の小田さくらさんとの対談をしています。
それ以来、アイドル同士として小田さくらさんとの交流も続いているようです。

憧れの新垣里沙さんと対面


BiSHのJAMという曲のMVでは「1番会いたい人に会いに行く」という企画で憧れの新垣里沙さんと対面し、涙を流しながら思いの丈を語る姿が映されています。

一途に愛し続ければ愛は届くのだと証明された瞬間でした。

憧れていた人達と同じ世界に足を踏み入れ共演まで昇り詰めるなんて、まさにシンデレラストーリーですよね。

ハロプロオタク全開のツイートも楽しめるので是非リンリンさんのTwitterもチェックしてみてください。

BiSHの優しい担当

可愛い声なのに地獄に突き落とすかのようなシャウトで観衆を湧かせ、奇抜なヘアスタイルと独特な絵画やファッションで見る人をリンリンワールドに引きずりこむリンリンさんの魅力をたっぷりと紹介していきました。

「THE個性的」なリンリンさんですが、実は誰よりも繊細で人の心に寄り添える優しい心の持ち主です。

様々な顔を見せるリンリンさんの優しさに気付いてしまった頃には、もう彼女の虜になっていること間違いなしです。

今後もアイドルだけではなく、多方面で活躍するリンリンさんから目が離せません。

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事