音楽業界・お笑いなど、それぞれの分野で話題となった有名人が集まり、プロジェクトかされた音楽バンド『ジェニーハイ』。
結成は2018年とまだ最近のことですが、メンバーがメンバーだけに、かなり話題性のあるバンドとして注目されていますよね。
しかも、メンバー兼任プロデューサーとして、『ゲスの極み乙女。』のヴォーカルで、一時期、自身のスキャンダルでも注目された川谷絵音さんが加わっているというのだから驚きです。
では、『ジェニーハイ』とは、どんな音楽バンドなのでしょうか?
本記事では、『ジェニーハイ』の魅力を、経歴(歴史)・メンバーのプロフィール、オススメソングベスト3を交えながらご紹介していきます。
目次
ジェニーハイとはどんなバンド?
みなさんはジェニーハイという音楽バンドを聞いたことがありますか?
後ほど詳しいメンバーのプロフィールもご紹介していきますが、
- ゴーストライター騒動で一気に注目されたピアニストの新垣隆さん
- 良くも悪くも度々炎上騒動を巻き起こす、お笑い芸人・小籔千豊さん
- 常に奇才ぶりを見せるものの、その奇抜ぶりが異質過ぎる野性爆弾・くっきー!さん。
- ベッキーさんとの不倫騒動で批判を受け続けていたゲスの極み乙女。・川谷絵音さん
と、全く芸能に疎い人でさえも、名前を聞いたことがある4人のビッグネームに、
4人組ロックバンド『tricot(トリコ)』のギター・ヴォーカルを担当している中嶋イッキュウさんを加えた5人組バンドとして活動しているロックバンドが、『ジェニーハイ』です。
奇才が揃った異質なバンド
このメンバーを見てもらえたら分かるとおり、いずれも名の知れた各界の奇才ばかりで、ジェニーハイは、まさに奇才の集合体ともいえるスケールの大きいロックバンドなのです。
もちろん、魅力はたくさん存在し、時にトリッキーで、時にダイレクトに響かせるスタイルは、非常に癖になります。
その中で、独特の間を用いた歌い方をする中嶋イッキュウさんの存在がジェニーハイをより大きな存在へと演出しています。
ラップやメロウな歌声、巧みな言葉遊びなどなど、方散る尽くせないほどの魅力をたくさん抱えたロックバンドなので、ぜひ、皆さんもジェニーハイの楽曲を、一度、聴いてみてくださいね。
ジェニーハイの経歴(歴史)
スケールが大きく、ユニークな印象が強いロックバンド・ジェニーハイですが、彼らのような異質なメンバーが、どのように集結し、ロックバンドとして活動しているのでしょうか?
では、早速、彼らのこれまでの経歴(歴史)を振り返ってみましょう。
番組の企画でスタートしたロックバンドの結成
ジェニーハイは、
- くっきー!さん
- 小籔千豊さん
- 中嶋イッキュウさん
がMCを務めるバラエティ番組『BAZOOKA!!!(BSフジ)』の企画としてスタートしました。
番組スタッフが、小籔千豊さんに、「それぞれ別でバンドも経験しているし、番組企画でスリーピースバンドを立ち上げては?」と提案したところ、「折角バンドをやるなら本格的にやりたい!」と、ノリ気になった小籔さん
ダメ元で、川谷絵音さん・新垣隆さんにまでオファーし、快諾を受けると、瞬く間にジェニーハイ結成にいたったのです。
番組の企画で、これだけの奇才が集結するとは本当に驚きですね。
2-2.トントン拍子で進んだジェニーハイの活動
番組の企画で立ち上がったロックバンド『ジェニーハイ』ですが、2017年7月31日にプロジェクトがスタート。
その約7ヶ月後には、川谷絵音さんが新曲を作成し、2018年2月にレコーディングし、翌月にはバンドのお披露目・・・
さらにお披露目の2日後に4曲持ち込まれ、5月にレコーディングと、トントン拍子でことが進んでいくジェニーハイ。
小籔さんが「素人にはきつすぎる」と漏らすくらいハードスケジュールだったそうですから、プロデュースを手がける川谷絵音さんの手にかかると、これほどまでに話が進んでいくのかといったところでしょうか。
メジャーデビューとビッグイベント出演
2018年3月に、デビュー曲『片目で異常に恋してる』で、メジャーデビューを果たしたジェニーハイは、同年、
- JOIN ALIVE 2018
- コヤブソニック2018
に出演するほど、大きなバンドとして急成長を遂げていきます。
奇才が集まり見事に融合できた上、音楽ファンに、その実力が認められた結果、このような急成長を遂げることが出来たのでしょうね。
バンド名『ジェニーハイ』の由来
ところで、ジェニーハイというバンド名の由来って、どこから来ているか皆さんご存じですか?
実際に由来が分かると、実に奇才が集まった集団らしきバンド名であることがうかがえます。
というのも、このバンドのプロデュースを手がける川谷絵音さんが、「それぞれ違う形で天才が集まっている」と、メンバーを見渡して感じたらしく、
- フランス語の『天才』を意味するジェニー
- 天才を超える=『HIGH(高い)』
という2つのワードをくっつけて、ジェニーハイと名付けています。
まさに奇才(天才)たちが集結したロックバンドといえますね。
ジェニーハイの現在
ジェニーハイは、デビュー後、3曲の配信シングルをリリースし、さらにミニアルバム・フルアルバムを1枚ずつリリースしています。
現在放送中のバラエティ番組『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(カンテレ・フジテレビ系)のエンディングに起用されている3rd配信シングル『シャミナミ』も評判。
さすがに、それぞれが多忙を極め、なかなか集まってバンド活動出来ていないみたいですが、今後も、川谷絵音さんを中心に、世間が驚く音楽を奏で続けていくと期待しています。
ジェニーハイのメンバーのプロフィール
各界の奇才が集まり、大きなロックバンドとして注目されている『ジェニーハイ』。
では、改めて、ジェニーハイのメンバーのプロフィールをご紹介していきますね。
中嶋イッキュウ(ヴォーカル担当)
中嶋イッキュウさんは、1989年5月29日生まれ、滋賀県出身の30歳。
本名は『中嶋郁美』といい、『いくみ=193』という語呂合わせから中嶋イッキュウという芸名が名付けられました。
ジェニーハイでは、川谷絵音さんがギターを担当されているため、ヴォーカルに専念している中嶋イッキュウさんは、本来は、ギターも兼任する予定だったそうです。
そんなイッキュウさんですが、ルックスは、タレントの鈴木紗理奈さんに似ていますが、声が少し高音でかわいく、性格はシャイだけどメンバーや親しい人には明るく接するタイプなので、凄く茶目っ気を感じ、かわいらしいタイプの女性と印象を受けます。
一方、ラップや高音を活かした歌声も実に魅力的で、水曜日のカンパネラのコムアイさん同様、人の心を惹き付ける独特な世界観を醸し出すシンガーといえますね。
川谷絵音(ギター、プロデュース担当)
ゲスの極み乙女。のメンバーの一人としても、自身が巻き起こしたスキャンダルでも何かと有名である川谷絵音さんは、1988年12月3日、長崎県松浦市出身の31歳。
高校時代には、ほとんど話したこともないクラスメイトを誘ってまでもバンドを結成するほど、プロデュースに携わってきた人物で、自身も、ヴォーカルだけでなく、ギターやキーボード演奏が出来、その上、作詞作曲も出来る生粋のクリエイター。
『ゲスの極み乙女。』や『ジェニーハイ』以外にも、『indigo la End』、『ichikoro』というバンドにも所属し、4つのバンドを掛け持ちするバイタリティの持ち主でもあります。
それだけ音楽をこよなく愛しているかというと、そうではないらしく、川谷さん曰く、かなり怠惰な性格なんだとか・・・
ただ、一度創作意欲がわくと、どんどんアイディアがわいてきて、迅速に楽曲も完成させてしまう天才肌なところもあり、いろんな意味でユニークなアーティストですね。
新垣隆(キーボード担当)
ゴーストライター騒動で、世間を騒がせた一人でもある音楽家・ピアニストの新垣隆さん。
1970年9月1日生まれ、東京都清瀬市出身の49歳。
母がピアノ好きで、幼少の頃の新垣さんを膝の上に載せて練習してきたためか、その影響を受けて、ピアノを習うようになり音楽家への道を目指した新垣さん。
誠実で真面目すぎる気質を持っているからこそ、ゴーストライター騒動を引き起こしてしまったのかもしれない・・・
そのようなことを考えさせるくらい、芸術性と性格面のギャップが激しく、実にユニークなピアニスト・作曲家です。
くっきー!(野性爆弾、ベース担当)
くっきー!さんは、1976年3月12日生まれ、滋賀県守山市出身。
お笑いコンビ野性爆弾の一人で、基本はお笑い芸人として活動されていますが、バラエティ番組『プレバト』では、天才的芸術センスを活かして、絵画の分野で活躍中。
また、プライベートでバンド活動もしているとのことで、ベースの演奏も出来、芸術に関わるいろんな分野で手腕を発揮しているアーティストです。
根は非常に真面目で、先輩への礼儀はもちろんのこと、後輩への面倒見も良く、優しく頼もしいタイプの人物ですが、芸人モードにスイッチが入ると、様々な分野で傍若無人ぶりを発揮し、そこが実にユニークで面白い芸人さんです。
小籔千豊(ドラム)
小籔千豊さんは、1973年9月11日生まれ、大阪府住吉区出身の46歳。
吉本新喜劇の座長でありながら、くっきー!さん同様、お笑い芸人として活躍する一方で、音楽イベント『コヤブソニック』の主催者でもあり、アーティストとしての側面も持っている人物。
ある意味、ジェニーハイ立ち上げの発起人でもあり、本人は、素人と言いながらも、練習熱心で、川谷絵音さんからも『ライブをやる毎にドラムが上手くなっている』と評価されるほど、ドラマーとして急成長を遂げています。
まだまだ伸びしろが大きく、パフォーマンスとしては一般的という印象ですが、これから、ドラマーとしてどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのか非常に楽しみですね。
ジェニーハイのオススメソングベスト3
以上が、ジェニーハイの5名のメンバープロフィールになりますが、いずれも才能溢れる奇才な方たちなので、ライブを開催する毎に間違いなく進化していくことでしょう。
さて、そんなジェニーハイですが、非常にユニークな楽曲が多い印象を受けます。
では、ジェニーハイの楽曲の中からオススメソングベスト3をご紹介します。
シャミナミ
シャミナミは、2019年8月23日にリリースされた3rd配信シングル。
あくまで、筆者個人の見解ですが、とにかく、『シャミナミ』は、中嶋イッキュウさんのきれいな声質が特徴的で、音一つ一つがシンプルながらきれいな印象を受ける楽曲です。
メロディもキャッチーで心に残りやすく、間の取り方・テンポなども王道スタイルでありながら中毒になりやすい要素をたくさんはらませているので、きれいな音楽に触れたい人にはお勧めですよ。
ランデブーに逃避行
ランデブーに逃避行は、1stミニアルバム『ジェニーハイ』似収録された楽曲。
とにかく韻を踏んだ歌詞と、オーソドックスなAメロと、癖になるサビの入り方とのギャップが特徴的で実にユニーク。
作詞作曲を手がけた川谷絵音さんが、『ふざけエモ』と表現しているだけのことがあり、歌詞冒頭から、『○○みたい・・・』といったような歌詞が立て続けに連呼されています。
さらにサビに入ると、同じ音を繰り返しながら韻を踏む歌詞との融合が、本当にくせになる面白さを見せてくる・・・
まさに言葉遊びによる音楽の面白さを追求したような一曲なので、ジェニーハイらしさを知る上でも、ぜひ、一度聴いてみてくださいね。
ジェニーハイラプソディー
ジェニーハイラプソディーは、ジェニーハイのメンバーを紹介するような、ラップソング。
とにかく、奇才な個性がにじみ出ている、実に面白い歌詞で紹介された楽曲なので、一度聴くと耳に残ること間違いなし!
イッキュウさんの最後のフレーズ「ラプソディーって何なん?」には思わず、爆笑してしまいました。
非常に面白い楽曲なので、ぜひ、一度聴いてみてくださいね。
最新情報
アイナ・ジ・エンド(BiSH)&ちゃんみなも参加!アリーナ単独公演「アリーナジェニー」収録した初のライヴ映像作品を来年1/26リリース
ジェニーハイが、今年9月に開催した「アリーナジェニー」を映像作品として2022年1月26日に発売することを発表しました。
今作には、今年9月25日にぴあアリーナMMにて行われた自身初の単独アリーナ公演の模様を全曲収録されており、「不便な可愛げ」ではBiSHのアイナ・ジ・エンドが、「華奢なリップ」ではちゃんみながスペシャル・ゲストとして登場しています。
Zeppツアー「ジェニーちゃん誕生」開催決定!
ジェニーハイが、全国5大都市Zeppツアー「ジェニーちゃん誕生」を2022年3月に開催することを発表しました。
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3月4日(金)
【北海道】Zepp Sapporo
OPEN/18:00 START/19:00
3月12日(土)
【福岡】Zepp Fukuoka
OPEN/17:00 START/18:00
3月13日(日)
【大阪】Zepp Osaka Bayside
OPEN/17:00 START/18:00
3月19日(土)
【愛知】Zepp Nagoya
OPEN/17:00 START/18:00
3月21日(月)
【東京】Zepp Haneda(TOKYO)
OPEN/17:00 START/18:00
ジェニーハイ・最後に・・・
本格的ロックバンドとして捉えると、肩透かしを受けてしまいそうですが、ユニークな個性を持つロックバンドとしては、実に面白い存在であるジェニーハイ。
真面目でメロウな楽曲もあれば、言葉遊びしているユニークな楽曲もあるので、彼らの多彩な個性を、ぜひ、ジェニーハイの楽曲を通じて体感してみてくださいね。