Aqua Timez(アクアタイムズ) メンバープロフィールや魅力を徹底解説!

Aqua Timez(アクアタイムズ) メンバープロフィールや魅力を徹底解説!

インディーズ時代から注目を集めたAqua Timez(アクアタイムズ)が、再結成されるという嬉しいニュースが飛び込んできました。期間限定での活動とはなりますが、ライブツアーや新曲の発表なども続々と決まり、大忙しな1年半になることは間違いないでしょう。

今回はAqua Timezのこれまでの道のりや、彼らの魅力やおすすめ曲について徹底解説していきます!

 

Aqua Timezとは?

Aqua Timezは2003年に結成された5人組ロックバンドで、2005年にインディーズから発売したミニアルバム「空いっぱいに奏でる祈り」がロングランヒットしたことから注目を集めました。

このミニアルバムの収録曲「等身大のラブソング」が口コミで広がっていき、インディーズながらオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得。インディーズアーティストによるアルバム首位獲得は、史上5組目の快挙ということもあり、様々なメディアでAqua Timezの名前が紹介されました。

2006年4月5日に2ndミニアルバム『「七色の落書き」』でメジャーデビューを果たすと、同年7月に発売された1stシングル「決意の朝に」が、アニメ映画の主題歌に抜擢。彼らの存在が様々な層へと認知されていったのです。

さらに、2006年末に放送された「第57回NHK紅白歌合戦」への初出場が決まり、Aqua Timezの人気は不動のものとなりました。

Aqua Timezブレイク期

2008年5月、Aqua Timezは6枚目のシングル「虹」を発売。大ヒットドラマ「ごくせん」の主題歌として採用され、四つ打ちビートを採用するなど、新たな表現方法に挑戦した楽曲でもあります。

「虹」は、オリコン週間シングルチャートで2位を記録すると、Billboard Japan Hot 100でも2位を獲得しています。さらに、テレビ離れが叫ばれている現代とは異なり、高視聴率番組が多かった中で「ごくせん」は平均視聴率20%を超える人気番組として定着。老若男女が楽しめる内容ということもあって、Aqua Timezは様々な層に支持されるようになりました。

また、2008年には「ミュ~フェス2008」「MEET THE WORLD BEAT 2008」など多くのフェスに参加。ロック好きが大勢集まる場所で、彼らは観客と共に音楽を楽しみました。それらのステージを通じてさらに新たなファンが誕生し、Aqua Timezの勢いはとどまるところを知らないといったように、拡大していったのです。

そして2009年3月から5月にかけて、バンド最大規模となる全国ツアー「Aqua Timez still connected tour ‘09」を開催。チケットは発売後わずか10分で完売し、約60,000人の観客動員数を記録しています。

音楽史上初の快挙と初の武道館公演

2009年10月には初のベストアルバム「The BEST of Aqua Timez」が発売されました。このCDにはデビュー以降の楽曲が収録されているだけではなく、初回限定盤には21曲ものMVが収められている豪華な仕上がりに。

「The BEST of Aqua Timez」は、2009年10月26日付けの週間オリコンアルバムランキングで初登場1位を獲得し、2005年8月にインディーズからリリースした1stミニアルバム「空いっぱいに奏でる祈り」の1位獲得と合わせて、インディーズとメジャー両時代での総合首位獲得という史上初の快挙を成し遂げたのです。

まだまだAqua Timezの快進撃は止まりません。2011年6月からは全国25ヶ所を回る全国ツアー「Carpe diem tour 2011」を開催。そのファイナル公演を、彼らのデビュー日にあたる8月24日に日本武道館で行いました。

彼らにとって初の日本武道館公演となったこのライブは、ツアータイトルにもなっているAqua Timez4枚目のフルアルバム「カルペ・ディエム」の楽曲を中心にステージを披露。しかし、この年はAqua Timezのメジャーデビュー5周年という記念すべき年ということもあり、彼らの歴代の楽曲がセットリストに組み込まれていたのです。

まるで、これまで応援してきてくれたファンに感謝しつつも、ここで立ち止まることなく進んでいこうというメンバーの決意が感じられたセットリストに、ファンからも「泣けた」「歌詞を変えて歌ってくれてて最高だった」という感動の言葉が聞かれました。

MEMO

2011年は東日本大震災が起きた年でもあり「Carpe diem tour 2011」では、東北で開催予定だった2公演が中止となっています。その後、東北で公演をしたいというメンバーの強い思いを受け「Make the Best of Tour 2011」と題するツアーを開催。東北地方にエールを送りました。

初の海外公演

Aqua Timezの楽曲は、映画やアニメの主題歌としても多く採用されており、その人気は海外へも広がっています。特に、ドラマ「ごくせん」は海外でも人気が高く、その主題歌を担当しているAqua Timezに韓国から大型フェスへの出演依頼が届きました。

2012年8月に開催された「麗水世界博覧会 記念 2012 アジアソングフェスティバル」は、日本だけではなくタイや中国など様々な国からアーティストが参加しており、約40,000人もの観客が集まる韓国最大のフェス。

その中でAqua Timezは、日本のロックバンドとして初の出演を果たし「虹」「等身大のラブソング」の2曲を披露しました。さらに「The Best Asian Artist award」や「韓国文化体育観光部からの感謝杯」も受賞するなど、海外でもAqua Timezの人気が高いことを証明しています。

47都道府県ツアー開催

2015年から2016年にかけて、Aqua Timezにとって初となる47都道府県ツアー「”Back to You”tour 2015-2016」が開催されました。ライブハウスで行われたこのツアーでは、派手な装飾や演出はなく5人が奏でる音を楽しむという、いい意味でシンプルなステージ構成に。

また、これまで発表された楽曲はライブ仕様にアレンジされており、改めてAqua Timezが実力派のロックバンドであることを認識させられました。そして、メンバーだけではなく会場に集まったファンと一緒に音楽を作っているという雰囲気があり、ファンと築いてきた絆が感じられる場面も見られたのです。

MEMO

このツアーの様子は、2017年に自身初となるライブ&ドキュメンタリー映像作品として発売されました。

惜しまれながらの解散

2018年5月8日、Aqua Timezの公式サイトで2018年の活動を以って解散することが発表されました。解散について、メンバーは長文で自分たちの思いをファンに伝えましたが、5月12日から全国ツアーが開催予定であったため、ファンは複雑な思いで彼らの報告を聞いていたのではないでしょうか。

解散理由として、メンバーたちは「長く音楽を続けてきたことで、自分たちの中で葛藤があったこと」「今と同じ熱量でAqua Timezの音楽が作れなくなったこと」などを挙げ、ファンへの謝罪と、これから迎えるツアーへの思いを語りました。

様々な思いを抱えたまま迎えた全国ツアー「Present is a Present tour 2018」では、以前行われたツアーのTシャツを着て参戦するファンや、昔のことを思い出しているのか感極まって涙するファンの姿も見られ、Aqua Timezと共に歩んできた道のりの長さを感じました。

MEMO

全国ツアーは9月1日の沖縄でファイナルを迎え、11月18日には横浜アリーナでラストライブが行われています。

期間限定で再結成

2024年7月11日、Aqua Timezは公式SNSでデビュー20周年に向けて再結成することを発表し、ファンを驚かせました。2018年に解散してから約5年半ぶりの再結成ということもあり、SNSには喜びの声があふれています。

活動は2025年いっぱいという期間限定となっており、再結成に合わせファンクラブも再開設されました。再結成に関して、メンバーは「解散後も変わらず楽曲を聞いてくれている人たちへの感謝と、スタッフが後押ししてくれた」と話しており、解散後も愛されているバンドであることが窺えます。

再結成を記念して、2024年8月2日にファンクラブ限定ライブを開催。チケットは即完売し、会場は彼らの再結成を待ちわびたファンで埋め尽くされました。ライブ中のMCでは、太志からの電話がきっかけで再結成を決意したという経緯が伝えられ、太志の「ただいま!」の声にファンが「おかえり!」と返す場面も。

また、2024年秋からは東名阪ツアー「Re:connected」の開催発表や、新曲「ヒトシズク」も披露され、Aqua Timezの再出発を期待させました。

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