マカロニえんぴつ – 珠玉の人気曲5選! バンドの人気を決定付けた名曲とは…?

マカロニえんぴつ – 珠玉の人気曲5選! バンドの人気を決定付けた名曲とは…?

若い世代を中心に絶大な人気を誇るマカロニえんぴつ

2012年に結成し、2020年にメジャーデビューを果たした4人組バンドです。

メンバー全員が音大卒という確かな実力や、胸がギュッと苦しくなるようなラブソングでふつふつと話題になり、今では数々のタイアップを獲得するほどに人気者となった彼ら。

この記事ではそんなマカロニえんぴつの名曲を厳選しご紹介します。

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マカロニえんぴつの楽曲の魅力

マカロニえんぴつの楽曲の特徴としてまずあげられるのが、キャッチーなメロディ

単純に耳に残るというだけではなく、かなりメロディアスなのが印象的。

ロックやバンドが苦手という人にも試しに聞いてほしいと思うくらい、どの楽曲もメロディラインがキレイで聞きやすいです。

また、メンバー全員が音大出身ということもあり歌唱力も演奏力もかなりレベルが高め。

荒っぽさがないのも男女問わず愛されるポイントかもしれませんね。

そしてもう一つ押さえておきたいのが、ボーカル・はっとりの表現力

恋愛に対する心情を的確に捉えた歌詞や、胸がギュッと苦しくなるような歌声は目を見張るものがあります。

これらの点を参考に、人気曲をチェックしていきましょう。

マカロニえんぴつの人気曲5選

マカロニえんぴつの楽曲は、片思いや失恋を歌ったラブソングから熱い青春や葛藤を描いた楽曲まで様々。

今回はそんな彼らの楽曲の中から、音楽ストリーミングサービスの人気曲ランキングで上位の楽曲をご紹介します。

洗濯機と君とラヂオ

「洗濯機と君とラヂオ」は、2017年にリリースされた1stアルバム「CHOSYOKU」と3rdミニアルバム「s.i.n」に収録されている楽曲。

リード曲ではないもののMVが制作されており、ライブでも定番曲として親しまれています。

不可解なタイトルが印象的ですが、楽曲の内容はラブソング。

<この恋が/この恋が/その声が/途切れたときにはすべて忘れて生きていこう>と、非常に一途なようでどこか悲観的な思いが歌われています。

楽曲の最後では「この恋は間違っていない」と自分に言い聞かせるように相手を思う気持ちが歌われていますが、その中でも特に印象的なのが<君が好きと言ってた/映画をもう16回みた>という歌詞。

好きな人の好きなものに触れたくなる気持ちは共感できるものの、なかなかヘビー級の愛を抱いている点に驚きます。

このややドロっとした恋愛観が、マカロニえんぴつの魅力のひとつ。

メロディーは中毒性たっぷりなので、1度聴くとハマってしまうかもしれませんよ。

レモンパイ

「レモンパイ」は2018年にリリースされた2ndシングル。

TBS系の情報番組「王様のブランチ」のエンディングソングとして起用されたことでも話題になった楽曲です。

曲中ではレモンパイのように甘くてほろ苦い恋模様が歌われています。

好きな人に近づきたいけど、近づいたら全てが終わってしまうかもしれない…という絶妙な距離感を経験したことがあるというリスナーも多いかもしれませんね。

ちなみに、同曲の後半では<友だちでいよう>という結論が一瞬出るものの、最後は<長い夜は一つ折りで二人占めに>という歌詞を含むフレーズで終わります。

主人公と意中の人は結ばれたのでしょうか?

ぜひ様々な考察をしながら楽曲の世界観に浸ってみてください。

MEMO

「レモンパイ」がきっかけかは不明ですが、マカロニえんぴつは2021年にも「王様のブランチ」のエンディングテーマを担当。
「好きだった(はずだった)」という楽曲を番組のために書き下ろしました。

ブルーベリー・ナイツ

「ブルーベリー・ナイツ」は2019年にリリースされた4thミニアルバム「LiKE」に収録されている曲です。

楽曲では恋の終わりが歌われており、その切ない歌詞に共感する人が続出。

<冷めないで/消えないで/そう願ったって遅いのに/愛して/まだ相手してほしくて>と畳み掛けるように歌うサビは必聴です。

たとえ失恋していなかったとしても、主人公の気持ちに感情移入してしまい胸が苦しくなってしまいます。

これはまさにボーカル・はっとりの表現力あってこそなせる技。

楽曲後半、絞り出すような声で<行かないで/棄てないで>と歌うパートは、楽曲の主人公が憑依したのではないかと思うほど気持ちが込められています。

歌詞では「あたし」という一人称が使われていることから、女性が感情移入しやすいというのも注目しておきたいポイント。

「なんでこんなに女心がわかるの!?」と突っ込みたくなる一曲です。

ヤングアダルト

「ヤングアダルト」は2019年にリリースされた5thミニアルバム「season」に収録されている楽曲で、マカロニえんぴつのなかでもとりわけメッセージ性の強い一曲です。

<ハロー絶望/こんなはずじゃなかったかい?>という歌詞とともに歌われる葛藤や喪失感は、若者だけではなく大人にも響くはず。

「こんなはずじゃなかったけどな、でも自分の人生なんてこんなもんか…」と、いつしか心に大きな穴を抱えてしまっていたりしませんか?

そんな方こそ、サビの歌詞は必聴。

<無駄な話をしよう/飽きるまで呑もう/僕らは美しい>とこれまでの人生を肯定しつつ、絶望や失望感を温かく包み込んでくれます。

とはいえ、一曲聴いても「よーっし!頑張ろう!」と前向きになりすぎないのがまた魅力的なポイント。

「ま、明日からも頑張るか」と、力みすぎない絶妙なやる気を引き起こしてくれます。

恋人ごっこ

「恋人ごっこ」は2020年に配信限定でリリースされたシングル。

タイトル通り、微妙な距離感にある2人の恋模様が歌われています。

登場人物が正式な恋愛関係にあったのか、もしくはセカンドやキープといった不埒な関係にあったのかはわかりません。

しかし、<でもたしかに恋をしていた/恋をしていた>という歌詞に現れているように、楽曲の主人公は相手のことを心の底から思っていた様子。

そんな曲がりなりにも一途な思いと、「恋をしていた」と呟くように2回繰り返される点がなんとも切ないポイントです。

似たような経験があるという方は涙なしでは聴けないかもしれませんね。

どちらかというと軽快な曲調ですが、その曲調にも必死に前を向こうとする主人公の思いが表れているようで切ないです。

マカロニえんぴつの人気曲まとめ

今回は5曲のみのご紹介でしたが、マカロニえんぴつの楽曲にはまだまだ名曲がたくさんあります。

どの楽曲もいわゆるラブラブなラブソングや果てしなく前向きな応援ソングというわけでなく、どこか影があるのがポイント。

そんなチラッと覗くダークな部分が聴き手の心を掴むのかもしれませんね。

共感したら最後、マカロニえんぴつの世界にぐんぐん引き込まれていきます。

ぜひYouTubeや各種音楽ストリーミングサービスでチェックしてみてくださいね。

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