マキシマム ザ ホルモン – メンバーの年齢由来、意外な経歴とは…?

マキシマム ザ ホルモン – メンバーの年齢由来、意外な経歴とは…?


ヘヴィとポップが混在した摩訶不思議なサウンドと奇抜すぎるアイデアの数々で、音楽業界を激震させ続ける「マキシマム ザ ホルモン」。“腹ペコ”と呼ばれるファンを熱狂させる彼らの魅力をご紹介します。

どヘヴィな暴虐サウンドとJ-POP顔負けのキラキラメロディをカオティックに融合させた唯一無二のサウンドを鳴らすバンド、マキシマム ザ ホルモン。

ロックフェスティバルのヘッドライナーを務めれば楽々と数万人の観客で会場を埋め尽くすことのできるマキシマム ザ ホルモンですが、自身の主催ライヴはアリーナやスタジアムといった大会場では開催しないというポリシーを持っています。

当然ながらマキシマム ザ ホルモンのライヴは毎回チケット争奪戦、超プラチナチケットです。

「大好きなのにチケットが当たらない!」と嘆いているファンも多いのではないでしょうか。

しかし、目先の利益よりも自分たちが快適に活動できる環境を最優先するマキシマム ザ ホルモンの姿勢に共感するファンはそれ以上に多いことでしょう。

そんな「日本一ビッグなカルトバンド」マキシマム ザ ホルモンの魅力をご紹介していきます。

マキシマム ザ ホルモン / MAXIMUM THE HORMONE


バンドメンバー

  • マキシマムザ亮君(マキシマムザりょうくん) / 歌と6弦と弟
  • ダイスケはん / キャーキャーうるさい方
  • 上ちゃん(うえちゃん) / 4弦
  • ナヲ / ドラムと女声と姉

マキシマム ザ ホルモン・メンバー

活動最初期の1999年に現在とはメンバーも音楽性も異なるファーストアルバム『A.S.A.Crew』を発表したマキシマム ザ ホルモンですが、同アルバムリリース後にメンバーチェンジがあり、それ以降は上記メンバー4名で活動を続けています。

マキシマムザ亮君(マキシマムザりょうくん) / 歌と6弦と弟

  • 芸名:マキシマムザ亮君(マキシマムザりょうくん)
  • 本名:川北 亮(かわきた りょう)
  • 生年月日:1978年12月13日
  • 出身地:神奈川県川崎市麻生区

ギターとヴォーカルを担当するマキシマムザ亮君は、ほぼすべての楽曲で作詞・作曲をおこなっているマキシマム ザ ホルモンのメインソングライターです。

ドラム担当ナヲの実弟で、そのため担当パートに「弟」が含まれています。

MEMO

ナヲとマキシマムザ亮君の下に弟が一人おり、マキシマム ザ ホルモンのDVDなどにも度々登場しています。
また、母親も“キャサリン令子”としてファンにはお馴染みです。

創作面において中核を担うメンバーで、音楽面はもちろんのこと、それ以外の“悪ふざけ”のような突飛な企画のほとんどはマキシマムザ亮君が発案です。

音楽的なルーツとして、System Of A Down、TOOL、Faith No Moreのヴォーカリストとして知られるマイク・パットン、日本のギタリストROLLY(ローリー寺西)など、超実力派でありながら“変”なイメージのあるミュージシャンを数多く挙げています。

活動開始以来、肥満キャラとして通してきましたが、生活習慣病の悪化により医師から「このままでは死にます」と宣告されたため、一念発起してダイエットに挑戦。

その努力が実り、2015年頃に激痩せした姿を公開してファンを驚かせました。

2009年に結婚していたことと第一子の誕生を公表し、現在は三児の父親となっています。

MEMO

次男はイラストの才能に長けており、2018年にはKAWAKITA TEI名義で個展を開催して話題になりました。

靴屋で店員が声掛けしてくることを嫌い、(株)ニシベケミカルという会社が製造しているV.I.Cというサンダルしか履かないことを公言しています。

MEMO

便サン(便所サンダルの略)の愛称でおなじみのサンダルはファンの間でも人気が高く、ヴィレッジヴァンガードとコラボした特製グッズ「マキシマムザ便サン」として受注販売されたこともあります。

ダイスケはん / キャーキャーうるさい方

  • 芸名:ダイスケはん
  • 本名:津田 大輔(つだ だいすけ)
  • 生年月日:1977年9月13日
  • 出身地:香川県高松市

ヴォーカルを務めるダイスケはんは、クリーントーンでメロディアスなラインやラップパートを歌うマキシマムザ亮君とは対照的に、デス声や“キャーキャーうるさい”スクリームなどの歌唱法を駆使して楽曲にヘヴィネスを与えています。

マキシマムザ亮君が加入する前はバンドのメインソングライターで、ファーストアルバム『A.S.A.Crew』ではほぼ全曲に作詞・作曲者としてクレジットされています。

社交的な性格で話術に長けているため、ライヴにおけるMCやテレビ出演などはダイスケはんとナヲのふたりでおこなうことがほとんどです。

“ジャパコア”と呼ばれる日本のハードコアや海外のヘヴィメタル、ハードコアに影響を受けており、そのジャンルのバンドのTシャツを愛用しています。

他のメンバーが結婚した後は、バンドで唯一の独身者として語られることもありましたが、2014年6月に結婚を公表し、メンバー全員が晴れて既婚者となりました。

2008年に声帯にできたのう胞の摘出手術、2018年には頚椎椎間板ヘルニアの手術のためライヴ活動を休止しましたが、手術後はバンドに復帰しています。

上ちゃん(うえちゃん) / 4弦

  • 芸名:上ちゃん(うえちゃん)
  • 本名:上原 太(うえはら ふとし)
  • 生年月日:1980年4月15日
  • 出身地:東京都日野市

アメリカのロックバンドRed Hot Chili Peppersフリーを敬愛し、フリーばりのスラップ奏法(俗称:チョッパー)に命をかける看板ベーシストです。

数多くのタトゥーが入った強面な見た目ですが、非常に物腰柔らかな人柄で知られ、上ちゃんを題材にしたマキシマム ザ ホルモンの楽曲“上原~FUTOSHI~”では、<チョッパーばっか もうええてー!! >とスラップ奏法へのこだわりを揶揄されるなど、バンド随一のいじられキャラとして愛されています。

MEMO

名前が“太”なのにガリガリに痩せている、というのは定番のネタとしてファンにはお馴染みです。

メンバーの中で一番先に既婚者となった上ちゃんでしたが、しばらくその事実は伏せられており、マキシマムザ亮君の第一子誕生報告の中で“ついでに”公表されています。

けん玉の愛好家としての顔も持っており、2019年12月31日に放送された「第70回NHK紅白歌合戦」において、歌手の三山ひろしが挑戦した”連続して大皿を成功した人の最も長い列”ギネス記録に参加しています。

ナヲ / ドラムと女声と姉

  • 芸名:ナヲ
  • 本名:熊本 奈緒(くまもと なお)
  • 生年月日:1975年12月16日
  • 出身地:神奈川県川崎市麻生区

男性顔負けのパワフルなドラムプレイでバンドの屋台骨を支えるナヲは、すぐれた歌唱力でソロパートやバックコーラスを担当するほか、“恋のきなこ私にください”“ポリスマンファック”など一部の楽曲ではメインヴォーカルを披露しています。

MEMO

ライヴのMCコーナーで「いすゞのトラック」のCMソングを歌いまくっていた結果、本当にCMソングのオファーが来た、というエピソードの持ち主です。
ナヲの歌声が流れるCMを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

マキシマムザ亮君の実姉であるナヲは、その姉御肌的な性格でライヴにおけるMCやテレビ出演など“しゃべる仕事”をヴォーカリストのダイスケはんと共に担っています。

マキシマムザホルモンのライヴ名物“恋のおまじない”もナヲの仕切りで実施されます。

MEMO

「麺カタ!」で両手を頭上で打ち鳴らし、「コッテリ!」で後ろに反り返り、最後に「ヤッター!」と叫びながら両手を前に突き出して身体を戻すという三段階のアクションで構成される“恋のおまじない”は、実際に恋に効くかどうかは別として、マキシマム ザ ホルモンのライヴに欠かせない定番コーナーとなっています。

私生活では2008年には元ミュージシャンの男性との結婚を発表し、2009年と2016年に女児を出産しているママさんミュージシャンです。

MEMO

ナヲの結婚パーティーでは、マキシマムザホルモンのライヴ登場曲“Marching Mint Flavors”のバンドとして有名なSPACE COMBINEが奇跡の再結成。
スーツ姿でモッシュに興じる出席者まで現れるほどの盛り上がりだったと伝えられています。

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