カネヨリマサル – 純粋で素直な恋の歌を日記のように届けるガールズバンド

カネヨリマサル – 純粋で素直な恋の歌を日記のように届けるガールズバンド

カネヨリマサル・人気曲5選

独り言のように次々とあふれる、様々な恋愛感情を描いたソングライティングが魅力のカネヨリマサル。

ここでは、一度聴けば彼女たちの楽曲世界に引き込まれるであろう人気曲を5つ紹介します。

はしる、夜

「はしる、夜」は、1stミニ・アルバム『かけがえなくなりたい』の収録曲です。

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナーに「SONAR TRAX」があります。J-WAVEの推す楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げる本コーナー内(2019年10月17日放送)で、本楽曲がピックアップされました。

《このままベッド抜け出してどこか遠くへ行きたいな》という誰もが経験したことがあるであろう逃避行的な衝動を表す歌詞が、曲のド頭から疾走。

その後間奏に突入するかと思いきや、そのままAメロへと突入していく不意打ち的な曲展開は、カネヨリマサルの楽曲の特異性が全面に表れています。

ダイナミックにザクザクと鳴るギターロックが印象的な本楽曲は、彼女たちのライブで大定番の人気曲です。

もしも

「もしも」は、「はしる、夜」と同じく1stミニ・アルバム『かけがえなくなりたい』の収録曲。

別れる恋人のことはさっぱり忘れて前に進もうとする強がり、好きな感情を心の内側にしまい込み、まだ恋人から好かれていたいという本心。

これら複雑に揺れ動く恋心を、等身大の視点でリアリティーを追求し表現した楽曲です。

曲頭からちとせの歌声とギターがお互い探り合うように耳に飛び込んできて、その後ベース、ドラムが徐々に加わっていく曲展開。

非常にシンプルなようで、カネヨリマサルにしか醸成できない新鮮さを感じます。

終盤の《あなたが居なくなっても大丈夫》のラインでは、語尾で声を上ずらせて歌うちとせの歌唱が印象的で、ドキッとさせられるはず。

サビや間奏では可憐なコーラスワークが優しく響く中、《今日もあなたに会いたいな》と歌う最後の歌詞がピュアに輝きを放ち、胸を締め付けられます。

ひらりとパーキー

「ひらりとパーキー」も「はしる、夜」、「もしも」と同じく1stミニ・アルバム『かけがえなくなりたい』の収録曲。

ちとせ曰く2015、2016年ごろに作った曲で、1stミニ・アルバム『かけがえなくなりたい』内では、カネヨリマサルにとって一番古い曲にあたります。

《夜に浮かぶ観覧車/わたしはくるりを聴きながら》という頭のフレーズが印象的で、くるりへのリスペクトが全面に表れています。

間奏でノイジーにかき鳴らされるギターは、誰もが胸に秘めるセンチメンタルな感情を刺激します。

今日の歌

「今日の歌」は、2021年9月に配信リリースされた楽曲です。

同年10月リリースの3rdミニ・アルバム『突き動かされてく僕たちは、』にも収録されています。

TVアニメ『Sonny Boy』の劇中曲で、異世界を舞台にした独特なアニメーション世界に、爽やかなサウンドで色彩を加えています。

MEMO

TVアニメ “Sonny Boy(サニーボーイ)”は、マッドハウス制作で夏目真悟が監督・脚本、江口寿史がキャラクター原案を手掛けるオリジナル作品。

本当はどうでも

「本当はどうでも」は、2021年10月リリースの3rdミニ・アルバム『突き動かされてく僕たちは、』に収録されている楽曲です。

株式会社ジャックスのWEBムービー『戦略的休日籠城作戦』のタイアップにもなっています。

WEBムービーで描かれている内容は、“仕事に追われ、忙しい毎日で自分らしさを忘れかけてしまった主人公が、買い物を通して自分の心を満たし、前向きなジブンに変わっていく様子”。

本楽曲で歌われる《本当はどうでも良くない/でも本当はどうでも良い》と自問自答をする様は、そんなWEBムービーのストーリー性にマッチ。

仕事を頑張りすぎて私生活の在り方を見失っているあなたにぜひ一度、聞いてみてほしい曲です。

 

最後に

「青春ロックを追い続ける」をバンドのテーマに活動を続ける、カネヨリマサル。

ライブ活動で全国各地を回り、その力強くパワフルなギターロックをかき鳴らし、着実に数多くのリスナーの心を掴んでいます。

ガールズバンドシーンを盛り上げ続ける彼女たちの活躍からは、一瞬たりとも目が離せません。

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