DREAM BOYS (ドリームボーイズ)歴代キャスト&魅力やストーリーを徹底解説

DREAM BOYS (ドリームボーイズ)歴代キャスト&魅力やストーリーを徹底解説

『DREAM BOYS』は、一年に一度、帝国劇場で上演されているミュージカルです。

帝国劇場といえば、堂本光一さん主演の『Endless SHOCK』のイメージがある方も多いのではないでしょうか。
『Endless SHOCK』には20年以上の歴史がありますが、この『DREAM BOYS』も実はかなりのロングラン。

タッキーこと滝沢秀明さん主演で『DREAM BOY』として上演されたのを皮切りに、キャストを変えながら20年近くに渡り上映されているのです。
本記事では、その上演の歴史や歴代キャストの紹介に加え、ストーリーについても詳しく解説します。

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ミュージカル『DREAM BOYS』とは?

『DREAM BOYS』は、ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に所属しているタレントが出演しているミュージカルです。

初演から多くのキャストやストーリーの変更を加えながらも、長く愛されている作品になります。

ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)らしいフライングやアドリブなどの演出もあり、長時間の上演でも飽きさせない工夫が散りばめられているのが特徴です。

主人公や主人公を取り巻く人々が、多くの苦悩を抱えながらも必死にもがき自らの道を切り開いていく姿が印象的な、友情をテーマにした物語として、多くの人に愛されています。

ミュージカル『DREAM BOYS』の歴史

初演から20年近く愛され続けている『DREAM BOYS』。現在の形で定着するまでは、様々な変化を重ねてきました。その足跡は、どのようなものだったのでしょうか。
ここでは、初演から現在までの歴史について解説していきます。

『DREAM BOY』の誕生

2004年1月、帝国劇場で同劇場最年少の座長が誕生しました。当時21歳であった、タッキーこと滝沢秀明さんです。
この記録は、2000年にスタートさせたミュージカル『Endless SHOCK』堂本光一さんに並ぶ記録であり、今もなお、保持され続けています。

その最年少座長である滝沢秀明さんにより上演された演目が、ミュージカル『DREAM BOY』です。
この『DREAM BOY』こそが、現在の『DREAM BOYS』の原点であります。

ボクシングを題材としたこの物語は幅広く反響を呼び、多くのファンがチケットを求めることになりました。
その声の多さから、帝国劇場での上演があったわずか3ヶ月後である2004年4月末には、大阪の梅田コマ劇場にて再演されています。

大阪公演は、コンサートで不参加となった滝沢さんの代わりに、KAT-TUNと関ジャニ∞が主演を務める期間もあり、それぞれの公演は

  • KAT-TUN&関ジャニ∞編
  • タッキー編

と銘打ち上演されました。

『Hey! Say! Dream Boy』の上演

滝沢秀明さんによる『DREAM BOY』が上演された翌年、2005年4月末~5月にかけて大阪の梅田芸術劇場にて上演されたのがこの『Hey! Say! Dream Boy』です。

前年に出演していたKAT-TUNと関ジャニ∞を中心に、当時関西ジャニーズJr.で、現・ジャニーズWESTである神山智洋さん、桐山照史さん、中間淳太さん、濱田祟裕さんも出演しています。

『DREAM BOYS』の確立

2006年になり、帝国劇場では『DREAM BOYS』としての最初の公演が行われました。
詳しくは後述しますが、今はお馴染みとなった心臓移植の描写が追加されたのも、この年が初めてです。

前年に引き続き、KAT-TUNと関ジャニ∞をメインにストーリーが展開されていきます。
主演のカズヤこと亀梨和也さんが上空15mでのフライングを披露するなど、アクロバティックな演出が話題となりました。

なお、本作では後にメインキャストを務めることになる玉森裕太さん、千賀健永さん、宮田俊哉さんが所属するKis-My-Ft2のメンバーも出演しています。

初めて『DREAM BOYS』が上演された2006年から2012年までは、主要キャストに変更を加えながら毎年上演が重ねられてきました。
また、この6年間は全て亀梨和也さんが演じているのもポイント。座長として長きに渡り躍進されました。

題材が一新した『DREAM BOYS JET』

2006年~2012年の長きに渡り上演され確立されてきた舞台『DREAM BOYS』ですが、2013年に『DREAM BOYS JET』として一新することになります。

主演は亀梨和也さんから玉森裕太さんに変わり、物語も今までのボクシングを中心としたものからF1レーサーをテーマにしたものに変更されました。
このテーマの変更は、マッチこと近藤真彦さんが特別出演したことによるものです。

長きに渡りジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)の社長を務め、本作の演出も行っていた故・ジャニー喜多川社長が、同事務所に所属しながらもレーサーとして活動していた近藤真彦さんを題材とした物語を制作したためと言われています。

ジャニー氏からのオファーを受けた近藤真彦さんは自身が俳優として舞台に出演する他、作中にあるレースシーンの監修も行っており、例年とは一線を画した内容となりました。

現在の『DREAM BOYS』とは

『DREAM BOY』に始まり、『Hey! Say! Dream Boy』、『DREAM BOYS』、『DREAM BOYS JET』と変化を重ねて来た舞台ですが、2013年に『DREAM BOYS JET』が上演されたのを最後に、2014年以降は再びボクシングをテーマとした『DREAM BOYS』として、現在まで上演が続いています。

2016年には初演からの観客動員数が100万人を突破するなど、その勢いはまだまだ留まることを知りません。

 

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