MAZZEL(マーゼル)メンバー8人のプロフィールや経歴を徹底解説

MAZZEL(マーゼル)メンバー8人のプロフィールや経歴を徹底解説

MAZZELがデビューするまでの歩み Part.2

大人の恋をしっとりと歌い上げる「FANTASY」に挑戦

2022年8月7日、3週間という長さの合宿がスタート。さまざまなミッションと3回の審査を行い、正式なデビューメンバーを決めるための最後の期間です。

宿に到着後、まずは一人ひとりの参加者が改めて自己紹介を行い、それぞれ宿泊する部屋に分かれました。「MISSION×2」の動画内ではカードゲームをして親睦を深めたり、バーベキューで和気あいあいと食材を用意したりする非常に微笑ましい姿が見られるので、ぜひ本編をチェックしてみてください。

第1次審査課題曲は、大人の恋愛を色気たっぷりに表現する「FANTASY」。トレーニーだったKAIRYU・RAN・SEITOの3人はすでにレッスンを受けたことがある楽曲です。

中間発表会を経て、15日に行われた第1次審査会。第2次審査へ通過した12人が2つのグループに分かれて、新たな課題曲「Get Down」に取り組み始めました。

「Get Down」は弾むようなベースラインやリズムが印象的ですが、歌詞をじっくり読み解いてみると、心中に渦巻く期待や不安、掴みかけたチャンスが遠のいてしまったときの悔しさなどが複雑に表現されています。

コロナ禍の影響による合宿中止を受けながらも確実に前進

8月19日、参加者のなかに新型コロナウイルス感染者が出てしまい、合宿の中止が決定します。

その1か月後、2次審査まで進んだメンバーが東京で再度集結。数度の練習を経て、10月11日に「Get Down」のパフォーマンスをグループで披露し、3次通過者を決定することになりました。

感染拡大を防ぐため、日常生活でもあらゆる場面で制限が続く苦しい期間ではあったものの、参加者の多くが休止期間のうちに自分の足りない部分を客観視するなど、前向きに捉えられるようになったとコメント。厳しい状況に置かれ、戸惑いながらもそれぞれの夢を追いかける姿は思わず胸が打たれます。

第2次審査会では、両チームがそれぞれの解釈や感情を込めて「Get Down」の世界観を表現。参加者にとっては長く、残る人間を選ばなければいけないSKY-HIたちにとっては非常に短いであろう30分の審査時間を経て、メンバーが12人から10人へとさらに絞られました。

審査では単純なクオリティの高さや成長度合いだけではなく、すでに見えつつあったMAZZELというグループの色に合うパフォーマンスかできるかどうかという点も重視されたのだとか。

最終課題曲「MISSION」披露を経てついに誕生した新グループ

2022年10月14日から23日、デビューメンバーを決めるための最終合宿が行われました。

最終課題曲は「MISSION」。夢を掴むために突き進む一人ひとりの姿を表現したような、情熱的な歌詞やサウンドが印象的です。制作を担当したSKY-HI自身も、「MISSION×2」に挑んだ参加者たちのことを歌にしたと語っています。

「MISSION」はそれまで参加者たちが取り組んできた「FANTASY」「Get Down」と比べて、歌唱・ダンスともに激しく難易度が高い曲。変声期を迎えていて出しにくいフレーズがあるメンバーがいたり、感情を素直に表現する方法に悩むメンバーがいたりとそれぞれが課題を抱えながらも、確実に前へ進んでいきました。

そして10月30日、ついに行われた運命の最終審査会。決して短くないプロジェクト最後となるパフォーマンスを、両チームが全力で披露しました。

ステージを目の前で見守っていたSKY-HIは、「今後自分が何をしても返し切れないくらい、皆から大きな財産をもらった」「新しく生まれるグループを一生大切にしていきたい」とコメント。審査結果が発表される前、新たに誕生するグループの名前が「MAZZEL」であること、正式なメンバーの人数が8人であることも初めて知らされました。

名前を呼ばれたのはKAIRYU・NAOYA・RAN・SEITO・RYUKI・TAKUTO・HAYATO・EIKIの8人。

SKY-HIが「MAZZEL」というグループ名に込めた想いのとおり、長い迷路(maze)を抜けた先にある幸福(mazel)を目指し、情熱(zale)をもって進んでいく8人の物語が幕を開けた瞬間です。

プレデビュー曲「MISSION」・デビューシングル「Vivid」をリリース

MAZZEL誕生までの道のりを追う「MISSION×2」が公式YouTubeチャンネルで配信されたあと、2023年3月31日にプレデビュー曲「MISSION」が、5月31日にデビューシングル「Vivid」がリリースされました。

最終審査曲としてメンバーに与えられた「MISSION」は、映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の日本公開版テーマソングにも起用され、一躍話題に。アーティストになるという夢を掴むために奮闘してきたMAZZELメンバーと、バラバラだったパーティーのメンバーが強大な敵に立ち向かっていく作品のどちらにもマッチする力強い楽曲です。

一方の「Vivid」は、きらびやかで大人っぽいサウンドや歌詞が印象的なナンバー。燃えるような意志が表現された「MISSION」とは大きく異なる雰囲気で、仮の音源を初めて聴いたメンバーが「ファンの方も(振れ幅に)びっくりしそう」と語るほど。

しかし、ジャズやファンクなどさまざまなジャンルの要素を取り込んだこの楽曲は、それぞれ異なる個性や魅力をもつ8人にぴったり。一人ひとりの歌やダンスはもちろん、メンバーが星空を見上げてはしゃいだり、楽しげに走り回ったりする姿が可愛らしいMVも要チェックです。

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