THE JET BOY BANGERZメンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

THE JET BOY BANGERZメンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

EXILEらが所属するLDH JAPANは、2023年の1年間で5組の新人グループをデビューさせ、メディアの注目を浴びました。中でもKID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの3組は、8月23日に同時デビューを果たしています。

この3組の共通点は、2022年から2023年にかけて放送されたオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」の第二章に出演したことです。通常なら1つのオーディションから誕生するグループは1組が一般的ですが、彼らはその当たり前を自らの力で変えました。

今回紹介するTHE JET BOY BANGERZ(ザジェットボーイバンガーズ)は、ボーカルとパフォーマーの融合が魅力のグループで、様々なバックボーンを背負ったメンバーで構成されています。

 

THE JET BOY BANGERZって、どんなグループ?


THE JET BOY BANGERZは、2023年8月23日にデビューした10人組ダンス&ボーカルグループ。3人がボーカル、7人がパフォーマーという構成になっており、既にプロとして活躍していたボーカリストや、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)」に出場しているプロダンサーが在籍しているのが特徴。

MEMO

D.LEAGUEとは、2021年から始まった日本発のダンスプロリーグ。2023-24シーズンには13の企業がオーナーチームとして登録しており、今後もチーム数の拡大が予想されています。

オーディション参加時点からEXILE HIROに「パフォーマンスに関しては、EXILE TRIBEのメンバーと対等の力が見たい」と期待されるなど、多くの可能性を持ったグループであることが窺えました。

「iCON Z Dreams For Children」第二章開幕


2022年に開催された「iCON Z Dreams For Children 2022」では、LIL LEAGUE(リル リーグ)が優勝者に決定しましたが、最終審査で敗退となった13人に対し、EXILE HIROらオーディションに参加した審査員たちから新たな道が用意されました。それは、敗者復活組13人と新たな挑戦者9人を加えた「iCON Z ~Dreams For Children~」第二章の開幕。

第二章では、敗者復活組をただデビューさせるのではなく、現役で活躍するプロダンサーやプロボーカリストも候補者として参加させ、審査の基準も厳しくなるという高いハードルが設定されました。

様々な活動歴を持ったメンバーが集結


オーディションでは強化合宿が行われ、合宿の最後には「ボーカル」「ラップ」「ダンス」の課題チェックを用意。候補者たちの得意分野や実力を基に、3つのグループが作られました。今後は、グループでデビューを目指すことになり、同じグループになった候補者たちは運命共同体になるのです。

新しいグループが作られていく中、最後まで残ったのが宇原雄⾶、エイロン、石川晃多、田中彰、桑原巧光、佐藤陽、古嶋滝、伊東弘之助、佐藤蒼⻁、中村碧の10人。後にTHE JET BOY BANGERZとなるメンバーです。

MEMO

グループ名には「騒がしい個性が集まって、ジェットエンジンのように燃え盛る」という意味が込められています。

このメンバーは敗者復活組が4人、Dリーガーが5人、プロボーカリスト1人で構成されており、他の2組に比べていい意味で個性の強いメンバーが揃ったグループだったのではないでしょうか。

しかし、LDH特有のパフォーマーという立場にDリーガーたちも悪戦苦闘。ただダンスが上手いだけではダメで、歌詞に込められたメッセージを、ダンスで観客に届けなければならないのです。

また、楽曲の演出や振り付けを自分たちで考えるという課題が出されたり、ボーカル担当の候補生に関してはダンス経験がほとんどない状態からのスタートだったりと、多くの問題が彼らの前に立ちはだかりました。

新たな審査基準が導入


「iCON Z ~Dreams For Children~」第二章では、第一章とは違った審査方法が導入されています。それはファンや視聴者が候補生の合否を決めること。審査は「武者修行」「SNS」「ストリーミング再生」の3つで投票が行われ、合計得点が100万ポイントを獲得すれば合格となり、デビューすることができます。

EXILE HIROは、審査方法を変更したことについて「(第一章を通じて)情や仲間意識も芽生えてしまっている。そのまま合否を決めるのは違うと判断した」と語っており、ファンに認められなかったグループやメンバーは、デビューできないという厳しいルールを定めました。

この審査はTHE JET BOY BANGERZだけではなく、他の2組(KID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONY)も同じ条件で行われ、グループの人数が1番多いTHE JET BOY BANGERZは、武者修行の観客動員に対して有利かと思われましたが、初日から雨に見舞われたり、新幹線が停電のため運転を見合わせるなど、自分たちではどうしようもできないアクシデントが続きました。

しかし、予想外の出来事に対処する力や、どんな環境であってもステージを楽しみに待っていてくれるファンのありがたさを再確認。彼らにとって大きな成長の場となったのです。

審査開始当初は高すぎると感じていた100万ポイントの壁を、3組とも武者修行のみで達成し、見事デビューを掴み取りました。それだけではなく、彼らが武者修行で披露した課題曲は様々なランキングにチャートイン。THE JET BOY BANGERZの「RAGING BUL」もSpotify バイラル TOP50 JAPANのウィークリー総合チャートで4位を獲得しています。

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