2020年2月にサブスクでの全曲解禁を発表し、大きな話題となったaikoさん。当記事では、活動歴20年以上に渡る彼女の歴史をご紹介します!
aikoさんって「カブトムシ」の人だよね?あの曲、好きなんだ~!
ラブソングといえば「カブトムシ」というほど、世間に浸透している曲だね!
今回は、aikoさんの素晴らしい魅力を教えるよ!
目次
“aiko”ってどんなアーティスト?
甘く切ない恋愛ソングが、世代を超えてリスナーの心を掴んでいるaikoさん。
代表曲には「カブトムシ」や「花火」など、誰もが一度は聴いたことのある名曲がズラリ。
オリコンが毎年行っている『音楽ファン2万人が選ぶ好きなアーティストランキング』では、2005年と2006年に1位を獲得しています!
『NHK紅白歌合戦』にも2019年までに計14回出場しており、メジャーデビューから20年以上が経過した現在でも安定した人気を維持している大人気アーティストです。
活動歴が長いため、あまり聴いたことがない方だと「今さらファンになるのは遅いかな?」と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫。
2020年2月に『LINE MUSIC』や『Spotify』といったサブスクでの配信を全曲解禁したため、むしろファンになるには今が絶好のタイミングです!
“aiko”の魅力とは?
老若男女問わず人気の高いaikoさんですが、その人気の秘訣とは一体何なのでしょうか?
一聴して“aiko”とわかる楽曲
aikoさんの魅力を語る上で、当然外せないのが個性溢れる楽曲たち。
一度耳にすれば「あっ、aikoの曲だ!」とすぐに気が付くほど、aikoさんの楽曲は特徴があります!
その主な理由は、aikoさんが作り出す複雑で独特なコード進行によるもの。
aikoさんの多くの楽曲には、要所要所に「ノンダイアトニックコード」が組み込まれています。
「ノンダイアトニックコード」は”メジャースケール以外の音を含んだコード”のこと。
音楽理論的にはルールに反したコードですが、上手に使えば「おしゃれ感」や「切なさ」を表現できます。
「クリシェ」という”コードの中の1音を順番に上下させ、単調さを無くす手法”も頻繁に使われており、こちらも”aikoっぽさ”を生み出す一因となっています。
また、メロディには「ブルーノートスケール」という音階を取り入れていて、aikoさんの楽曲特有の捉えづらい音程はここからきています。
「ブルーノートスケール」は、”ドレミ♭ミファソ♭ソラシ♭シド”で構成された、アフリカ起源とされる音階のこと。
”ドレミファソラシド”の西洋音階に比べて「切なさ」が増します。
これらはジャズなどで用いられる作曲テクニックで、使い方によっては「心地良い違和感」が生まれるものの、「聴きやすさ」を重視するJ-POPシーンで多用しているアーティストはなかなか珍しいです。
さらに、aikoさんの楽曲はコードとメインメロディが作曲のルールに沿って組み合わされていないことも特徴的。
音楽理論に捉われず、独自の感覚で作曲をしているため、他の誰にも似ていない”aiko”ならではの楽曲が生まれるのです!
歌詞の高い表現力
aikoさんの真骨頂といえば、切ない恋を歌ったラブソング。
女性目線で描かれるaikoさんの恋愛観に、女性ファンは共感し、男性ファンはハッとさせられているのではないでしょうか?
aikoさんの歌詞で印象的なのが、比喩表現の使い方。
少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ
甘い匂いに誘われたあたしはかぶとむし
上記は、aikoさんの代表曲「カブトムシ」のサビ部分です。
好きな人ができたとき、同時にその人の”匂い”も好きになった経験はありませんか?
aikoさんは、自らを”カブトムシ”に、恋人を”樹液の香りがする木”に例えることで、それを表現しています!
ただ直接的に「あなたの匂いが好き」と歌うよりも、非常に印象に残るフレーズではないでしょうか。
コップに張り付く水滴が時計で
「プラマイ」では恋人と過ごした時間をこのように表現しています。
コップに張り付いた水滴を見て「こんなに長く時間が過ぎたのか」と気付いたというもので、ただ時間が経過した事実だけでなく、時計を見る暇もないほど彼に夢中だったのかな?という想像も掻き立てられます。
特別なシチュエーションや恋愛観ではなく、”誰にでもある恋愛”を魅力的に描くという点において、aikoさんの右に出るものはいないでしょう!
可愛いルックスとファッションセンス
札幌ライブ1日目終わりました!あれやこれやそれができて嬉しかったです!バンドメンバーの皆さん最高♡来てくれた皆さん最高♡♡♡歌えるって最高です!本当にありがとうございました pic.twitter.com/5yABeLtm4l
— aiko official (@aiko_dochibi) February 22, 2020
aikoさんの魅力の一つとして、可愛らしいルックスも挙げられます。
2020年5月現在で44歳のaikoさんですが、とてもそうとは思えない若々しさを保っています!
身長が152㎝と非常に小柄で、ライブステージ上をぴょんぴょんと跳ね回る姿に魅了されたファンも多いはず。
パワフルなパフォーマンスとのギャップがたまりません!
また、aikoさんは個性的なファッションも人気が高いです。
ライブやテレビでもカジュアルな衣装で登場することが多く、普段着として参考にする女性ファンが多発。
ファッションコーディネートサイト「WEAR」では、”aikoファッション”で検索すると2500件以上ものヒット件数が…!
音楽のみならず、ファッションセンスにおいてもaikoさんは高い才能を発揮しているのです!
大阪出身ならではのトーク力
aikoさんは元々ラジオDJとして活動していたこともあり、トーク力が非常に高いです!
生まれ育ちが大阪ということもあり、大阪弁でグイグイと引っ張っていく姿に虜になった方も多いでしょう。
デビュー当時の「HEY!HEY!HEY!」ではその才能を遺憾なく発揮し、MCのダウンタウンとまるで漫才かのような掛け合いを繰り広げていました。
ラジオやライブMCでもaikoさんの芸人並のトーク力を味わえるため、気になった方はぜひチェックしてみてください!