HY(エイチワイ)メンバーの年齢、名前、意外な経歴とは…?

HY(エイチワイ)メンバーの年齢、名前、意外な経歴とは…?

HYのメンバープロフィール紹介!

新里英之(ギター・ヴォーカル・ラップ)

新里英之さんは、1983年4月12日生まれ、沖縄県うるま市出身の36歳。

HYではギターやヴォーカルを担当されています。

ピュアで優しく、HYのリーダーとしても活躍し、多くの楽曲でリードヴォーカルも担当されていますよね。

また、一方では、HYの多くの楽曲の作詞・作曲を担当されています。

  • NHK朝ドラ『純と愛』主題歌『いちばん近くに』
  • 映画『想いのこし』主題歌『あなたを想う風』

など、優しく包み込んでくれるような珠玉の名曲を手がけていることを考えると、HYの核となりうるアーティストですね。

名嘉俊(ドラム、ラップ)

名嘉俊さんは、1983年5月10日生まれ、沖縄県うるま市出身の36歳。

そもそもHYのメンバーたちは、高校の同級生ですし、当然他のメンバー同様、うるま出身の36歳(同級)ですよね。

基本的にはドラムやラップを担当されていますが、音楽を始める前は、ギターを始めたかったみたい・・・

MEMO

ただ、中学の同級だった、新里英之さんと宮里悠平(元メンバー)に、「二人してギターやるのに、3人でギターは面白くないからドラムやれ」と言われ、渋々ドラムをやってみたところ、その魅力にはまってドラム担当になったんだとか・・・

実に面白いエピソードですよね。

もし、名嘉俊さんがいなければ、HYのドラムが不在になっていたわけですし、実に不思議な縁を感じます。

そのことを考えると、名嘉俊さんは、HYにとって大切な家族の一人であり、HYの優しくハートフルな音楽を奏でる上で、絶対に欠かせないドラマーと言えますね。

許田信介(ベース)

許田信介さんは、1983年7月17日生まれ、沖縄県うるま市出身の36歳。

仲宗根さんを除く他のメンバーとは、高校の同級生で、HYでの担当はベース。

性格はチャラくてエロくて筋トレマニアらしく、全国ツアーなどで、重たいダンベルを持ち運ばれ、メンバーは少し迷惑しているなんて話もちらほら・・・

ただ、見た目の印象ではありますが、HYのムードメーカータイプで、HYのライブでも仲宗根さんとの掛け合いトークなどでは、かなり盛り上がっているなんて話も聞かれますね。

ただ、心を癒やすだけの音楽だと、どんなに心地よくても、どこかで飽きてしまうところも出てきますよね。

そういったときに、許田信介さんの明るさが、場の空気を一変させてくれます。

時にムードメーカーで、時にHYの音楽のベースを刻んでくれる・・・そんな貴重な存在と言えますね。

仲宗根泉(キーボード・ヴォーカル)

仲宗根泉さんは、1983年11月1日生まれの36歳、出身は言うまでも無く沖縄県うるま市です。

なお、ドラム・ラップ担当の名嘉俊さんとは、高校の同級でありながら従兄妹関係にあるという、実に不思議な関係とのこと。

そんな仲宗根さんは、HYではキーボードとメインヴォーカルを担当。ツインヴォーカルの一角であるのはもちろんのこと、多くの楽曲でサビなどの重要な部分を、メインで歌っています。

もちろん、366日のように、メロディーからサビまで通して歌っているケースもありますが、HYの中で、最も核となるヴォーカルであるのは間違いないでしょう。

女性の声って、ソプラノやアルトをイメージしがちですが、仲宗根さんの歌声は、決してそんな広域で語れるようなものではありません。

どことなくどっしりしていて、そして暖かく、まさに母のような声であり、HYの根幹といっても過言ではないと思います。

もちろん、HYが奏でる曲調そのものが暖かいのは言うまでもない話ですが、仲宗根泉さんの歌声を聴くだけでも十分癒やされますよ。

MEMO

プライベートでは、名曲『366日』を手がけるために、大好きな彼氏と別れてしまったり、その彼と何度も偶然の再会を果たし、最終的には結婚して1児の母になるなど、いろんな経験もされています。

だからこそ、心温まるハートフルな楽曲を手がけることが出来るのでしょうね。

HYの音楽は心のこもった癒やしの音楽

以上が、HYのメンバーたちのプロフィールです。

基本的には、沖縄の幼なじみが5人集結して結成したミクスチャーバンドで、5人の結束力は今でも深いです。

それは、宮里悠平さんが脱退を決める際に「メンバーが一堂に集まり話し合って決め、どんなときも5人で乗り越えてきた」というエピソードから十分伺えます。

どんなときも5人で音楽人生を歩んできたからこそ、多くのファンから愛され続けるHYのメンバーたちであり続けることが出来たのでしょう。

HYの経歴(歴史)を見ていくと、もはや愛とか優しさだけでは測り仕切れない心そのものを強く感じさせられます。

心が共鳴しているからこそ、多くのファンが共感し、HYの音楽に癒やされていくんでしょうね。

HYのオススメ名曲ベスト3

366日


やはり、HYを象徴するオススメの楽曲といえば、名曲『366日』を外す訳にはいかないでしょう。

366日は、HYの5枚目のアルバム『HeartY』の一曲として収録され、その後、映画『赤い糸』の主題歌にも起用されている楽曲です。

近年は、テレビCMを通じて、上白石萌歌さんがカヴァーするなど、様々なところで耳にするケースが多いですよね。

さて、この366日ですが、歌詞と曲調がうまくシンクロして、凄く切なく泣ける曲に仕上がっています。

元々は失恋ソングなんですが、その失恋の仕方や、その後の気持ちの揺さぶりが凄く切ないんです。

実は、この楽曲は、HYのファンから貰った手紙がモチーフに使われています。

イントロ部の、ゆったりフレームインしてくるピアノソロから、もうぐっと心を締め付けられ、女性の切ない気持ちが伝わってきます。

そして、徐々に重なるストリングスやシーケンサーなどが、沸々と感情を高ぶらせ、歌詞の内容と共に聴き手の感情を揺さぶり、思わず涙がこぼれてしまうのです。

この曲は泣ける失恋ソングであり、同時に、次の旅立ちへの応援ソングでもあるわけです。

だからこそ、366日が、ただの恋愛ソング(失恋ソング)として認知されることなく、卒業ソングの一つとして、多くのファンから支持され続けているのです。

ポイント

ピアノ一つでも、運命や第九のように、ハイテンションで奏でられるタイプの楽曲もあれば、HYの366日のように、優しく包み込んでくれる沖縄の母のような楽曲として奏でることも出来る・・・そんなことも感じさせてくれるような、実に味わい深く何度聴いても泣ける楽曲です。

NAO


NAOは、366日とまた若干テイストの違う失恋ソングです。

テーマは諦めきれない禁断の愛。

この曲に登場するある女性が、片思いで好きになった人に告白したいんだけど、その相手が、別の女性とすでに交際していて、思いを伝えることが出来ず悲しんでいる・・・

それで、恋を諦めようとしているんだけど、諦めきれずにモヤモヤしてしまっている・・・そんな哀しみあえいでいる女性の心情をNAOは描いています。

しっとりとした雰囲気が、もう泣かずにはいられない何かを聴き手に与え、心をわしづかみしていくんです。

しかも、曲全体に渡って、明るくなると言うよりは、ベース音が強調するような構造になっているので、どんどん哀しみの世界が溢れてくるんです。

てがみ


てがみは、HYが2004年にリリースした3枚目のアルバム『TRUNK』に収録された一曲で、366日やNAOとはまたテイストが異なる、ちょっとポップな楽曲です。

ただ、一つ違う点は、哀しみにあえいでいるというよりは、そういった思い出もあるけれども、どこか懐かしく心地良いといった印象を受ける楽曲であるということ・・・

つまり、哀しみ・つらさにより沿うのではなく、哀しみを乗り越え、明るくポジティブになれるための楽曲であるという点が、決定的に違うというわけ。

イントロから爽やかなストリングスがポロロンと響き、メロディーラインに入っていくにつれて、徐々にアップテンポに進んでいく・・・

そんな曲調は、激しくノリノリというわけではないのですが、どこか前向きになれるような心地よさを感じさせてくれます。

HYの楽曲は、優しく包み込んでくれる暖かい曲と、背中を押してくれるエール的な楽曲があるというような話をしましたが、まさに後者のタイプの楽曲が、『てがみ』なのです。

失恋したときだけでなく、何かに夢破れたとき、次のステップに進んでいく応援歌として聴いていただけたら、きっと心の癒やしになるはずです。

ぜひ、哀しみを乗り越え新たな道に進んでいきたいと考えている人は、一度HYの『てがみ』を聴いて心を盛り上げてみてくださいね。

HYはバラード以外にも名曲がたくさん!

HYといえば、やはり誰もが366日やNAOのような、バラードソングを連想されることと思います。

確かに、泣けるバラードソングは非常に多いですが、決してそれだけではありません。

MEMO

『no rain no rainbow』のようなイントロからギターがバンバン入り込んでくるような軽快な楽曲があれば、『Street Story』のように三線を奏で、完全に沖縄伝統・カチャーシーのようなノリの良い楽曲も多数あります。

  • NHK朝ドラ『純と愛』主題歌『いちばん近くに』
  • 映画『想いのこし』主題歌『あなたを想う風』

のような、バラードソングも多数建材!

何度も言いますが、時に優しく包み込み、ときに勢いよく背中をポンと押してくれる・・・

この2面性を持ちながら、HYの音楽は、沖縄の自然が包み込んでくれているかのような、どこか懐かしくホット出来る音楽性を強く感じさせてくれています。

時に母であり、時にオジーやオバーに優しく包み込まれながら、『なんくるないさぁ』と癒やしてほしい・・・

そんな人は、ぜひ、HYの珠玉の名曲を聴いてみてくださいね。

きっと悲しいときには涙がこぼれスッキリするでしょうし、何か不安を抱えつつ前に歩き出したいときは、勢いよくポンと背中を押され、一歩前進できているはずですよ。

最新情報

オンラインライブをニコニコ生放送にて中継

HYのライブ「HANAEMI TOUR プレオンラインライブ」が4月17日(土)にニコニコ生放送にて生中継されました。
当初は同日にスタートする予定だったツアーが延期となり、それでも楽しんでもらいたいとの思いから実現した今回の中継。5月8日(土)20時より再放送(アーカイブ30日間視聴可能)も予定されています。

最後に・・・

今回は、HYの経歴・歴史、メンバーのプロフィール、オススメ楽曲ベスト3をご紹介しながら、HYの魅力を掘り下げてご紹介いたしました。

彼らの歴史はともに沖縄うるま市と共にあり、沖縄が育んだ音楽を奏でているからこそ、時に癒やし時に背中を押してくれる母のようなぬくもりのある音楽となるんです。

そして、その独特の暖かさ・優しさが、多くのファンの心を癒やしてくれている・・・

そこがHYの最大の魅力と言えますね。

今回は、そんなHYのオススメのベスト3曲をご紹介しましたので、涙流したいときや、前に一歩歩き出したいとき、ぜひ、一度聴いてみてくださいね。

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