威神V/WayV(ウェイシンブイ) メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

威神V/WayV(ウェイシンブイ) メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

最近のK-POPブームに乗って、新たな音楽市場が注目されています。それはC-POPです。C-POPとは、中華圏の大衆音楽の総称を意味しており、魅力的なアーティストが存在しています。

韓国でもC-POPに注目しており、SUPER JUNIOR-Mなど中華圏をメインに活躍したK-POPアイドルグループもいます。

今回紹介するのは、SMエンターテインメントから中華圏を舞台に活躍することを目的に作られた7人組ボーイズグループ「威神V/WayV(ウェイシンブイ)」です。

WayVって、どんなグループ?


WayVは、東方神起やEXOなどが所属するSMエンターテインメントが中華圏での活動を目的に作ったグループです。「NCT」からの派生ユニットとなっており、NCT UやNCT 127で活動していたウィンウィンテンクンルーカスに加えSMルーキーズ(SMエンターテインメント公開練習生)よりシャオジュンヘンドリーヤンヤンの3人が加わり韓国人メンバーが1人もいないメンバー構成となっています。

WayVがデビューするまでには様々な話がありました。最初にNCTより中国チームができるという情報が発表されたのは2018年8月13日、SMエンターテインメント公式サイトで「NCT China」が始動し、中国進出を予定していることを発表。

その後「NCT ASIA」というグループ名でデビューするという噂もありましたが、SMエンターテインメント「NCT VISION」という名前が商標登録されたことから、今度デビューする中国チームのグループ名なのでは?という推測もされました。しかし、最終的には2018年12月31日、SMエンターテインメントと中国の合弁レーベル「Label V」から「威神V」としてデビューすることを発表しています。

MEMO

グループ名は「威神V」や「WayV」と表記され「We are your vision」という意味を持っています。読み方は「ウェイシンブイ」や「ウェイブイ」です。

WayVの所属事務所は韓国ですが、活動は中国の会社がマネジメントしているということになります。ちょっとややこしいと思うかもしれませんが、現在韓国と中国間では「韓限令」がひかれており、韓国の芸能人が中国で活動することに制限がかかってしまうのです。

韓国の事務所のままだと、中国でコンサートをしたりテレビに出演することが思うようにできない、CD発売にも影響が出る可能性があるなど、活動に支障をきたしてしまうのです。

過去にはSUPER JUNIORやEXOの中国人メンバーが韓国で活動制限をされたり、脱退問題に発展したこともありました。現在ではだんだんと改善されているようですが、同じ思いをしないための策なのでしょう。

2019年1月17日にデジタルアルバムを発売し、正式デビューとなりました。なんとNCT 127の楽曲である「Regular」の中国語版「理所当然(Regular)」がデビュー曲となっています。

その他にも「噩梦 (Come Back)」という曲は、NCT 127の「악몽(Come Back)」が原曲だったりと、新しいグループなのにカバー曲??という驚きはありましたが、中国語で歌っているので雰囲気も変わっており、当たり前ですがパフォーマンスもWayVとNCT 127では違う構成になっているので、どちらも新しい気持ちで楽しめると感じました。

MEMO

デビュー曲「理所当然(Regular)」は、アメリカビルボードのワールドデジタルソングセールスチャートで3位を獲得しています。

WayVが世界的大ヒットを叩き出したのは、2019年5月に発売された1stミニアルバム「Take Off」でした。このアルバムは、iTunesで中国の男性アイドルグループとして最多の世界30の国と地域で1位を獲得しています。中国国内での人気も上がっており、WayVが出演する単独番組が放送されるほどに。この番組では、子供たちと一緒にクイズに答える姿や、体を張ったアトラクションに挑戦する姿など、なかなか見ることができないWayVを見ることができます。

さらに、2019年10月に発売された2ndミニアルバム「Take Over The Moon」も世界16の国と地域のiTunes総合アルバムチャートで1位を獲得しており、タイトル曲となった「Moonwalk」で韓国の音楽番組に出演しました。

この番組は韓国国内の歌手が主に出演する番組だったので、WayVは「特別に招待された新人グループ」として紹介されました。今まで出演経験がある番組に、今度は中国のグループとして出演したメンバーはどのような気持ちだったのでしょうか。いつもと違う緊張感や、誇らしい気持ちもあったかもしれませんね。

WayVはNCTに所属していたメンバーが4人いたことで、デビュー前から国内外である程度のファンを獲得していましたが、デビュー半年でここまで人気になるとは想像を超えた結果だったのではないでしょうか。

2019年は、まさにWayVにとって重要な1年になりました。年末には日本で開催された「2019 Mnet Asian Music Awards」ベストアジアンアーティスト賞を受賞し、日本でも大歓声を浴びました。

名古屋ドームという大きな会場だったにもかかわらず、堂々としたパフォーマンスを見せたWayV。受賞の際には韓国語やタイ語、中国語などの言葉でファンへ感謝の言葉を伝えていました。

2020年3月には、2019年10月に発売した2ndミニアルバム「Take Over The Moon」のリパッケージアルバムを発売。このアルバムには前回のミニアルバムに収録されている「Love Talk」の英語バージョンが新たに収録されており、さらにこのCDを買った人しか聞けない「WayV.oice #1」が収録されています。

「WayV.oice #1」は、メンバーが1つの手紙を読むようなトラックとなっておりファンへの感謝の言葉が綴られています。全編中国語ですが、WayVが伝えたい言葉が詰まっているトラックなのでファンとしてはぜひチェックしておきたいですね!

2020年5月には、初の単独オンラインコンサートが開催されました。新型コロナウィルスの影響で、直接ファンと会うことは叶いませんでしたが、世界中のファンが集まるオンラインコンサートは、メンバーがファンと直接交流できる時間にもなったと感じます。

ファンがメンバーへ「会えなくてもいつも応援しています」と伝えると、ルーカスがその言葉に感動して涙を流すなど心が温かくなる交流も見られました。WayVにとっては初めての単独コンサートだったため、忘れられないコンサートとなったのではないでしょうか。

2020年6月には待望の1stフルアルバム「Awaken The World」を発売しています。このアルバムはiTunesトップアルバムチャートで19の世界と地域で1位を獲得し、アルバムの収録曲10曲全てが中国の音楽チャートの1位から10位を占めるという快挙を達成しました。

このアルバムは、WayVがグローバルに活躍するアイドルを象徴するかのように、様々なジャンルの曲が詰め込まれたアルバムになっており、いい意味で今までとは少し違ったWayVが感じられます。

2021年3月には3rdミニアルバム「Kick Back」を発売してカムバック。このアルバムはiTunesトップアルバムチャートで25地域で1位を記録すると、発売日にはオンラインでカムバックショーケースを開催。世界中のファンからの質問に答えるなど、オンラインという形ではありましたが、オンラインだからこそできる楽しみ方でファンと交流しています。

個人活動開始

2021年はWayVにとって新たな活動が始まった年でもありました。2021年6月には、メンバーのクンとシャオジュンがグループ初のユニットを結成。シングル「Back To You」を発売しています。

この楽曲は中国語バージョンと、英語バージョンが発表されており、2人の高い歌唱力を堪能することができるバラード曲。WayVでは見られない姿が詰め込まれたユニットなので、ぜひ彼らの歌声を聞いてほしいと思います。

さらに、8月にはテンとヤンヤンがユニットを結成。シングル「Low Low」は、夏の海辺をドライブしたくなってしまう清涼感溢れる楽曲で、テンの高音とヤンヤンのいい意味でヒップホップ調になりすぎない爽やかなラップが印象的です。

また、10月にはウィンウィンが中国に個人事務所「象山旌扬文化传媒工作室」を設立しています。ウィンウィンは以前から中国で活動を行うこともあり、俳優としての活動を円滑に行うために個人事務所を設立したのだそう。

MEMO

ウィンウィンは、WayVでの活動も並行していくと発表されており、グループからの脱退ではないことも明らかにしています。

 

カムバックと日本進出


個人活動が始まるとグループでの活動はストップしてしまいがちですが、2022年12月には4枚目のミニアルバム「Phantom」でカムバック。オペラ座の怪人を彷彿とさせるコンセプトが注目を集めました。

なによりもファンが嬉しかったのは、個人事務所を設立したウィンウィンがアルバムに参加していたことではないでしょうか。SNSにも「CDからウィン子(ウィンウィンのニックネーム)の声が聞こえるの嬉しい」という声が投稿されています。

さらに2023年2月からは、韓国を皮切りにワールドファンミーティングを行うことを発表しました。新型コロナウイルスの影響もあり、今までオンラインでWayVと対面してきたファンにとって、オフラインでの開催は嬉しい情報です。

それだけではありません!なんと2023年2月にはWayVの日本公式ファンクラブが正式オープン。5月6日と7日には日本でファンミーティングが開催されることも発表されたのです。

イベントでWayVが日本のステージに上がったことはありましたが、単独でのイベントは初!そのため、1万人が収容できる大きな会場ながらチケットが手に入らないというファンが続出し、急遽立ち見席が追加で発売されるほどの反響を呼びました。

日本のファンミーティングでは、海外で披露した楽曲に加え、星野源の「恋」を歌うサプライズも。メンバーが、日本ファンのために日本語の歌を贈りたいと考え、友達や会社のスタッフに聞き取りを行った結果「恋」が選ばれたそう。

ステージではドラマで話題となった「恋ダンス」も披露するなど、入念に準備をしてくれたことが窺えます。また、日本公演を記念した曲「Welcome To My Paradise」も初披露され、日本語の歌詞が聞こえた途端、会場は大盛り上がり。最後の挨拶では「これからもっとみなさんに会いに来ます」と、日本での活動を期待させる言葉も聞かれました。

MEMO

「Welcome To My Paradise」はデジタルシングルとして配信され、iTunesのK-POPシングルランキングで1位を獲得しています。

しかし、ファンミーティングの興奮も冷めやらない2023年5月10日には、自身のスキャンダルから活動を自粛していたルーカスがNCTとWayVから脱退するという悲しいニュースがありました。

ルーカスの脱退によって、WayVは6人体制で活動していくことになります。また、ウィンウィンのスケジュールが忙しい場合には5人体制で活動することも…。しかし、メンバーがお互いを信頼しているからこそ人数編成の変更が可能であると思いますし、それぞれが高いスキルを持った実力者たちですから、WayVはこれからも進化し続けていくでしょう!

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メンバー紹介

ステージ上ではクールな表情を見せるWayVですが、普段はわちゃわちゃ戯れる姿が可愛らしくてたまりません。あなたはどのメンバーを推しますか?

KUN(クン)

  • 本名:チェン・クン
  • 生年月日:1996年1月1日
  • 出身地:中国 中国福建省三明市泰寧県
  • 身長:176cm
  • 血液型:B型
  • 担当:リーダー、リードボーカル
  • 所属グループ:WayV 、NCT U

NCT Uとして活動経験があるクンですが、大きな活動はWayVが初めてとなります。以前からクンの活動を期待していたファンが多かったこともあり、待ち望んだデビューとなりました。

グループの最年長であり、リーダーでもあるクンはWayVのお母さん的存在でもあります。メンバーの面倒を見てあげることもあるし、音楽に関してもメンバーに寄り添ってくれます。褒めて伸ばすことが上手なメンバーです。

クンは、食べることが大好きで料理を作ることも好きです。料理の動画を見て勉強をしているそうで、作った料理を宿舎でメンバーに食べてもらうそうです。ルーカスは「自分のお母さんでもこんなことしないよ」と笑い話にしていましたが、頼れるリーダーであり、愛されるメンバーでもあると感じました。

メンバーのテンとは同い年ということもあり特に仲がいいのですが、テンがクンを弄ることが多いので「トムとジェリー」と呼ばれています。可愛らしい喧嘩をしている姿を度々見ることがあります。お互いを信頼し合っている証拠ですね。中国語でも韓国語でも言い合う2人を見ていてほっこりしてしまいます。

また、クンは北京現代音楽研修学院を卒業しており、優秀な学生としてスピーチをしたこともあります。子供の頃から歌うことが大好きで、作曲もしていたようです。アイドルというより音楽家な一面も持っています。今後はWayVのプロデューサー的存在として活躍してくれるかもしれません。

TEN(テン)

  • 本名:チッタポン・リチャイヤポンクル
  • 生年月日:1996年2月27日
  • 出身地:タイ バンコク
  • 身長:171cm
  • 血液型:A型
  • 担当:メインダンサー、ボーカル、ラップ
  • 所属グループ:WayV、NCT U

テンはNCT Uとしても活動しており、WayVのメインダンサーを務めています。中国系タイ人で、国籍はタイですが中国名も持っています。

テンの魅力は、なんと言ってもダンススキルの高さだと思います。誰が見ても見惚れてしまうほど綺麗で、しなやかなダンスが特徴です。しかし、体全部を使った激しくパワフルなダンスも見てほしい部分です。

以前、テンはダンスを競う番組「Hit The Stage」に出演したことがあり、優勝した経験があります。この番組でテンは自分の世界観を作り出し、観客を魅了させるパフォーマンスを見せました。体だけではなく表情も使い「次は何を見せてくれるんだろう?」とワクワクさせるダンスを披露しました。

それだけのスキルを持っているということは、人の何倍も練習しているということだと思います。実際「Hit The Stage」で優勝したときは「徹夜で毎日ステージを準備してきた」と涙ながらに語っていました。

普段はスケジュールで忙しいはずなので、一体いつ練習しているのだろうと思ってしまいます。踊ることを愛し、常に自分自身を高める努力を怠らない人だと感じました。

見た目はクールで、黙っていると一見怖そうにも見えるのですが、天使のような笑顔で人に甘えるのが大好きという可愛らしい性格をしています。スキンシップをしながら自然に人との距離を一気に詰めることも上手で、メンバーは嫌がりながらもテンを受け入れています。

また、なんの躊躇いもなく下ネタを言ってしまうところもテンの可愛らしいところだと思います。周りのメンバーのほうが恥ずかしくて下を向いてしまうことも。しかしテン本人は「え?何??何かあった?」とニコニコしており、その表情を見ていると全てを許してしまいます。

その笑顔を知っているから、ステージ上の姿がさらに素敵に見えてしまうんですよね。魅力が詰まったメンバーだと思います。

MEMO

テンは韓国語や中国語、英語、日本語が話せる語学堪能なメンバーでもあります。

WINWIN(ウィンウィン)

  • 本名:ドン・スーチョン
  • 生年月日:1997年10月28日
  • 出身地:中国 浙江省温州市
  • 身長:172cm
  • 血液型:B型
  • 担当:リードダンサー、サブボーカル
  • 所属グループ:WayV、NCT 127、NCT U

現在はWayVの活動がメインとなっているウィンウィン。SMエンターテインメントのスカウトを受けてSMルーキーズとなりました。オーディションを受けて入るメンバーも多い中、ウィンウィンはスカウトで入ったんですね!

となると、何かすごい経歴があるのでは?と思い調べた所、ウィンウィンは幼い頃から中国舞踊を習っており、中国舞踊で有名な北京武道学園附属中高等科を卒業していることがわかりました。しかも、6年間も首席だったそうです。

さらに、合格するのはほんの一握りという世界的にも有名な北京中央戯劇学園に合格しています。在学中にデビューしたことから、現在は休学扱いになっているようです。ウィンウィンの中国舞踊はバラエティ番組でも度々披露され、関心を集めています。

ウィンウィンのダンスは中国舞踊で鍛えたしなやかさと、手足の長さを活かした伸びのあるダンスが魅力だと感じます。芸術作品を見ているかのような綺麗なパフォーマンスを披露します。可愛らしい外見からのギャップが魅力です。

ウィンウィンの性格は、おっとりとしていながらも時折メンバーも驚くような行動をすることがあります。また、興奮すると人を叩く可愛らしい癖を持っています。もちろん本気で叩くわけではなく、じゃれ合うような雰囲気なので、ついついお兄さんメンバーたちはウィンウィンを可愛がりたくなってしまいます。

また、将来は俳優としても活躍したいと語っており、音楽以外の活動にも情熱をもっていることがわかります。今後、演技をしているウィンウィンがたくさん見られる機会があるかもしれません。

Xiaojun(シャオジュン)

  • 本名:シャオ・ダジュン
  • 生年月日:1999年8月8日
  • 出身地:中国 広東省東莞市
  • 身長:−cm
  • 血液型:A型
  • 担当:メインボーカル
  • 所属グループ:WayV

シャオジュンは、SMルーキーズというSMエンターテインメントの公開練習生から選抜されWayVのメンバーとなりました。しかし、その前から中国で芸能活動を行なっていたようです。

WayVではメインボーカルを務めているシャオジュンですが、声が本当に素敵でずっと聞いていたくなるような声をしています。歌唱力ももちろんありますが、それ以前に声の質が高いと思います。優しく包んでくれるような優しい声をしています。

シャオジュンは歌っているとき、心から言葉を出しているような表情をします。まさに「心で歌っている」ような感覚になります。本当に歌を愛している人なんだなぁと思います。また、作詞作曲もできるのでWayVの曲を生み出していくメンバーになるかもしれません。

MEMO

過去にはファンのために曲を作ったこともあります。ファンをとても愛していることがわかりますね!

考え方が独特なのもシャオジュンの魅力です。自分視点ではなく他人視点で物事を考える人だと思いました。相手はどう思っているのか、それが人であれ物であれ様々な視点から見ることができます。少し哲学的な考え方をしますが「シャオジュンらしい」考え方だと思います。

しかし、感情の表現がとても豊かで顔全体を使って気持ちを伝えます。時々アイドルの表情ではない瞬間もありますが、それが可愛らしく思えます。ステージ上ではクールなシャオジュンですが、バラエティ番組では子供のような無邪気さを見せてくれます。

「広東人は、食べられるものはなんでも食べる」という考えを持っており、家に食べ物がなかったときにはチーズにラー油をかけて食べたという経験を持っています。しかし、脂身が多い肉は食べられないという矛盾を繰り広げていました。食べ物に関しては同じ国のメンバーもびっくりするほど独自の考え方を持っています。

「目を閉じればステージのことだけを考えている」「初心を忘れたくない、変わりたくない」と、努力家で謙虚な姿勢を持ち続けるシャオジュン。今後、世界を相手にどのような姿を見せてくれるのか楽しみです。

Hendery(ヘンドリー)

  • 本名:ウォン・クンヒャン
  • 生年月日:1999年9月28日
  • 出身地:中国 マカオ特別行政区
  • 身長:175cm
  • 血液型:O型
  • 担当:サブラッパー
  • 所属グループ:WayV

淡麗な外見が印象的なヘンドリーは、マカオで生まれ育ちました。国籍はポルトガルだそうです。学生時代は北京に住んでおり、演技の勉強をしていたようです。SMルーキーズから選抜されWayVとしてデビューしました。

外見だけを見ると静かでおとなしい印象を受けますが、カメラを向けると変顔を惜しげもなく披露します。テンションも高く、WayVの元気担当でもあるルーカスが引いてしまうほど。また、一度喋ると止まりません。自分の気持ちを100%伝えたい様子がうかがえます。

MEMO

ファンの予想を上回る行動をすることから「変ドリー」と呼ばれることもあります。

ヘンドリーは、困っている人や頑張っている人を手伝うことが好きで、タイ人のテンが中国語を勉強している姿も見守ってきました。テンが「まだ中国語が上手じゃない」と自分のことを過小評価していましたが、そんなときもヘンドリーは「これから絶対上手になるよ」とポジティブな言葉を投げかけていました。

メンバーに対してもポジティブな言葉を言い続けています。クンと互いをいじるゲームをしたときも、ヘンドリーは悪口を言いませんでした。ヘンドリー曰く「短所も長所に変えられれば喧嘩も起きず平和になる」とのこと。ゲームは成り立ちませんでしたが、ヘンドリーの考え方が垣間見れる瞬間でした。

ヘンドリーは低音を活かしたラップが魅力です。ラップもゴリゴリのラップというよりは歌うようなラップを披露します。一瞬ヘンドリーの担当はなんだろう?と忘れてしまうほど。ボーカルとラップのちょうどいい部分を持っていると感じます。

普段は元気いっぱいのヘンドリーですが、カメラが回るとカリスマ性あふれる姿に切り替えることができます。さすがアイドル!!たくさんの魅力を持ったメンバーです。

Yangyang(ヤンヤン)

  • 本名:リウ・ヤンヤン
  • 生年月日:2000年10月10日
  • 出身地:ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 デュッセルドルフ
  • 身長:−cm
  • 血液型:O型
  • 担当:メインラッパー、サブダンサー
  • 所属グループ:WayV

ドイツ人と中国人の両親を持つ中国系ドイツ人です。ヤンヤンはアイドルに憧れていたとか、歌手になりたかったということではなく、ちょっと変わった理由でSMエンターテインメントの練習生となっています。

学生時代、バスケットボールで大怪我をしたヤンヤンは、手術をしたときに自分がステージに立っている夢を見たそうです。そのことがずっと頭に残っており、オーディションが台北で開催されることを知り、わざわざドイツから台北へ渡ってオーディションを受けて合格しました。

オーディションではラップを披露しただけでダンスは踊れなかったけど合格したとのこと。もし、その夢を見なかったら今ここに自分はいなかったとまで話しています。すごい運命だと思いませんか?

しかも、オーディションでは踊れなかったヤンヤンが、今やダンススキルが高いWayVとして他のメンバーと同じパフォーマンスをしていることも驚きです。どれだけの努力を重ねたのでしょうか。

ヤンヤンの特技はバイオリンを弾くことです。また、ドイツ語、中国語、英語、韓国語、スペイン語の5ヶ国語が話せるマルチリンガルです。しかも、少しだけ話せると言うレベルではなく全て流暢に話すことができます。これから海外での活動も増えるでしょうから、ヤンヤンの語学力は頼りになりそうですね!

WayVではマンネ(末っ子)のヤンヤンですが「マンネオントップ」です。末っ子メンバーがグループの中で一番権力を持っていることを表す言葉なのですが、可愛らしい笑顔をしながら毒舌を発します。

ウィンウィンは「見た目は天使だが中身は小悪魔のようだ」と語っていました。末っ子が好き勝手できるのは、優しいお兄さんたちに囲まれている証拠だと思います。

旧メンバー

LUCAS(ルーカス)

  • 本名:ウォン・ユッケイ
  • 生年月日:1999年1月25日
  • 出身地:香港 特別行政区新界沙田
  • 身長:184cm
  • 血液型:O型
  • 担当:リードラッパー
  • 所属グループ:WayV、NCT U

ルックスの良さもあり、デビュー前からファンを持っていたというルーカスは、SMエンターテインメントのギャップ王と言ってもいいくらい見た目と中身のギャップが激しいメンバーです。

黙っていると怖そうだったり近づきにくそうな印象が強いのですが、ポジティブ人間であり、どんな雰囲気でも一気に明るくしてしまう元気担当のメンバーです。常にニコニコしており、こちらまで笑顔になってしまいます。

ルーカスの性格は豪快で、やりたいことは遠慮しないでやる!という考えを持っています。そのため「〜해야지(しなきゃ)」「〜해야돼(するべきだ)」という言葉をよく使っています。その考えを持っていたからこそSMエンターテインメントの練習生になれたし、若いながらも第一線で活躍し続けられるのではと思います。

また、子供がそのまま大人になったかのような純粋さを持っており、笑った顔は子供のように無邪気です。正直で嘘がつけないところも色々な人から愛される理由だと思います。ファンからの言葉に感動して涙してしまうこともあり、感受性豊かな性格です。

MEMO

ルーカスは他のユニットでも活動しているため、WayVのメンバーと離れて活動している間も常に連絡を取り合うくらいWayV愛が強いメンバーです。

常に明るく、メンバーやファンを笑顔にしているルーカスですが、音楽のスイッチが入ると別人のように変化します。クールな表情に変わり、カリスマ性あふれるパフォーマスを見せてくれます。WayVではセンターにいることも多く、ルーカスを最初に覚えたという人もいると思います。

ルーカスはラップ担当で、韓国語と英語をMIXしたラップを披露するのですが、リズム感がいいので、耳にスーッと入ってくる自然なラップに感じます。

また、語学が堪能なルーカスは韓国語や英語、中国語、日本語を話すことができます。わからない言葉があると他の言葉とミックスして話したり、ユーモアのある話し方をします。NCTには様々な国のメンバーがいるので、ルーカスの語学力は大きな力となっていると思います。

2021年に、ルーカスの女性スキャンダルが発覚してしまいます。「ルーカスが複数の女性と交際していた」「その中にはルーカスのファンだった女性もいる」など、様々な情報がインターネット上に飛び交いました。

ルーカスは自身のSNSに今回のスキャンダルに対しての謝罪と、反省する期間を儲けるためにグループ活動を休止することを発表。ルーカスはNCTやWayVといった大人気グループの一員だったこともあり、ファンの間にも衝撃が走りました。

その後、約1年後に自身のSNSを更新。「ついに始動するのか?」と、ファンの期待も高まりましたが、2023年5月にNCTとWayVからの脱退と、個人で活動していくことを発表しています。

MEMO

ルーカスはSuper Mのメンバーでもありますが、こちらの活動については現時点で言及していません。

WayVのおすすめ曲

WayVの曲は中国語なのですが、中国語の響きが心地よく、中毒性を持っています。今まで中国語の曲を聞いたことがない人たちにも興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。

また、WayVの動画にはMVのほかにパフォーマンス動画があるのですが、今回は「Take Off」のパフォーマンス動画をMVと一緒に準備しました。彼らのパフォーマンスを丸々1曲分楽しめる動画になっているので、こちらもぜひ見てみてください!

无翼而飞 (Take Off)



2019年5月に発売された1stミニアルバム「Take Off」のタイトル曲です。

「Take Off」の言葉通り、飛行機をイメージした振り付けが印象的です。イントロから強い曲調の印象を受けますが、サビになるといい意味で力が抜けたようなメロディーに変わります。プラスしすぎない、うまく引き算ができた曲調だと感じます。

爱不释手 (Let Me Love U)


2019年5月に発売された1stミニアルバム「Take Off」に収録されています。

普段はカリスマ性を前面に出したMVで魅了してくれるWayVですが、このMVでは素のWayVを見ることができます。「WayVってこんなグループなんだよ」というのが一目でわかるMVだと思います。メンバーの可愛らしさを堪能してください!

天选之城 (Moonwalk)


2019年10月に発売された2ndミニアルバム「Take Over the Moon」のタイトル曲です。

「Take Off」とは反対に、静かに始まってサビで爆発する曲調になっています。ラップが多めなのですが、ラップ担当ではないメンバーも歌い方をラップに近づけています。

途中でダンスパートがあるのですが、そのパフォーマンスがめちゃくちゃかっこいい!!ぜひMVで見てほしいと思います!

秘语 (Love talk)


2019年10月に発売された2ndミニアルバム「Take Over the Moon」に収録されています。

ミディアムテンポの曲調で、ボーカルラインがメインとなっています。しかし、後半で連続したラップが入ることによって曲が引き締まって聞こえます。

MEMO

この曲には英語版もあるので、聞き比べてみても面白いと思います。

超时空 回 (Turn Back Time)


2020年6月に発売された1stフルアルバム「Awaken The World」のタイトル曲です。

最初から最後までパフォーマンス力全開で、かっこいい1曲となっています。歌もラップもダンスも全てが完璧!言うことなし!というくらいWayVの良さが全部出ている曲だと思います。

「出発」「未来」といった、新しいスタートに向けてのキーワードが散りばめられている歌詞で、WayVが世界へ向けて羽ばたいていく決意が感じられます。

まとめ


WayVの魅力は、楽曲の良さはもちろん、パフォーマンスや歌唱力が全て最高のレベルを維持し続けていることだと思います。聞けば聞くほどハマる曲調と、メンバーそれぞれの個性が光っていて、誰が欠けてもWayVは存在しなかっただろうなとさえ感じました。

テンやウィンウィンというダンスのスペシャリストや、マルチリンガルのヤンヤン、完璧なルックスと魅力的なラップを奏でるルーカスとヘンドリー、歌うことが大好きで高い歌唱力を持つシャオジュン、歌やダンスの他にも振り付けや映像制作などマルチな活動ができるクンと、個人でも十分活躍できるメンバーが7人も集まっています。

それほどまでに実力があるメンバーなのに、普段は賑やかすぎるくらい騒ぐのが大好きな男の子たちになってしまう。そのギャップがたまらなく良い!!

今後も世界へとステージを広げてWayVの活動は続いていくでしょう。まだ未知の可能性を秘めた彼らを今以上に応援していきたいと思います!

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