日本国内だけではなく、海外でも幅広い人気を誇るきゃりーぱみゅぱみゅ。そんな彼女の”不思議”に包まれたプロフィールと魅力を徹底解説。
きゃりーぱみゅぱみゅさんって、歌にファッションにいろいろ大人気。
でも意外とどんな人なのかは知らないなあ。
日本を代表するアーティストだよね!
今回は、基本情報から現在の活動まで徹底解説するよ!
日本国内にとどまらず、海外にもファンの多いきゃりーぱみゅぱみゅさん。
まるで絵本の中から飛び出したような世界観のルーツ はどこにあるのか? そもそも「きゃりーぱみゅぱみゅ」とは何者なのか?
本日は、不思議 という名のベールに包まれたきゃりーぱみゅぱみゅさんについて紹介させていただきたいと思います!
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目次
きゃりーぱみゅぱみゅさんの経歴紹介
1993年1月29日に誕生したきゃりーぱみゅぱみゅさん。名前が長くて言いにくい!!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は彼女の本名はもっと長いんです。本名は「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ 」です。
ほら、「きゃりーぱみゅぱみゅ」って言いやすくなったでしょう?
名前の由来
昔から外国人が着るようなファッションが好きで、金髪のウィッグを被っていることがあったため友達から「きゃりー」と呼ばれていたようです。
それが由来となっているみたいですね。
では、「ぱみゅぱみゅ」はなんなのさ?という疑問が浮かんできますね。
こちらはお笑い芸人サバンナ・八木さんの一発ギャグ「ぱみゅ」 の響きが可愛いということが由来のようです。
きゃりーの子ども時代
子供の頃は母親からの門限制限など、厳しい家庭で育ったきゃりーさん。
母親とは反対に父親はとても優しい人だそうです。バランスの取れた両親だと本人も語っているほどです。
中学時代は陸上部に所属し、人前に出ることが苦手で引っ込み思案な性格 だったそうです。
また、高校時代は携帯電話の使用や化粧も禁止されていたとか。現在では自由なイメージがある彼女からは想像ができませんね。
高校時代はお笑いに興味があったということで「お笑い研究会 」に所属していたそうです。
文化祭ではコントを披露していたとか。そのおかげで、きゃりーさんは学校中の有名人になったそうです。
有名になった理由は他にもありました。高校1年生のときから「KERA」「Zipper」「HR」などのファッション雑誌で読者モデルをしていました。
女子中高生に人気の雑誌でしたから、すぐに人気者になったようです。
きゃりーぱみゅぱみゅ、始動
高校卒業を控えた頃、perfumeのプロデューサーである中田ヤスタカ さんとクラブイベントで出会います。
歌手デビューを勧められたことがきっかけとなって2010年3月30日、「ミラクルオレンジ 」という曲をリリースしました。
2011年5月にワーナーミュージック・ジャパンからのメジャーデビューを発表。
8月にミニアルバム「もしもし原宿」で正式にデビューしました。
収録曲である「PONPONPON」がiTunesで世界23カ国に配信され、フィンランドとベルギーのエレクトロランキングで日本人最高の首位を獲得しました。
その後日本の番組に出演し、「PONPONPON」を初披露しましたが当時の世間の反応は、きゃりーさんのファッションに驚く人、曲が可愛いと絶賛する人 と賛否両論でした。
ビビットでカラフルなファッションや曲は当時、絶大なインパクト を放っていました。
それに対しネガティブな反応もありつつも、きゃりーさんの快進撃は止まりませんでした。
きゃりーの快進撃
2012年にはCDシングル「つけまつける」をリリースし、この曲はiTunesで世界73カ国で先行配信されました。
日本では週間オリコンチャート7位を記録、フィンランドでは1位、ベルギーでは3位、アメリカではエレクトロニックアルバムチャートで邦楽アーティスト最高記録の2位を記録しました。
またこの曲のMVでは真似したくなるようなダンスが目を引きました 。
同年2月には初ワンマンライブ「もしもしクアトロ」を開催。
5月にファーストアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」をリリースすると週間オリコンチャート初登場2位を記録しました。
iTunesでは総合1位を獲得し、20万枚超えを記録するアルバム となりました。
そして、この年の紅白歌合戦に初出場し、全国的人気を獲得するまでになりました。
本人が出演するCMも放送されるなど、きゃりーさんの個性的ファッション や音楽が日本に定着し、きゃりーさんのファッションやメイクを真似する女の子たちが増えてきたように感じました。
日本規模から海外規模へ
2013年は海外での活動も増えています 。
海外では「kawaii 」が日本のカルチャーを表現する1つのワードとなり、日本のファッションやコスメが話題となりました。
「kawaii 」を体現しているきゃりーさんは海外でも絶大な人気を得ました。
特にレディー・ガガ、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデなど海外の歌姫たちがきゃりーさんを絶賛 。
Twitterできゃりーさんを取り上げ、それを見たファンたちがきゃりーさんを知り、彼女の音楽やファッションを真似していく。そんな素敵なファンの輪が広がっていきました。
それを証明するかのように、この年に発売されたアルバム「なんだこれくしょん」はオリコンデイリーチャート1位を獲得。
それと同時に今まで発売された楽曲MVのYouTube再生数がぐんぐんと伸びていきました。 同時に今まで発売された楽曲MVのYouTube再生数がぐんぐんと伸びていきました。この結果は日本国外からのアクセスの多さも関係していたようです。
2014年には再度ワールドツアーを開催しました。このツアーはシアトルを拠点にスタートし、世界11か国19都市 で行われました。
7月に発売された3枚目のアルバム「ピカピカふぁんたじん」はCD盤が世界4大陸・15か国で発売され、アジアはもちろん、ヨーロッパやイギリスなどでもランキング上位を獲得しました。
この結果は日本人アーティストでは異例の事態 だったようです。
2016年にデビュー5周年を迎えたきゃりーさんは展覧会を開催。この展覧会は今までのCDジャケットデザインや、以前発売されたフォトブックの未公開写真や衣装、ウィッグなどが展示されました。
普段見ることができない貴重な展示を間近で見られるということでファンとしては足を運びたい場所になったのではないでしょうか 。
きゃりーぱみゅぱみゅの現在地
しかし、世界的人気となっていた「原宿系ファッション」「kawaii文化」は次第に陰りを見せることとなってしまいます。
原宿系の代表的な雑誌が次々と休刊となってしまったのが原因のようです。それと同時にきゃりーさんのファッションや音楽も変わっていくこととなりました。
2018年頃からはメイクやファッションは原宿系からナチュラル系へと変わり、仕事もバラエティ番組への出演やナレーションの仕事もこなすようになってきました。
音楽性も変わっていきます。4年振りに発売されたアルバム「じゃぱみゅ」では、以前は派手でカラフルでポップなイメージを持つ曲が多かったのですが、特徴でもあったテクノ調を大人っぽく仕上げた曲が増えたと感じました。
ただファッションも仕事も音楽も決してネガティブな変化ではなく、大人へと成長したきゃりーさんの新たな魅力だと思います。
これからも変化を恐れず、きゃりーさんらしい景色見せてほしいと思いますし、必ず見せてくれるという確信すら感じています。
きゃりーぱみゅぱみゅさんの魅力とは?
きゃりーさんの魅力は、誰もが予想しないことを平然とやってのけるアイディア性や意外性ではないでしょうか。もちろんそこには不安もあると思います。
ですが、自身が今やりたいことをそのまま実現していると感じました。
音楽も魅力がたくさんあります。外国人が好きな「原宿」「忍者」「つけま」など日本を感じるワードを歌詞に盛り込んでいるので日本語はわからないけれど、口ずさみたくなるというような曲が多いですね。
それを体現したのがYouTubeの「歌ってみた」の動画だと思います。
海外のファンがきゃりーさんの歌を歌って踊っている動画が数え切れないほどYouTubeにアップされています。
日本には行ったことがないけれど、きゃりーさんの歌を歌うと「日本」が近く感じられ、「kawaii文化」を自国にいながら感じられる。それがきゃりーさんの音楽の魅力ではないでしょうか。
海外での人気の理由はiTunesやYouTubeなど世界と繋がるメディアを利用し、楽曲を配信したことだと思います。今までは音楽をCDで発売するのが主流だった音楽業界でしたが、インターネットを使った販売方法や宣伝方法をいち早く取り入れていたような気がします。
年齢を重ねるごとにファッションや音楽が変わっていくこともポジティブな変化と捉え「デビュー当時は、あまり曲を聞かなかったけど、今になってよく聞くようになった」という新たなファンを獲得しています。
きゃりーさんはデビュー当時に自分のファンだった子が一緒にお姉さんに成長し、その成長した姿でまたライブに来てくれることが嬉しいとインタビューで語っています。
新たな変化を恐れず、常に自分がやりたいことを実現している姿がかっこいいと思います。
きゃりーぱみゅぱみゅおすすめ曲紹介
数あるヒット曲の中でも、きゃりーさんを代表する曲を紹介したいと思います。
⒈PONPONPON
2011年7月20日に配信としてリリースされた曲で、きゃりーぱみゅぱみゅさんが始動した曲です。この曲はバラエティ番組でパロディ化されるなど、大ヒットしました。
可愛いダンスと曲の中毒性が何回も頭の中をリピートする曲 可です。きゃりーさん自身を表しているようなカラフルなMVと一緒に聞いてみてください。
⒉つけまつける
2012年1月11日にCDとして初めてリリースされたシングルです。この曲できゃりーさんのことを知った人も多いのではないでしょうか?
つけまつ毛を曲にしてしまうなんて大胆すぎる!という印象がありましたが、当時の流行や覚えやすい歌詞、メロディーがヒットにつながったのかもしれません。
このMVは「SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS」で年間最優秀賞作品 である「BEST VIDEO OF THE YEAR」に輝きました。
⒊ファッションモンスター
2012年10月17日にリリースされた3枚目のシングルです。ポップの中にもロックを感じるかっこいい曲 となっています。
「だれかのルールにしばられたくはない」「鉄の首飾りをはずしてただ自由に生きたいだけ」という人と同じは嫌だ、自分の好きに生きたいと感じさせる歌詞にも注目です。コンサートではサビの振り付けを是非一緒にやってみてください!
まとめ
自分が好きなものを音楽と映像、ファッションに乗せて世界中のファンを虜にしたきゃりーぱみゅぱみゅさん。
時代や年齢と共に変わっていくこともありながら、変化を楽しむきゃりーさんの考えを知って、今後の活動がますます楽しみになりました。
「 年齢を重ねても、そのときの判断で決めていきたい。先のことはあまり考えていない」とインタビューで語っていたこともあるきゃりーさん。
変化をしながらも、どこかで「まだ誰も挑戦したことがないことをしてくれるのでは」と期待してしまう自分がいます。
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