Superfly|デビュー15周年を迎える日本を代表する歌姫の経歴とおすすめ曲とは?

Superfly|デビュー15周年を迎える日本を代表する歌姫の経歴とおすすめ曲とは?

日本を代表する歌姫・Superfly

彼女の魂込められたパワフルな歌声は、これまで日本中を元気付けてきたことはもちろん、今なお私たちに勇気を与えてくれます。

今回の記事では、そんなSuperflyについて徹底解説していきます。

最後におすすめ曲も紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。

Superflyのプロフィールは?

  • ボーカリスト・越智志帆によるソロプロジェクト
  • 1984年2月25日生まれ 愛媛県出身
  • 2007年デビュー
  • 2022年でデビュー15周年を迎える

デビュー当時はギタリスト・多保孝一ボーカル・越智志帆の二人組ユニットだったSuperfly。

デビューから半年後、多保がコンポーザーとして裏方にまわることとなって以降越智のソロプロジェクトとして現在まで活動を続けています。

1960〜70年代の洋楽風の曲調に、邦楽ポップスを融合したようなオリジナリティ溢れる楽曲は、多くの人に愛されています。

そして何より、圧倒的な歌声とパフォーマンスが彼女の最大の武器。

それは決して才能だけでなく、彼女の努力や、音楽に対する真っ直ぐな姿勢と情熱から生まれています。

そんな彼女はまさに「超カッコいい」という意味の「Superfly」の名前がぴったりです。

2007年のデビューからまもなく15周年を迎える彼女。

その歌声を生かした壮大な楽曲やメッセージ性の強い歌など、これまでの型にはまることのないオールジャンルの楽曲制作と演奏を通じて、彼女にしかできないパフォーマンスを披露し、ますます進化を続けています。

Superflyの経歴は?

結成からデビューまで

デビュー当初、メンバーだったギタリスト・多保孝一ボーカル・越智志帆は、松山大学の軽音楽サークルで出会いました。

70年代の洋楽が好きだった多保と、合唱団やバンドの経験から歌うことが好きだった越智。2人はユニットを組んで、フィンガー5などのカバーをしていたそうです。

その後、多保が組んでいたバンドに越智をボーカルに迎え、オリジナル楽曲の制作・演奏をスタート。

他のメンバーの出入りが激しかったり、長続きしなかったりと苦労したものの、それでも2人はぶれずに活動を続けました。

そして東京のライブハウスに出演するチャンスを得ると、少しずつ音楽業界へと彼らの噂は広がっていき、デビューへと繋がっていくこととなります。

デビューから活動休止まで

2007年4月、Superflyはシングル『ハロー・ハロー』でメジャーデビューを果たしました。

デビュー数日後、なんといきなりミュージックステーションの3時間スペシャルに出演。期待の新人としては十分すぎるほど圧倒的なパフォーマンスを披露し、日本中にその存在感を示しました。

同年11月、多保は裏方として越智を支えたいと、ユニットを脱退。Superflyは越智のソロプロジェクトとなります。

その後シングル楽曲をどんどんリリースし、2008年5月にはあの名曲『愛を込めて花束を』などを収録した1stアルバム『Superfly』を発売。自身初のオリコンチャート1位を記録します。

こうしたインパクト抜群のデビュー直後から、Superflyは飛ぶ鳥を落とす勢いで、国民的アーティストとしての階段を登っていくこととなりました。

また、彼女の歌は海外でも注目を集め、オーストラリアの人気バンド・JETとのコラボ楽曲リリースや、ウッドストックの40周年記念イベント「Heroes of Woodstock」への日本人初出演を果たしています。

Superflyの主な活躍 その1(2016年7月の活動休止まで)

  • 2008年2月 『愛をこめて花束を』:「エジソンの母」主題歌
  • 2009年5月 『My Best Of My Life』『Alright!!』:「BOSS」主題歌
  • 2009年7月 『やさしい気持ちで』:めざましテレビテーマソング
  • 2009年9月 2ndアルバム『Box Emotions』:オリコンアルバムチャート1位
  • 2009年12月 初の武道館ライブ
  • 2010年1月 『My Best Of My Life』:第82回選抜高等学校野球大会入場行進曲
  • 2010年5月 『タマシイレボリューション』:2010年度NHKサッカーテーマソング
  • 2010年7月 『Wildflower』:ドラマ「GOLD」主題歌
  • 2010年10月 『Beep!!』:映画「漫才ギャング」主題歌
  • 2011年6月 3rdアルバム『Mind Travel』:オリコンアルバムチャート1位
  • 2012年7月 トータス松本とのコラボ楽曲『STARS』を発表
  • 2012年9月 4thアルバム『Force』:オリコンアルバムチャート1位
  • 2013年9月 ベストアルバム『Superfly BEST』:オリコンアルバムチャート1位
  • 2015年5月 5thアルバム『WHITE』リリース
  • 2015年12月 第66回NHK紅白歌合戦に初出場(曲目『Beautiful』)

めざましい活躍を続け、誰もが知る日本を代表するアーティストとなったSuperfly。

しかし2016年7月、喉の不調で治療に入ることを発表。決まっていたライブは全てキャンセルされ、ファンの間でも心配の声が募ります。

そしてここから約1年8ヶ月の長期休養に入ることになりました。

MEMO

復帰後のインタビューでは、喉の不調だけでなく、精神的に疲労を感じていて「歌や歌詞を作ることができなくなってしまった」という状況だったことを赤裸々に語っています。

活動再開から現在まで

2016年の活動休止から約1年8ヶ月後の2017年11月、ファン待望のSuperflyの復帰ライブが行われました。

デビュー10周年を記念して「Superfly 10th Anniversary Premium LIVE “Bloom”」と銘打たれたこのライブは、コンサートホールでのオーケストラ編成、さらに全国の映画館で生中継されるなど、スペシャルな要素が満載。

MEMO

復帰ライブには、トレードマークだったロングヘアをばっさりと切ったベリーショートヘアで登場し、ファンを驚かせました。

同年12月末には、2回目となる第68回NHK紅白歌合戦に出演。『愛をこめて花束を』を歌い上げ、日本中に元気な姿と歌声を披露しました。

彼女の歌声を待ち望む声に応えるように、数々のタイアップを担当したり、アリーナツアーで日本中をまわったり、現在も精力的に音楽活動を続けています。

復帰後、歌声の素晴らしさはもちろん、笑顔あふれる表情が一層印象的になりました。これからもその最高の歌声を響かせ続けてほしいですね。

MEMO

プライベートでは、2018年4月にフジファブリックの金澤ダイスケとの結婚を発表しました。

Superflyの主な活躍 その2(2017年の復帰から現在まで)

  • 2017年12月 第68回NHK紅白歌合戦に出場(曲目『愛をこめて花束を』)
  • 2018年10月 『Gifts』をNHK全国合唱コンクール 中学生の課題曲に書き下ろす
  • 2018年12月 第69回NHK紅白歌合戦に出場(曲目『Gifts』)
  • 2019年4月 『覚醒』『氷に閉じこめて』:映画「プロメア」主題歌
  • 2019年4月 『Ambitious』:「わたし、定時で帰ります。」主題歌
  • 2019年9月 『フレア』:NHK連続テレビ小説「スカーレット」主題歌
  • 2019年12月 第69回NHK紅白歌合戦に出場(曲目『フレア』)
  • 2020年12月 第70回NHK紅白歌合戦に出場(曲目『愛をこめて花束を』)

あわせて読みたい!

Superfly・おすすめ曲

愛をこめて花束を

2008年2月リリースの4thシングルです。

2021年10月1日時点でYouTubeでのMusicVideoの再生回数は1.3億回を記録しており、Superflyの代名詞的楽曲といっても過言ではないでしょう。

壮大なメロディと「大切な人に花束を届けにいく」という感動的な歌詞の世界観、そしてそれをソウルフルに歌い上げるこの曲は、今でも多くの人に愛される楽曲となっています。

結婚式などでもよく歌われるというこの曲。きっとこれから先もたくさんの人に愛され、聴き継がれていくに違いありません。

タマシイレボリューション

NHKの2010年度サッカーテーマソングに起用され、デジタルリリースされた楽曲です。この曲を聴くと「サッカーの映像が浮かぶ」という方も多いのではないでしょうか。

FIFAワールドカップはもちろん、Jリーグや日本代表戦など、さまざまな中継でこの楽曲が使用され、試合を大きく盛り上げました。

越智が作詞・作曲をしたというこの楽曲。最初から最後までロックな曲調とパワフルな歌声がフルスロットルで続いていき、聴いているだけで気分が上がります。

特に日本中が非常に盛り上がったワールドカップの思い出と共にある1曲として人気で、「この曲を聴くとあの感動と熱狂が蘇る」「ワールドカップのテーマソングはずっとこれでいい」などの声があがるほど愛されている1曲です。

Wildflower

2010年9月1日リリースの10thシングル楽曲です。天海祐希主演ドラマ「GOLD」の主題歌としても話題を集めました。

印象的なギターのフレーズから始まり、切ないメロディからサビで一気に花開くようなドラマチックな曲展開は非常に感動的。「荒野に強く咲き誇る花のように強く生きていこう」という気持ちが込められた1曲となっています。

人の孤独に寄り添いながらも背中を強く押してくれる、Superflyの名曲の一つです。

Beautiful

2015年5月リリースの5thアルバム『WHITE』に収録された楽曲です。木村文乃主演ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」の主題歌にも起用されました。

「世界で一つの輝く光になれ」というサビの歌詞からもわかるように、聴くものに元気と勇気を与えてくれる1曲で、曲のタイトル通りの非常に美しいメロディも印象的です。

かつてドラマ主題歌として話題になっただけではなく、リリースから時間が経った今でもCMソングなどでこの曲が使われるなど、長く愛される楽曲となっています。

覚醒

2019年6月リリースの25thシングル『Ambitious』のカップリングとして収録された楽曲です。映画「プロメア」の主題歌として書き下ろされました。

冒頭、しっとりとジャジーに歌ったかと思えば、一気に曲調がガラッと変わり、パワフルな歌声で複雑なメロディを完璧に歌い上げるパフォーマンスはまさに圧巻。

思わず1曲聴き終わったあと「超カッコいい!」と声が出てしまうほど、Superflyの表現力の高さとボーカリストとしての実力に圧倒される1曲です。

最新情報

デビュー15周年記念日に新曲「Voice」配信リリース

Superflyが、デビュー15周年記念日となる4月4日に、新曲「Voice」を配信リリースします。

NHK「SONGS」で新曲「Voice」を初披露

SuperflyがNHK「SONGS」で新曲「Voice」を初披露します。

番組内では夏木マリや吉岡聖恵の証言VTR、さらに初出し自撮り映像のオンエアもあるということで、これまで見ることのなかったSuperflyの一面を見ることができそうです!

Superfly まとめ

数々の名曲で日本中へ元気と感動を与えてくれるアーティスト・Superfly

誰よりも音楽と真摯に向き合う彼女だからこそ、こうして人々に愛される音楽を生み出し、そして歌で表現できるのでしょう。

「日本の宝」とも言える素晴らしい歌声を、これからも響かせ続けてほしいです。

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