「ん?これは同じアーティストの曲?テイストも声も違いすぎない?」
なんて、聴く人みんなが驚かされるであろうアーティストがいます。
その名もYOAKE(よあけ)。
最近じわじわと注目を集めているものの、その素性はよくわかっていません。
なぜこんなにも楽曲ジャンルの幅が広いのか、彼らの実態や経歴、人気曲とともに解説します!
目次
YOAKEとは?
早速「ねぇ」をTikTokで使ってくれてありがとうございます!
是非みなさん使ってくださーい!https://t.co/L7s90VWEms#YOAKE #ねぇ pic.twitter.com/FCphj7zoaq— YOAKE (@YOAKE_FAMILY) April 16, 2022
YOAKEは2020年から活動しているアーティスト。
といっても、彼らの実態は普通のアーティストとはやや異なります。
なんと、彼らには固定のメンバーがいないのです!
つまり毎回編成が変わる“実態のないアーティスト”ということ。
そのためホームページでも彼らの活動は「プロジェクト」と銘打たれています。
また、固定メンバーがいないため素顔は非公開。
「正体不明のアーティスト」と表現されることがありますが、正体不明というよりは「正体がない」と表現する方がしっくりくる存在かもしれませんね。
先日、シンガーソングライター・優里のYouTube公式チャンネルに、YOAKEの楽曲「ねぇ」の歌い手が登場。
しかし顔が映ることはなく、ずっとフードを被っていたため素性は不明のままです。
YOAKEの魅力
遂に発表!
新曲『ぎゅ』が8月31日にデジタルリリース決定!
お楽しみに!YOAKE「ぎゅ」8月31日0時より各サイトより配信開始https://t.co/YeWP0s1EFk#YOAKE #ぎゅ pic.twitter.com/ADFmalp1Vr
— YOAKE (@YOAKE_FAMILY) August 24, 2022
YOAKEの魅力といえば、楽曲ジャンルの幅広さ。
表現力豊かなバンドは他にもいますが、彼らは楽曲ごとにボーカルが異なるため「別のアーティスト?」と思うほど毎回印象が異なります。
確かに、別のアーティストといえば別のアーティストといえそうな気もしますが…。
また、公式ホームページでは作詞作曲やトラックメイカーも募集されていることから、作り手も毎回異なると予想されます。
そのため今後も聴いてすぐに「YOAKEの新曲かな?」とわかるような楽曲がリリースされることはないでしょう。
それだけに、今後の展開を待ち遠しく思うリスナーも多いようです。
YOAKEは楽曲ごとにMVを公開するのも魅力の一つ。
楽曲の内容とリンクしているため、MVを見ながら聴くとさらに深く楽曲の世界観に浸ることができます。
YOAKEの経歴
YOAKEの活動期間は2022年10月時点でたったの2年未満。
まずは彼らが活動を開始したときから現在までの経歴を辿ってみましょう。
活動開始〜現在
YOAKEが活動をスタートさせたのは、2020年12月のこと。
TikTokとYouTubeに「Sunny」という楽曲を投稿したことが始まりでした。
たった60秒の動画だったものの、甘い男性ボーカル&アコースティックギターの優しいメロディが多くの人の心を鷲掴みに。
全く無名だったにも関わらず、再生回数は約1か月で7万回を記録します。
また、正体もよくわからなかったことから「一体何者なんだ!?」と注目を集めました。
その1ヶ月後、2021年1月になるとYOAKEの公式Twitterアカウントが登場。
それと同時に「Marry me」という楽曲が公開されます。
YOAKE official Twitter開設!
そして、JMS Official YoutubeとTikTokにてYOAKEの新曲”Marry me”MVを公開!YOAKE「Marry me」Official Music Video
YouTube:https://t.co/hKo1n3U97J
TikTok:https://t.co/t7w6HLdONi— YOAKE (@YOAKE_FAMILY) January 1, 2021
すると、前作に続き同曲を聴いたリスナーは大混乱。
曲調はもちろん、ボーカルも全く異なるため、ますます正体不明の存在として話題に。
続く2月、「Sunny」のフルバージョンと「Marry me」の配信を開始すると、ラジオ等でも楽曲がオンエアされるようになり、彼らの認知度はさらに高まり始めました。
「Marry me」は地方ラジオのパワープッシュソングにも選出されました。
その後3月には「ふぁなれない」、4月には「密です。」をリリース。
彼らの存在は音楽関係者の間でも話題になり始め、4月には人気シンガーソングライター・優里が“思わず歌いたくなった曲”として「ふぁなれない」を紹介します。
すると注目度はさらにアップ。
その後12月まで毎月新曲をリリース&MVを公開し続けたこともあり、彼らのSNSのフォロワー数や動画の再生数は一気に伸びました。
その人気を証明するかのように、2022年になると彼らの楽曲が続々と各種音楽チャートにランクイン。
TikTok上には彼らの楽曲を用いた動画が連日のように投稿されるようになります。
そして4月、ついにYOAKEのオフィシャルサイトがオープン。
ほぼ同じタイミングでリリースした楽曲「ねぇ」はSNSでさらに大きな反響を呼び、今では話題のアーティストとして多方面から注目されています。
注目の新プロジェクトスタート
YOAKEは2022年9月に、新プロジェクトをスタートさせます。
その名はなんと「YOFUKE(よふけ)」。
こちらは「夜に聴きたくなるようなサウンドイメージと歌×ラップ」をベースとする楽曲を展開していくもので、9月28日には早速第一弾となる楽曲「愛雨」が公開されました。
YOAKE同様、今後どのように活動していくのか期待が高まっています。
YOAKEの由来は正式には発表されていませんが、Twitterのプロフィール欄に「夜が明けるとき、僕らの歌は声になる」との記載があります。YOFUKEの存在やコンセプトから考えても、YOAKEは「夜明け」に由来するようですね。