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「君は天然色」(1981年)/大瀧詠一
大瀧詠一さんの大名盤「A LONG VACATION」の一曲目に収録されています。
アルバム発売から40年経った今でもテレビCMなどで耳にする機会があるので、世代を超えて知名度の高い曲ではないでしょうか。
作詞は、「はっぴいえんど」の頃からの盟友・松本隆さん。
松本さんは、当時、自身の妹さんが早世されてしまい、目の前の景色がモノクロームのように見えてしまった程に落ち込んでしまったそうです。大瀧さんに依頼されていた作詞を行うことも困難だったようですが、大瀧さんはそんな松本さんを気遣い、作詞ができるようになるまでいつまででも待つと伝えたそうです。
その後、松本隆さんは無事に作詞を手掛け、その歌詞に大瀧さんの美しいメロディーが付けられることになりました。色彩豊かに感じる大瀧詠一さんの音世界と、松本隆さんの切なくも美しい詩の世界観が奇跡的に融合した一曲です。
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「DOWN TOWN」(1975年)/シュガー・ベイブ
シティポップのアイコンともいえる山下達郎さんや大貫妙子さんが在籍していた伝説のバンドシュガー・ベイブ。
シティポップの原点と言うこともできるこのバンドは、アルバム一枚をリリースし解散。
短い活動期間ながらも、リリースしたアルバム「SONGS」は、欧米のロック・ポップスの影響を色濃く感じさせつつも、オリジナル曲の完成度・キャッチーさは、今聴いても全く古さを感じさせません。
リリース当時は、セールスこそ振るわなかったようですが、解散後の在籍メンバーのソロ活動の成功から、再評価が進み、今ではシティポップを代表するアルバムという評価を得ています。
まとめ
日本での流行から数十年という年を経て、世界を舞台に一大ムーブメントとなっているシティポップ。
今回はその入門編ともいえる代表曲を5つご紹介しました。
これらの音楽に影響を受け、現在のJ-POPシーンの第一線で活躍するアーティストは数知れません。
是非、そのルーツである70~80年代の音楽をさらに深堀りしてみてください!
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